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Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

6月議会閉会

2010-06-24 15:32:33 | 議員日記
 6月議会が閉会しました。

 NTT研修センタ跡地土地利用に関係する議案は、賛成多数で議決されてしまいました。

 議案第36号平成22年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)
は、UR独立行政法人都市再生機構の防災街区整備事業として、野球場跡周辺の7.3haを公園整備する為の19億円の債務負担行為

 議案第40号は、都市公園を設置すべき区域の決定について
は、URの防災街区整備事業として、戦争遺跡の格納庫や、陸上競技場跡のある大学南側17haを合わせて事業を行うけれど、南側は民間の土地なので、野球場跡周辺のみの公演整備とする

 議案41号は、特定交響詩瀬中工事の直接市施行の同意について
は、第40号の都市公園にかかる特定公共施設工事をURが直接施行すること


 公園のことを(仮称)鈴鹿市防災公園と行政側は表現しますが、資料には災害時半径2㎞の住民の避難地機能をそなえた公園と説明し、556万5千円もコンサルにかけて書いた公園概略図に災害対策本部と書かれていることにも気づかず、付近にある旭が丘小学校、鈴鹿高専の運動場の存在には一切触れないままの説明

 南側、NTT所有の土地と一体施行するのに、南側の開発計画の提示をしないままURの直接施行の同意を求めるのはおかしいという質問には、北側を御防災公園として整備すれば、「南側の土地の価値が上がる。」「NTTのために一体施行する」という信じられない回答

 鈴鹿市の誕生に関係する戦争遺跡の保存、生徒増で運動場の狭隘が問題となるであろう旭が丘小学校の運動場用地の確保はという質問に対し、遺跡は一部移動して保存、格納庫は写真で残し取り壊す、運動場用地として確保する気はないという回答

 結果的に、36号40号は反対8名。41号は反対10名で議決されてしまいました。

 最大会派の賛成討論は、①防災公園は必要。これは、避難地整備のレベルなのに…
②NTT所有の土地が切り売りされることを防げる。これは、市が全面購入することも含め時間をかけて跡地利用を話し合うべきだ。
③早期整備ができる。これは、今回の議案説明では何がでいるかわからないままでの同意になってしまう。
④防災街区整備事業手法がいい。これは、UR法の中に、施行のためには議会の承認が必要とあるのに、南側は議会の承認を取り付けたように見せかける議案提出の方法である

といったものでした。

私たちにできることは、今回の報告を市民の方一人でも多くの方に知らせる。
来年の市長選挙で、見直しをかける・・・・

議員、会派、議会、2元代表制の在り方等々、考えさせられた議会でした。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

敗戦

2010-06-23 05:28:31 | サッカー
 日本スポーツマスターズ2010サッカー競技東海大会が6月20日静岡県磐田市で開催されました。
1回戦は静岡県VS岐阜県、愛知県VS三重県でした。

 全国大会の開催県枠のある三重県は、予選に参加しなくても出場枠が1つありますが、あえて東海大会へ出場しました。
 
 スポーツマスターズという40歳代プレーヤーに、勝つことにこだわる大会への参加機会を与えることによる、各々の健康増進とシニア世代までプレーし続ける気持ちを持ち続けてもらうために。

 まさに、WHO世界保健機構の健康の定義「単に病気をしていないというだけでなく、社会的にも、心と体が元気に生活できている状態」を持続させるために、自分の体をいじめ、余分なものを削り落すためにはタイムリーな大会です。


 対愛知県戦は雨の中の試合となり、ボールが滑りやすいコントロールしにくい試合となりました。
1点を先取したのは三重県。右サイドからの絶妙なセンタリングをクリアーしようとした相手ディフェンスのオウンゴールでした。

 結果は、その後シュートまでいくもののゴールネットを揺らせない三重に対し、愛知は確実に2ゴールを決め、負けました。

 オウンゴールの後、たたみかけて攻撃する気持ちにできなかったのが敗因であると思っています。
25分ハーフという短い時間の試合の1点目を相手オウンゴールで取ったという、意地悪な勝利の女神のほほえみに、わき目も振らず、ゴールを目指す気持ちを持ち続けさせられなかった監督の采配に反省です。

