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前半本会議は4回登壇します / 重い通学かばん「対策を」

2018年09月03日 |  #茨木市議会 #茨木市議会議員
 今日の午後5時が発言通告の最終で、発言項目の検討と提出。本会議は専決議案、予算質問、選挙における公費負担にビラを追加する議案、その討論ということで4回の出番になります。

 とはいっても原稿書きは今から。昼は選挙管理委員会に質疑で求める数字など説明しました。

 夕方から大阪市内で野党各党の責任者会議。大きなテーマが沖縄知事選で玉城デニーさん支援の取り組みを相談しました。

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 重い通学かばんについて今回の9月議会でも取り上げようと思っていたら様々な動きが出てきました。いいことです。以下2016年12月 9日 文教常任委員会でのやり取りと文科省などの動きです。

山下委員

 1つは、中学生のかばんが重いんと違うかということなんですけど、読売新聞の投書にも体を壊しそうな重い通学かばんということで、これはお姉さんが自分の中学生の妹の通学かばんが、とても重たいということで書いてるわけです。

 私もそのことは、日ごろよく感じておりまして、一体何キロぐらいのものを持って、肩に担いで学校に行ってるんだろうというふうに思うことが多いです。

それで教科書、ノート、問題集、さまざまな資料。こういったものが私たちの時代は白黒だったんですが、最近は全部カラーの印刷になってて、その分だけ重たくなってるという状況があります。

この投書を見ると、曜日によっては8キロを超えることもあると。余分なものは全くなくて、こういったものを全部持っていくということで、いわゆる学校のほうも持ち帰りなさいという指導をやってるということなんです。

この方が言ってるのは復習は大切だけれども、学校はかばんの重さを把握してるんだろうかと、もう少し生徒の健康にも目を向けてほしい。登下校で体を壊してしまっては元も子もないと、こういうふうな投書になっています。

 本市の教育委員会、学校現場も含めて、子どもたちが大体どれぐらいのかばんを持っていってるのか。その重さはどうなっているのかと、そこら辺は把握されてると思うんですけれども、その点について考え方をお聞きをしたいということと。

 置き勉というんですか。学校に教科書やなんやかんや置いていくという、置き勉というのは禁止という指導になっているのかどうなのか。

 それから、生徒によっては学校までの距離が長いと、私たちは中学校というのは自転車通学が許されてたんですけれども、本市の場合、自転車通学は許されていないというふうに思うんです。そういった学校までの距離が長ければ長いほど、重たいかばんを持って歩く距離があるわけですから、大変な負担になるだろうと思うんです。

ネットでいろいろ重たい中学生のかばんみたいなところで検索したら、賛否それぞれなんです。そういう経験をしてもいいという人もいれば、非常に心配して、体がゆがんでいくんではないかとか、そういう状況なんですけれども、本市はそういった重たいかばんをもつということについて、どういうふうに医学的とまでは言いませんけれども、身体に与える影響ということで何らか見解があるのかどうか、お聞きをしたいというふうに思います。

加藤学校教育推進課長

 中学校のかばんの重さでありますけども、先日、山下委員から、そのご指摘を受けて、全ての中学校に一応確認はいたしました。

 教科書、教材等を持ち帰りについては、全ての中学校で学校に置いてもよいものと、家に持って帰るものは区別しております。全てを持って帰りなさいという指導はしておりません。一番多い学校では、いわゆる5教科、国数社理英については持って帰る。実技教科の教材等、それから国語とか、社会につきましても便覧とか、資料集とか、辞書とか、そういったものがありますので、そういうものは置いといてもいいということを決めてる学校がほとんどであります。

 重さについてでありますけども、やはり教材以外に、例えば、夏場ですと、もう水筒で2キロとか、1.5キロとかいう場合もありますので、すごく幅はあると思いますが、先ほどご紹介いただいた8キロに迫るような重さのかばんを持っている子もいるかなということは考えております。

 それから、置き勉については、先ほど言いましたとおり、いわゆる5教科については持って帰るというふうにしている学校が多いんですが、その趣旨としては、やはり家庭でしっかり勉強してほしい。予習復習も含めてやってほしいという趣旨であります。

 それから、医学的見解等についてですが、そういったことをまだ確認しているわけではありませんが、やっぱり子どもの状況とか、学校からの声を聞かせていただいて、今後とも学校と連携しながら子どもたちの状況を確認していきたいと思っております。

