鉄鍋ハンバーグ玄妙 中学生男子

　中学生男子のお子さんをお持ちのお母様方、さぞお悩みの事と思います。参考になるかどうか分かりませんが私の記憶をたどりながら過去回帰いたします。そうですね１０才位からでしょうか母の言う事がよく分からなくなってくるんです。多分それまでは世界が両親を中心に回っているような感覚だったと思います。ところが小さいながらも色々な事を覚えるのでしょう。覚えたものを総合的に考え始めるのが１０才位。善悪は分かるのですが善悪の境目のグレーゾーン、こちらもあちらも正しい事なのにどちらかを選ばなければならなかったり、またその逆であったり、悪を選ばなければならなかったり・・・そして中学生になると明確に男の世界なるものの存在感が重きを持ち始めるのです。残念ながら女性には理解出来ない物らしいです。どんなに言葉を駆使しても母にはくだらない物のようです。と言うよりもボキャブラリーの無さなのかも知れませんが・・・結局、何も話さなくなっているのではないですか？「小さい頃は素直で何でも話してくれたのに・・・」多分、男女の差異と言うものに気付く年頃ですし、母はいつまでたっても子は自分の分身なのでしょうが、男の子は個と言うものに目覚めるのです。多分女の子もそうなのでしょうが分身と言う感覚が備わっているようなので何となく分かり合えるのだろうと思っています。私も何度母を心配させたり泣かせたり悲しませたり怒らせたりした事でしょう。毎日、戦いの日々でした。手は出した事はないです。ハタキの柄の方で叩かれましたけど・・・本気でぶつかりあって下さった母にはとても感謝しておりますが男には男の生き様があるので・・・申し訳ない！「なんでこんなに心配してるのにあんたは分かってくれないの！びぇ～ん」って泣かれるのは中学生ながら最も辛かった。無敵の最終兵器！是非機会があれば使って下さい。売り言葉に買い言葉って事もあるので即効性はありませんが後々罪悪感にさいなまれる事になるでしょう。