 マスターズ大会は、選手の交代は自由です。交代した選手でも再びピッチに戻ることができます。そういったルールを利用してチームの気持ちのコントロールをしなければならないのが監督の仕事です。


 この悔しさを胸に、9月の全国大会までに「少しの我慢」を積み上げて欲しいと選手たちにお願いをしました。
食べ過ぎ、飲み過ぎをしない…我慢。今日は歩いてみようという我慢。あともう少し頑張ろうという、これでいいやと甘える自分に対する我慢…
こんな我慢を一つでも多く積み上げて行くことが、結局勝利の女神を味方にすることにつながるのだから…


 6月25日~27日は鳥取市で、全国シニアサッカー大会です。
選手で参加するので、優勝目指してプレーしてきます。


 マスターズ東海大会の三重チームには元プロ選手が一人参加してくれています。
ゴールをとるための姿勢、ボールを奪われない技術、奪いに行く気持ちの強さ等々
プレーヤーの鏡になっています。
その彼が、1-2の残り時間わずかな時にライン際のボールを相手よりも早く触るために力強いスライディングをして見事に奪取。そしてゴール前にセンタリングを上げました。
思わず「決めてやってくれ!」と叫んでしまう気持ちの入ったプレーでした。

 南アフリカで開催されているサッカーのワールドカップに世界中の人々が引き込まれるのは、あのプレーのように、彼の気持ちが伝わるからからではないかと思います。

 気持ちを込めてプレーする。大会前に大きな力をもらいました。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄


議員間討論

2010-06-08 15:34:41 | 議会活動
平成21年10月
 地方分権の進展に伴い、地方自治体の最終意思決定機関であり二元代表制を担う議会には、政策の決定、監視及び評価機能の一層の充実に加え、政策形成能力を求められている ことから、鈴鹿市議会全員協議会規定に基づき、議員間討議を実施すると決まりました。
市民本位の立場で、会派または会派を越えた議員として政策研究に取り組み、政策的条例の策定、市長に対しての政策提言等を行うことを目的とした議員間討議です。

5月14日
今年度の役員、委員会組織等が決まった後に、第1回目の議員間討議が行われました。

テーマは「NTT研修センタ跡地に計画された防災公園について」私の会派、「すずか倶楽部」の提案でした。

NTT研修センタ跡地は、24.9haありますが、そのうちの7.3haを防災公園に、残りの17.6haは、市街地整備するという3月議会の全員協議会での都市整備部市街地整備課の説明に対して、
17.6haの土地利用について、
(1)軍都として誕生した鈴鹿市の歴史が残る、第一鈴鹿海軍航空基地の正門、番兵塔、格納庫3棟(2つは3,200㎡、1つは1,600㎡)などの遺跡を残してほしいという市民運動がある
(2)半径2㎞範囲の防災公園でなく、平成33年に控えた三重国体の会場となりうる運動公園を併せ持つもっと大きな防災公園としての計画をしてほしい
(3)隣接する旭が丘小学校の生徒一人当たりの運動場面積は9㎡。鈴鹿市全小学校の平均は20㎡。人口増が予想される旭が丘地区の小学校の運動場の確保も必要
(4)市の計画する防災公園、URによる市街地整備を合わせた今回の計画を議会承認すると、17.6haの約半分が道路、調整池、公園等で減歩されてしまう

という4つの理由で、議会としての市長への計画見直し提言をお願いしたく議題提案させていただきました。

「NTT研修センタ跡地を市民のための利用を考えると全てを購入すべきだ」だという会派の意見をはっきり述べなかったために、議員間討議は深まることなく、現地視察をしてから再度討議をするか考えるということになりました。

