ビルマのサイクロン災害と軍事政権

写真は鹿児島の繁華街　天文館で募金を募るビルマ（ミャンマー）の留学生

　９条ラン前に起きたビルマのサイクロン、最中に起きた中国四川省の大地震と立て続けに悲惨な天災が無辜の人々を襲った。犠牲者、家族がかわいそうでならない。

　ビルマで軍事政権が被災者支援にないがしろにし、内外の批判を無視して自らの権力基盤強化のための憲法の国民投票を強行した。しかもそれが数々の不正と強制を伴っていたことに大きな怒りを感じる。

　しかし軍事政権はこんなものである。力と力、敵か味方かの思考法、自らの権力維持と私服を肥やすことが最優先、国民の生命や暮らしは二の次、三の次である。かつての大日本帝国主義軍隊も中国や沖縄戦でそうであったように、民衆を足蹴にして軍人だけが生き残ろうとした。軍内部に異論があっても、タテ社会の中では無理だろう。軍隊と民主主義は共存できないのである。

　鹿児島で平和憲法、９条を訴えての最終日、天文館ではビルマ（ミャンマー）の留学生のグループが一円でもと募金を募っていた。ビルマと中国の天災の被災者救援を急ぐと同時に、その国の政権と民衆にも目を向けたい。

　９条ランの鹿児島から帰り、茨木での生活に戻る。

今日のyoutube（しばらくは洋楽・オールディーズ中心です）

The Three Degrees - When Will I See You Again 1974　天使のささやき

　山下けいきＨＰ「お元気ですか」はここです。新鮮さに加え、写真の多さ、1000を越えるリンクなど、ボリューム充実です。

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