”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

13日目:西赤石山

2006年05月22日 | bum
5時頃起床、テントは夜露で濡れていた。深夜に登山者の車が入って来たようで関東ナンバーの車が1台横に停まっていた。シニア夫婦で四国の山を梯子してるようだ、昨日は東赤石山に登ったらしい。お二人は準備してさっさと登って行った。天気は良さそうだ。パンとコーヒーの朝食を食べ、濡れたテントはこのまま置いて乾かそうという事になり、車の横に移動した。今日の登山者は我々と夫婦の2パーテイのみか・・と思っていたが、何の何の、下山してみたら、駐車場は満車、あふれた車が路上駐に10台ほどと停まっていた。


          <<登山口駐車場、トイレは工事中で仮設トイレが置いて有った>>


階段を登り登山道に入る、旧別子銅山の住居や、劇場跡等が次々と現れる・・・こんな山奥にかっては数千人が住んでいたらしい、苔むした石垣や建造物が昔の賑わいを物語っていたが、坑道等で不慮の死を迎えたであろう人々の亡霊が至るところに彷徨っていそうで、時々悪寒がした。こんな山は一人では登りたくない物だ。


               <<訪問してきた要人を接待する接待所跡>>


しばらく行くと広場と東屋が有り、ダイヤモンド水が噴き出していた。ダイヤを使った掘削金具が今もこの井戸の先端に残されている事から、このように呼ばれているらしい。相当の水量だ、この水をペットボトルのに補充した。



稜線に取り付いた頃より、天候の変化か・・風が強くなってきた。烈風とでも言うべき強風だ。時々帽子が飛ばされそうになる。山頂には地元の登山者が居り、展望の山々について、詳しく解説してくれた。ついでに集合写真のシャッターを押してもらった。この風はこの後下山するまでずっと吹いていた。そのうちに駐車場に放置してきたテントが心配に成る、後から登って来た登山者に聞いた所、テント・・「風で飛んで行ってたよ・」・とか・・・山の会からの借り物テントなので無くしたら大変だ。何とか近くに残っている事を祈りつつ下山。テントは駐車場の端の方に飛ばされて木に引っかかって居た、運良く破損も無く無事回収出来た。良かった!

テントも無事、可憐なあけぼのツツジにミツバツツジも見れて、大満足の山行であった。荷物整理し、関西組とはここで解散した。県道を新居浜まで走り、高速に乗り瀬戸大橋の与島でビール飲んで昼寝した。高速のetc深夜割引を使うべく、ノンビリ走り、午前1時頃2週間ぶりの自宅に無事舞い戻った。
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