6月議会に、防災公園街区整備事業の実施(防災公園整備と市街地整備部分を加えた19億円の債務負担行為の議案が上程されています。

議員間討議の継続に対する各派代表者の意見は、各派で考えればいいという会派が多く否決されました。

今回の議案は、緊急性が求められている問題であり、先送りする為に議会で議会案を作成する時間をつくってほしいという願いがあって議員間討議を提案しましたが、準備不足も否めなく、議案採決までに一人でも多くに理解してもらえるように活動をしていきます。

平成16年にまとめられたNTT跡地土地利用転換計画では、全体の土地利用について鈴鹿市も関与することになっていますが、現状は土地所有者のNTTと独立行政法人都市再生機構(UR)
の2社に丸投げしているようです。というのは、どうもUR側には、10年後に三重国体があることも、戦争遺跡の保存請願が出されていることも聞こえていないようなのです。

200人が特攻隊員として飛び立ったという航空基地。
鈴鹿市の誕生に大きく関係した記念公園として、祈念公園でもいいですね。
鈴鹿医療科学大学薬学部もあるので、東洋西洋医学の両視点から健康に取り組むこともできる。治療、リハビリ施設をおいて「鈴鹿市民の健康と平和祈念公園」とする計画を再提出させたいものです。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄

首相が二人いる!?

2010-06-06 18:25:34 | 出来事
6月4日に内閣を総辞職した鳩山首相
衆議院・参議院で首相指名選挙で選ばれた菅首相

皇居で天皇による首相任命式と
閣僚認証式を経て新内閣が正式に発足するまで

日本には今、二人の首相がいるということになる

憲法上は新首相が任命されるまで鳩山内閣が引き続き
「職務執行内閣」として存在しています

北朝鮮と韓国の緊張
中国の日本海への侵犯等々の有事
そして、東海・東南海レベルの地震などの自然災害が起こったとしたら・・・

はたして誰が指揮官となるのでしょうか

身内の小沢対策、参議院選挙対策で
国民を無視した組閣を行っている現状に気づいていますか?


鳩山首相は、辞め時まで見誤ってしまったのでしょう
しかし、国民のための政党と謳っている与党が選んだことです

マスコミも、だれが大臣に指名されるかの報道ばかりです
やはり、官房機密費で現金を受け取っているのでしょうか


一日も早く、国会議員の定数を減らしましょう。
国会議員一人当たりにかかる経費は3億円ほどだという情報もあります


私たちは、国の借金返済と、国会議員のために働いているのではないのです

私はちょっと怒っています!!

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

鈴鹿市議会22年度役員

2010-05-31 16:09:06 | 議員日記
5月14日に平成22年度の鈴鹿市議会役員が決まりました。

議 長 野間 芳美
副議長 大杉 吉包
そして、監査委員 後藤 光雄 です。

以上が選挙で選ばれた今年度3役です。

常任委員会
 総務委員会
       委員長  青木 啓文
       副委員長 薮田 啓介
 文教福祉委員会
       委員長  佐久間 浩治
       副委員長 森  しず子
 生活産業委員会 
       委員長  今井 俊郎
       副委員長 森田 治巳
 建設水道委員会
       委員長  小島 巧也
       副委員長 伊藤 健司
 予算決算委員会
       委員長  伊藤 寿一
       副委員長 杉本 信之

特別委員会
 議会改革委員会
       委員長  森  義明
       副委員長 中西 大輔

以上決定されました。
 こちらは、各会派、諸派の代表者が集まって委員長・副委員長を決めながら委員会メンバーを決定していきます。もちろん本人の希望を優先して。

その他、議会からの出向委員として、
    同和行政委員会委員に4名
    都市計画審議会委員に5名
    農業委員会に1名
    国民健康保険運営協議会委員に3名
    土地開発公社の監事
    事業管理公社の監事
    国際交流協会の理事
    社会福祉協議会の理事と評議員
等が決められました。

私は、監査委員のほか文教福祉常任委員会委員が、今年度の役割です。

特に気になることは、議会改革特別委員会が3年目を迎えますが、議会改革の方向性が見いだせるだろうかといったところ。
議長が1年で交代する現状を改革できるかどうかがカギだと思っています。
鈴鹿市議会議員 後藤光雄
  

