憲法解釈にまで私的機関の利用は許されない /【紹介】集団的自衛権、歯止め 効力に疑問

本多立太郎さんと2008年11月3日　団結まつりで

「憲法解釈にまで私的機関を利用するなどは許されることではない。」

　私が尊敬していた本多立太郎さんの投書「責任のがれの政治家に一言」（1985/1/12　朝日新聞「声」）の一文です。

　安倍首相は私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」（安保法制懇）の報告書を利用し、同盟国が攻撃された場合に自衛隊が武力で反撃する「集団的自衛権」行使に躍起になっていますが、本多さんの言葉をかみしめて、この動きに歯止めをかけたいと思います。

　「防衛費は新年度内に国民総生産の１%枠を突破するかも知れないが、その時どうするかは国民の意思を問いたい、と大臣は言う。」から始まるもので「私的諮問機関」についてこう指摘しています。

それを一見、世論の支持を得ていると装うために、私的諮問機関などという手段を経て持ち出してくる。ひきょうというか、不見識というか、とにかく立派な政治家のすることではない。

私的機関というが、その結果を公務に反映するなら私的とは言えない。公私混同の戒めは社会人のイロハだ。少なくとも大臣といわれる人ならば間違いではすまされない。その資格を問われて当然である。

ことに、靖国参拝にからんで、憲法解釈にまで私的機関を利用するなどは許されることではない。そんなものはただちに解散して、大臣自身の信念に基づいて行動せよと、と言いたい。

本多立太郎さんの律儀さ、人間こうありたいものです。

再稼働反対の声　関電2500人、首相官邸に20万人・・・　/　「戦争」答えられるのはあなた　本多立太郎さん

【情報紹介】

集団的自衛権、歯止めに指針　「現実性ない」効力に疑問　朝日新聞デジタル 6月8日(日)7時0分配信　

HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ！ （いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法（特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる）に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。）
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