山下委員

 私は8キロ以上になっているというふうに思うんです。それは持って帰って勉強する児童もいてるでしょうけれども、勉強しない子どももそこそこいてると。

 それから、5教科全部持って帰る必要というのは、私はないんじゃないかなと、だから学校のほうで指導するときに、持って帰って予習復習してほしいということをおっしゃるのはいいんだけれども、それがやや強制になるとか、あるいはなぜ主要5科目だけなのかということについて、私は疑問があるんです。

ですから、児童が、自分がきょうはこれ勉強しようというものだけ持って帰ったらいいやないですか。持って帰ったけども全く勉強せえへんかったということがあってもいいやないですかと思うんです。

 だから、あれだけの重たいもので、それは大変です。サラリーマンにしたって、そんなに重たい10キロぐらい持って毎日通勤なんかしませんでしょう。する場合でもバイクや自転車に乗ってやってるわけです。なぜ中学生があれだけ毎日毎日持っていかなあかんのか。

 それと、本市で居住してるところと中学校までの距離が一番長いところというのはわかりますか、どこか。そんなこと考えたことありますか。大変だと思うんです。難行苦行という言葉がありますけれども、それを3年間繰り返すんかというふうに思うと、何かかわいそうやなと思うんですけど、そういう点で言うと主要5教科はどこの学校も持って帰ってもらうというような指導をされてるみたいなんですけれども、ちょっとそれも改善といったらあれですけども、ちょっと考え直してほしいなと思うんです。

 それから、身体に与える影響という点でいうと、中学生というのは成長期です。これからぐんぐん体が伸びていく、そのときに肩に通学、下校のときに10キロぐらいの負荷を与えて20分なり、長い子であったら30分ぐらいかかるかもしれません。それは私、影響与えると思うんです。

人間でいうと五肢というふうに言いますけれども、五肢がそれぞれに均等に発達すればいいんですけれども、そうじゃなくて、特定の部位に過剰な負担を与えることによって、やはり問題が起きる、発生するというふうに、私は思います。ネットの中でもそういったものも結構見受けられるんです。

そういった心配がある以上、置き勉ということはどんどんやれとまでは言いませんけれども、置き勉でもいいやないかと、自分で勉強したいものだけ持って帰ってという形の指導にかえていただけたらなと、私は思うんですけれども、そこら辺はいかがでしょうか。

加藤学校教育推進課長

 その辺につきましては、生徒指導の範疇にも入ってくるんですけど、全ての子どもの判断にしていきますと、逆にもう全て置いて帰るという子もいずれ出てまいりますので、どこまでを子どもの判断、どこまでを規則とするのかということがかかわってくると思うんですけども、そういったことも含め、それから山下委員からご指摘いただいた体への影響です。そんなことも含めて、今後また、いろいろ我々も情報を集めさせていただいて、検討してまいりたいと思います。

山下委員

 一番長い通学距離というのは、どこがわかっておれば、考えておられますか。

加藤学校教育推進課長

 一番長い校区は思い浮かびますが、どこが一番というふうに聞かれますと、少しこの場では回答できません。

山下委員
 そしたら、またいろいろ考えていただきたいというふうに思います。


「置き勉認めて」文科省が方針


重い通学かばん「対策を」 道内6市教委、小中校に要請 「置き勉」など例示

 小中学生の通学かばんが健康に影響を与えかねない重さに達している問題で、道内の人口上位10市のうち札幌など6市の教育委員会が、小中学校に対して負担軽減に配慮するよう要請したことが、北海道新聞の調べで分かった。複数の市教委は教材を学校に置いて帰る「置き勉」など具体的な対策も例示した。「置き勉」は家庭学習に影響があるとして慎重な意見もあるが、小中学生や保護者からの「重すぎる」との声を受け止め、要請に踏み切った。

 負担軽減を要請したのは札幌、旭川、函館、釧路、帯広、小樽の6市教委で、6~7月に行った。保護者らや議会から「通学かばんが重すぎる」と指摘されたほか、今春以降、この問題で報道が相次いだことが理由としている。

 このうち、函館市教委は「学校に置いてもよい教材を記した紙を(教室に)掲示する」などの具体例を挙げて各校に文書で通知した。同市教委は「重いかばんは子どもの安全や体の発達に影響すると指摘されており、対策が必要と判断した」(教育指導課)と説明。既に「置き勉」に取り組んでいた学校の中には、置いて帰る教材の範囲を増やす例も出ているという。

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