子どもとスポーツ

2010-05-12 10:03:48 | 議員日記
5月3日に鼓白FC創立5周年記念大会に出かけました。

元全日本の小倉隆史選手などが育った白子サッカー少年団と鼓ヶ浦サッカー少年団が一緒に活動するようになって5年目の記念大会でした。

会場に、1968年メキシコオリンピック銅メダリストの鎌田光夫さんが、メダルを持参して下さり、まだ生まれていなかったお父さんお母さんと一緒に子どもたちも目を輝かして見せていただきました。

子どもたちに一言ということで、
サッカーを通じて得た経験と、友達がたくさんできたことを話し、「一日でも早くスポーツを始めよう。一日でも長くスポーツを続けよう。スポーツを人生の友に!」というドイツのスポーツクラブに掲げられている言葉を紹介しました。

それと、鎌田さんのように日本の代表として戦うことや、三重県、鈴鹿市の代表として戦うことだけじゃなく、チームのために、応援してくれるおうちの人のため、試合に出られない人のために、そして何より負けたくないという自分のために、思いっきりプレーしてください。とお願いをしました。

何かのために、戦う。

守るもののために、戦う。

守るものがあるから、戦えるとも言えるのではないでしょうか。

倒れこむほどに、精魂こめて戦うという経験を、是非一人でも多くの子どもたちに体験させてあげて欲しいと思う。

それができる鈴鹿市であってほしい。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

子どもたちへ

2010-04-30 14:16:32 | 語呂・語録
 いつの事だったか忘れましたが、
NHKの番組の中での言葉が耳に残っています。

---子どもたちへ---

今しっかりと 子どもの時間を楽しんでおきなさい

大人になったとき 老人になったときに

自分を支えてくれるのは

今の あなたなんだから・・・



といった内容だったと記憶しています。

10歳ころまでは、親の言葉全てがストレートに伝わりますが

その頃になると、子どもは友達の親の言葉、親同士を比べるようになります。

反抗期につながる時期ですよね。


自我の自立のために必要な経験ですが、
この時期より前に、いかにいろんな体験をしているかが、
子どもの自立と親子の関係のために必要な事ではないでしょうか。

心が動く体験をすると
動いた数だけ、違った見方ができるようになる


子どもは、夫婦の「カスガイ」だと言われますが
地域の「かすがい」でもあります。


子どもを育てる世界をつくる大人として、

子どもが、体験すべき・・・
砂あそびや かくれんぼ 虫を捕まえること 等々

子どもが心から楽しめる空間と時間を

与えてあげなければ ならないのではないでしょうか
鈴鹿市議会議員 後藤光雄


3月議会報告(緊急地震速報設置に関して)

2010-03-30 15:50:33 | 議員日記
15日の文教福祉常任委員会で、小中学校の緊急地震速報の設置事業がなおざりになっているので22年予算には反対すると表明しました。
そして、23日の予算決算委員会でも、今この時期に緊急地震速報の設置を1年以上先送りするのは、理解できないと反対討論しました。

21年度に、緊急地震速報設置事業が行われなかったわけです。

20年度のモデル設置事業を担当した、防災安全課は、「これからの設置は、担当課の仕事」つまり、公民館は文化振興部。保育園は保健福祉部。小中学校は教育委員会。というように考えていたのです。

私が追及した、教育委員会は「緊急地震速報設置は、防災安全課」と確認することもなく思いこんでいたのです。

つまり、保育園が未設置なことも、公民館が未設置なことも、庁舎内、つまり防災センター内で、震度5弱で地震速報される安全な環境で仕事する職員は、気に留めることなく「うちの責任ではない」と思い込んでいたということなのでしょう。

予算決算委員会の反対討論は、議員の仲間にも響いたようです。
「なんとかしなきゃなぁ」と声もかけられました。

すずか倶楽部では、本議会の採決をどうしようか考えました。
一つの方法は、否決して修正予算を議会案として提出する。(予算の予備費からの支出で予算立てをする)
あるいは、賛成して付帯決議の動議をする。

