気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

単行本 ガールズ&パンツァー 劇場版 (上)

2016年12月24日 | ガールズ&パンツァー

 去る2016年11月25日にKADOKAWAより刊行された単行本の「ガールズ&パンツァー 劇場版(上)」です。タイトル通り、劇場版の小説版ですが、劇中にはない場面や背景も細かく追加されているため、劇場版の世界観をより楽しめる内容に仕上がっています。続く下巻は2017年初春に予定されています。
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 私自身は、これを12月15日の大洗行きの帰途に秋葉原にて買いました。早速、帰りの新幹線の中で読みましたが、何と言うか、劇場版を詳細ストーリー版にて改めて味わった、という感覚でした。
 エキシビジョンマッチの対戦チームの組み合わせの理由、文科省が大洗女子学園の廃校を前倒しで強引に進めようとした背景、などもいっぺんに分かり、読後は大変に充実した満足感にひたれました。このぶんですと、下巻も大いに期待出来ます。とにかく楽しみです。

 最終章が全6章の流れで決まった現在、劇場版そのものは、ガルパン物語のなかで「途中経過」としての位置が定まりつつあります。アンツィオ戦OVAを含むテレビシリーズのストーリーの延長上に展開され、その次に最終章のドラマが季節を移して繰り広げられるのであれば、劇場版の物語全体を今ここで細部に至るまできちんと明らかにして再構築しておくことは、ストーリー全体の精度を上げるためにも必要でしょう。
 したがって、アニメ劇場版では描かれなかった場面、または尺の関係で削られた部分なども文章にて網羅しておくための、今回の単行本化であったのでしょう。

 と言うか、劇場公開に向けての短縮編集を受ける以前の、劇場版アニメの全体像がそのまま文章化されている、という印象でした。こういう形で補完してくるとは、なかなかやるなあ、と感心した次第です。

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2 コメント

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下巻も楽しみですね。 (通りすがりのがルパンおじさん)
2016-12-25 19:29:48
私は下巻が出てからまとめて買って読む予定です。
上巻を先に読んじゃうと下巻が気になって仕方なくなりそうなので・・・・。
返信する
そうなんですよ (ホシノ)
2016-12-25 19:45:42
仰られる通りです。下巻がものすごく気になってしまっております。上下揃ってからまとめて読んだ方が良かったなー、と思っています。
それぐらい、読み応えある本でした。
返信する

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