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米軍属による沖縄・女性死体遺棄事件に関する意見書で討論します / 辰巳さんのスープ・・・ 【紹介です】

2016年06月28日 |  #茨木市議会 #茨木市議会議員
写真は日曜日の「関電八木社長、原発やめてくださいパレード」前の上牧集会

 依頼された原稿を半日遅れで送付、昼から社民党支援の選挙はがき印刷。議会事務局から幹事長会、議会運営委員会の報告。

 30日の最終日は100条委員会の設置をめぐって賛否が分かれそうです。

 また「元海兵隊の米軍属による沖縄・女性死体遺棄事件に関する意見書」も提案され、これも賛否が分かれそうです。しかしいくら何でも、この程度のことが採択されないとなると議会の良識が問われるのではないでしょうか。ただ何にもなしで起立採決で済ますわけにいかないと思い、賛成討論すると発言通告をしました。

元海兵隊の米軍属による沖縄・女性死体遺棄事件に関する意見書

 4月28日から行方不明となっていた沖縄県うるま市の20歳の女性が遺体で発見さ
れ、元海兵隊員の米軍属が去る5月19日に死体遺棄容疑で逮捕されるという凶悪犯罪
が発生し、日本中に恐怖と衝撃を与えた。

 沖縄県では今年3月22日にも那覇市で米軍人による女性暴行事件が発生し、沖縄県
議会の抗議決議を初め、各界、各団体から激しい怒りの声が沸き上がっている中での今
回の蛮行である。 日米両政府は、こうした事件が発生するたびに綱紀粛正、再発防止を
表明するが、その実効性には強い疑念を抱かざるを得ない。

 よって、本市議会は、国会及び政府に対し、日本国民の人権、生命、財産を守る立場
から、今回の事件に対し厳重に抗議するとともに、事件の真相を究明し、日米両政府に
よる実効性のある再発防止策と犠牲者及び遺族に対する謝罪、完全な補償を行うことを
強く求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

平成28年6月30日

犬 阪 府 茨 木 市 議 会

【情報紹介】


辰巳さんのスープ、いつまでもおいしく(わたしの思い)


先日、施設に入っている母親(85)を見舞った。認知症で要介護度「4」、施設に入って5年目になる。

 訪ねたときはちょうどお昼時。食堂では入所のお年寄りたちが思い思いにお昼を食べていた。母のそばによると、おかずの皿はほとんどなく、おかゆとみそ汁が少し残っている程度。車いすに座った母は、おもむろに皿に手を伸ばすと、皿の中をぺろぺろとなめ始めた。元気だったころはもちろん、こんなことはしなかった。

 何回もぺろぺろとなめている。緑がかかったソースのようなものが皿に少し残っていた。野菜をピュレにしたものだろうか。「おいしいの?」とたずねると、ウンウンとうなずいた。食欲があるのはありがたいことだ。「不作法だ」と、とがめる気はしない。

 加齢に伴って、かんだりのみ込んだりする力が弱くなる。のみ込みにくくなることは「嚥下(えんげ)障害」と呼ばれる。母は総入れ歯だし、のみ込む力も衰えている。だから、主食のごはんはおかゆだし、おかずもペースト状だ。おみそ汁にも、少しとろみがつけてあるのは、粘度の低い液体だと落ち方が速いため、誤って気管に入り込みやすいからだ。

 それでも時々、のみ込みが悪く、気管に入ってしまうことがある。すると、起こるのが誤嚥性(ごえんせい)肺炎だ。日本呼吸器学会によると、高齢者のおもな死亡原因のひとつになっている。

 母もこれまで何回か、誤嚥性肺炎を起こして施設から病院へ移り、入院した。食が細り、ただでさえ痩せた体が、さらに痩せた。輸液で栄養分を補給して、なんとか持ちこたえていた。

 そんなとき、料理研究家の辰巳芳子さんのスープを思い出した。辰巳さんには1996年から2年間、朝日新聞の家庭面に「旬を味わう」という料理の連載をしていただき、私が担当記者だった。そんなご縁から今でも、時々連絡をいただいている。91歳になっても、変わらずお元気の様子だ。

 今では、辰巳さんといえば、スープというくらい有名だ。スープ教室、スープに関する多数の著作物のほか、2012年には辰巳さんのスープ普及活動が「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ“」というドキュメンタリー映画にもなった。

 辰巳さんとスープ。辰巳さんがスープ料理の必要性を感じたのは、自宅で父親の介護をしていた40年ほど前だ。軟らかくて食べやすい、と思われている白身の魚も、かむ力が弱いためのみ込むことができなかった。「夏の暑い日、食事の進まない父親にスペインのスープ料理ガスパチョを食べさせたら、ほっとした笑顔を見せてくれた」と辰巳さん。その表情が忘れられず、スープを作り続けることになった。当時、老人福祉施設で、ごはんもおかずもミキサーで混ぜたものを与えている姿を見て、その思いはさらに強くなったという。

 辰巳さんのスープの普及活動も何回か記事にした。その意義は十分理解できたが、当時はまだ私の母も元気だったため、体感というか実感するまでは至らなかったと思う。

 で、ふいに思い出したスープ。辰巳さんお勧めの冷凍のスープストックを取り寄せた。これは熊本県の「日本スープ」(http://www.nippon別ウインドウで開きます―soup.co.jp/)というメーカーが作っているチキンスープで国産の丸鶏を煮出したものだ。解凍すると、琥珀(こはく)色をしていて、いかにも「だしたっぷり」という感じ。これに小松菜や炒めたタマネギ、牛乳を加えてミキサーにかけると、栄養たっぷりのポタージュができあがる。できるまで30分もかからなかった。

 スープジャーに入れて、病室に持ち込んだ。妻がスプーンですくって、母の口に運ぶ。「おいしい?」と聞くと、うなずいて、もっと欲しそうな顔をする。結局、カップいっぱいあったスープを全部食べた。満足そうな顔が忘れられない。私も、食べ物や食べることの力を改めて実感できた。介護施設での食事の内容、食べさせ方、在宅介護での作る側の負担、胃ろうの問題……。介護と食をめぐる問題は幅広く奥深い。最期を迎えるまで「おいしい」と思ってもらえるか……。誰もが望むことだが、課題は多い。食担当の記者として、もっと介護食に取り組まなければと思う。

     ◇

 浅野 真(あさの・まこと) 1966年生まれ。90年入社、文化くらし報道部・生活担当記者。入社後は、主に「食」関係を担当。(浅野真)

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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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