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ワルナスビ(悪茄子) ~ 都川上流(千葉市緑区)

2015-08-11 08:51:53 | 写真
ワルナスビ(悪茄子)。ナス科
昭和初期に日本に入ってきた北アメリカ原産の帰化植物です。
植物分類学の大家、牧野富太郎さんが千葉県成田の百里塚の牧場で発見し命名されまました。

都川上流の河川土手にはたくさん咲いてます。



見た目は可愛い。



花は野菜の茄子とそっくりですが、実はトマトに似ていますがものすごく有毒なので食べられません。実だけではなく草全部が有毒です。食べさせられた家畜が死んだという話しもあります。



家畜は自分では食べません。それは草全体、茎にも葉の裏にも棘があるからです。
見た目以上に危険です。
注意しないで入っていくと怪我します。



外国では「ソドムのりんご」「悪魔のトマト」と呼ばれています。
外来生物法の要注意外来生物から生態系被害防止外来種に変更の際にリストから外れましたが、人的にも生態環境にも悪影響を及ぼすことには変わりないので注意が必要です。
除草しても残った根から発芽するので除草は困難で、トラクターでかき混ぜたら一面ワルナスビだらけになると言うことです。
悪いことばかりしかしないので『ワルナスビ』。ズバリのすごい命名ですね。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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