本年も御愛顧いただき誠にありがとう御座いました。本日を持ちまして年内の営業を終了させて頂きます。新年は２日（月）より通常営業いたします。来年もまた御愛顧のほどよろしくお願いいたします。
隣の中国料理屋さんは本日を持って閉店するそうです。よく頑張っていたのに残念です。飲食店は立地条件が第一です。明日は我が身ですね。玄妙も１２月は大赤字になってしまいました。厳しい世の中です。
明日２０日（火）は定休日になります。
新郎新婦退場の奏楽が終わり司会者から「新郎新婦が参列者の方々をお見送りする準備をしておりますのでそのまま少々お待ち下さい。」と案内があり手持ち無沙汰もあり祭壇を見上げながら「神様、この子達が私のような辛い目に会いませんように・・・」 祈る！
後奏が室内をただよい始め司会者からの退場の合図と共に両開きの大きな扉が勢いよく開け放たれ音楽が一気に室外に流れ広がって行く。参列者がカタカタと音を立てながら音楽に引きずられゆっくりと流れ出し扉の左側に立つ新郎新婦に声を掛けながら真っ直ぐ続く道の両側に並ぶ。参列者の手には生花の花弁が零れ落ちそうなほど握られている。「やっべぇ。花弁貰うの忘れた！」慌てて振り返り教会に向かうが次々と続く参列者の波に遮られながらも何とか花弁をゲット。ふふふふ・・・両手に持った花弁を見ながらニヤニヤ！そう言えば友達の時は開いた口をめがけて思いっ切り投げつけてやったっけ。口の中に花弁が入って後日散々説教されたなぁ～。「いかん、いかん、仮にも今回は元上司と言う立場で来ているのでちゃんとしなくちゃね。しかも今回はクレーンカメラも回っているので後で何を言われるか分かったもんじゃない。私も大人になったなぁ～」
新郎新婦が教会から続く真っ直ぐな道をこちらに向かってゆっくりと歩き出す。右から左からとフラワーシャワーが降り注ぎ、称賛が沸き起こる。目の前を通り過ぎる２人に両手いっぱいの花弁と「おめでとう」の一言。そしてネタを作れなかった心の不完全燃焼。参列者の最後尾でブーケトス。ちょっと見物ではありますが尻目に集合写真の撮影場所に向かい撮影。披露宴開始まで時間があるので喫煙所でチョット一服。昔の仲間と話をしながら皆何時の間にやら立派な事言うようなったなぁ～何て思っちゃいました。そして、おっさんになったなぁ～って！
誠に勝手ながら 明日１２月１２日（月）は臨時休業させて頂きます。
結婚式に続き、明日は葬式に出席する事になりましたが後日結婚式続編に着手したいと思います。ちょっと時間を下さい。
流暢な英語でお祈りを始める神父様。賛美歌を合唱。そして聖書を読む神父様。
イッ、イッ、イングリッシュ～！なに言ってんだかサッパリ分からん？がっ、がっ、合唱？プログラムを開くと、３１２番、右側におたまじゃくしがウジャウジャいる～ひぇ～。ひらがなで書いてある歌詞は？？？どこの国の言葉でっしゃろ？神父がまた、えええ英語しゃべってる。あわあわ右見て左見て左右確認完了。口をパクパクさせてうつむいてスルー。ほっと一息！
「・・・・スーコヤーカナルトーキモ、ソーデナーイトーキモ・・・」 しまった！気がゆるんだ隙をつかれた。突然日本語にするなよ、笑ってしまいそうだ。思いっ切り奥歯を噛み締める。たっ助けてぇ～たっ堪えられない～。今が最も大切なところ。我慢しろ～「大ちゃん（新郎）ごめん！もう無理、大切なところで吹き出してしまう俺を許して・・・」 「ウッウッウッ・・・うぎゃ～うぎゃ～」 突如、真後ろの男の子が泣き出す。救世主あらわる！お～神よぉ～ありがとう。「うぎゃ～うぎゃ～」 何も聞こえないが・・・何か誓ったらしい。まったく聞こえないが指輪を交換している。「うぎゃ～うぎゃ～」 誓いのキス！二人には子供の泣き声は関係ないらしい。良かった良かった。多分、神父さんが二人の結婚を認めたのであろう。司会者が何か言っているが後の男の子は元気に育つぞ！ハートの輪の中に大きなキャンドルが一本。その両側に小さな火が着いたキャンドル。新郎が手に持ったキャンドルを片方のキャンドルに、新婦が手に持ったキャンドルをもう片方に、二人のキャンドルに火が灯り、ハートの輪の中の大きなキャンドルに二人同時に火を灯す。真後ろの男の子が最後の雄叫びを上げ泣き止み、軽やかな音楽と共に新郎新婦が参列者に祝福されながら開け放たれた未来への扉へ向かう。
（物書きさんって大変ですねぇ～何とか次回に式の方は終わり披露宴に行きたいと思いますが・・・）