議長に申し出たところ、「220万円ほどの予算であれば入札の差額等で対応できないか」と企画財務部に確認をして下さり、「できる」という返事をいただいたとのことで、であれば執行の状況を見守り、一日も早く多くの施設に緊急地震速報が設置されることをお願いして、議会での反対の討論も、動議も出しませんでした。

責任の投げ合いを、コントロールするのは副市長や、市長の役目。
不正支給の国庫返還金は、市民に迷惑をかけないで、職員の寄付や弁償金で対応すると言った市長。
しっかりやってもらいましょう。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄


中学校の卒業式

2010-03-19 01:56:56 | 議員日記
 3月17日鈴鹿市立中学校の卒業式に出席させていただきました。

 卒業証書を一人ずつ壇上で校長先生からいただく方法を生徒たちが望んだ、とのことで
厳粛な雰囲気の中で、静かに卒業証書を受け取っていました。

 壇上に上がり、校長先生と正対して一礼。一歩前に進んで右手左手の順で証書をいただく。一歩下がって、そしてまた一礼。証書を脇に抱えて降壇する。という流れを想像しましたが、違ったのです。

 右手左手の順で証書を受けるところから、軽い会釈ができていた子がほんのわずかで、ほとんどは、そこに置いてある証書を持ち去るように校長の前から移動していたのです。

 来賓の中から、「作法も教えられないのか!」という驚きの声が上がっていました。

 地域で子どもを育てる。親がきちんと躾ける。そして、確かな学力と生きる力を身につける教育を学校が担う・・・・・

 自分のことを振り返ると、証書の受け取り方は学校で教わりました。
卒業生代表が受け取っていた時代もあったせいかな!?とも思いましたが
生徒が希望したのなら、きちんと教えてあげて欲しいものだと思いました。

 いや、待てよ。もしかしたら先生が知らないのかもしれないなぁ・・・と、
ちょっと複雑な気分になった卒業式でした。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

平成22年度予算案に反対

2010-03-17 13:50:36 | 議員日記
 3月15日の文教福祉常任委員会
平成22年度一般会計予算に、反対しました。

 平成19年10月にスタートした緊急地震速報システムを、
鈴鹿市は、平成21年3月にモデル施設設置事業として
市役所、文化会館、白子公民館、神戸小学校、白子中学校の5施設に
館内一斉放送システムとともに設置しました。
そして、順次設置していくということでした。

 ところが、平成22年度予算に、緊急地震速報設置費は、計上されていません。
防災安全課にも、教育委員会にも。

 代表質問で、理由を問いました。

「津波情報も流すことができる、J―アラートをFMラジオを利用して
流すシステムを構築する。」が回答でした。
しかし、このシステムが利用できるのは平成23年以降です。

 市は「防災無線のデジタル化を進めるので、完了すれば学校の職員室には情報が送れる。」
と言います。しかし、22年度中のデジタル化が目標です。いつ完了かわかりません。

 地震の揺れが起こることを知らせる緊急地震速報システムの設置が、説明もなく
1年以上先送りされることが理解できません。

 鈴鹿市には30校の小学校と10校の中学校があります。
安全であるべき学校が、不審者の侵入に対する準備はするが、
残る15,000人以上の子どもたちに、地震の揺れを知らせるシステムを
導入しない理由は何なのでしょう。

 身を守る、身構えができる可能性が高いということは、負傷者を減らせることに通じます。

 今年に入って、大きな地震が地球のあちらこちらで起こっています。
地震速報も2度起動しています。
津波警報が発令しても、「海に近づくな!」と知らせる同報無線もありません。

 緊急地震速報を導入する予算は、1校当たり6万円弱です。
38校に設置しても、228万円弱です。

 この「緊急地震速報設置予算が計上されていない」ことは、
どうしても受け入れられないことなので、反対しました。

 一体何人の議員が賛同してくれるかはわかりませんが、
もしも、今年中に大きな地震が起こり、
システム導入校の減災に役立つ結果になったとしたら…

 地震が起こらないことを祈りますが、
1日も早い設置をすべきです。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