終日、活動報告「お元気ですか」原稿書き。気分転換に安威川河川敷に。
〈社説〉「憲法の岐路」衆院審査会 改憲を既定路線にするな
国会の憲法審査会は与野党の広い合意の下で運営することを何よりも重んじてきた。その原則が置き去りにされ、国会による改憲の発議があたかも既定路線であるかのように方向づけられていくことを危惧(きぐ)する。
衆院の憲法審査会が、総選挙後初めて実質的な討議を行った。予算案の審議中に憲法審で議論をするのは異例だ。日本維新の会と国民民主党が議席を増やし、与党を含めた改憲勢力が活気づいたことが背景にある。野党第1党の立憲民主も、新たな執行部の下で、議論に応じる姿勢に転じた。
国民民主は論点を絞った議論が不可欠だとして分科会を設けることを提案し、自民、公明、維新が賛同している。しかし、具体的に何を分科会で取り上げるかが決まっているわけではない。
立ち位置が揺れる立憲民主に対して包囲網を敷き、逃れられなくする意図が透ける。改憲論議の土俵に引き入れてしまえば、あとは数の力で押し切れると踏んでいるようにも受け取れる。
改憲に前向きな各党は総選挙後に動きを活発化させた。自民は改憲に向けた取り組みを担う党組織を「推進本部」から「実現本部」に改めている。岸田文雄首相は国会で「改憲に取り組むことはまさに私の本意だ」と述べ、前傾姿勢を一段とあらわにした。
維新は改憲の国民投票を来夏の参院選と同時に実施することを主張している。国民民主は衆院憲法審の与党幹事懇談会に、維新に続いて参加した。
総選挙の結果を、改憲論議を進めてほしいという民意の表れだとする声が自民党内から聞こえてくる。自分たちに都合のいい一方的な見方だ。衆院選で改憲が争点になったとは言いがたい。
そもそも今、憲法を変えることが差し迫った重要な問題だとは思えない。主権者である国民の切実な要求に基づいて改憲が議論されているわけではない。憲法に足らざる点があるか議論することは大事だが、それは人権の保障や民主主義をより確かなものにするためでなくてはならない。
とりわけ気がかりなのが、コロナ禍に乗じた緊急事態条項の導入論だ。例外状況を理由に政府に権限を集中する規定は、人権保障や三権分立を無効化し、憲法の根幹を揺るがす。性急に進められつつある改憲の動きに厳しい目を向けていくことが欠かせない。
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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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