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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く4 その18  ふもとっぱらの夜明け

2018年07月04日 | ゆるキャン△

 カクテルの酔いにまかせて一気に深い眠りに落ちてから約6時間後、寒さで目が覚めました。温度計を見るとテント内は5度でした。時刻は午前3時56分でした。テントの窓を少し開けて外を見ると、既に空が明るくなりつつありました。
 雲は既に薄れて、三日月が輝く下に富士山のシルエットがくっきりと浮かび上がっていました。

 

 しばらく眺めていましたが、外気温はもっと低いため、すうっと窓からテント内に冷気が入ってきて、さらに寒くなりました。再び毛布にくるまって二度寝しましたが、30分ほどでまた目が覚めてしまいました。

 

 しばらく横になっていましたが、眠気よりも寒さの方が勝っていて、それ以上眠るのは無理でした。テントの内壁の上部には結露の水玉が無数に張り付いていたので、まずそれらを拭き取りました。私はキャンプの際にはキッチンペーパーを多めに持参して、ティッシュペーパーや掃除用ペーパーの代わりに使っていますが、これを10数枚ぐらい使って、テント内部の水玉を拭き取りましたので、それを入れた袋が相当の重さになりました。
 袋をテントの外に押し出した時、空はより明るくなっていました。

 

 暖をとるべく、お湯を沸かしました。テントの両側の窓は換気のために開放したので、テント内は更に冷え込んだ筈ですが、バーナーの青白い炎から発散される熱気のお蔭で、むしろ暖かくなりました。

 

 毛布を丸めて収納袋に入れ、シュラフも片付けました。日の出の時刻は午前5時過ぎ、との予報でしたので、あと35分ぐらいでした。

 

 いかにも、日が昇ってくるぞ、という感じでした。一年のうちで、こういった時刻に起きて日の出を見る機会は、元旦以外は滅多にありません。

 

 綺麗な影絵のような富士山と、白っぽくなる空に輝きを保つ三日月。

 

 この素晴らしい景色に、とりあえず乾杯、ということで、スタミナ味噌をコーンスープに少し混ぜたものを美味しくいただきました。少しずつ飲んでも、体がポカッと温まってくるのでした。

 

 富士山の左の稜線上の明るさが、赤みと黄色の光彩をともない始めました。あの辺りから太陽が昇ってくるようです。

 

 キャンプ場に立ちのぼる靄も、この日は低かったようで、朝霧高原のなだらかな地平線もわりとハッキリ見えました。晩の寒さがかなりきつかったせいで、大気中の水分が殆ど下に降りてしまったようです。おかげで地面はベトベトでした。

 

 日の出直前に記念の自撮りをやりました。なかなか撮れない一枚です。

 

 午前4時50分の景色です。他のテントの方も多くが起きだしてきて、外の景色を撮影したり、付近を歩き回ったりしていました。

 

 毛無山をバックに、私のテントと愛車を祈念に撮っておきました。もうだいぶ明るくなっていました。

 

 素晴らしいキャンプ場での一コマです。富士山を入れれば、どんなアングルでも絵になります。

 

 午前5時2分、射るような鋭い光がパッとふもとっぱら一帯を照らしはじめました。素晴らしきキャンプ場での、日の出の瞬間でした。 (続く)

 


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