救援物資も食い物にするビルマの軍事政権

写真は鹿児島の市電

　今朝の新聞に未曾有のサイクロン被害で多くの国民が生死の淵にたたされているビルマで、新憲法に反対した人の投獄が始まっているとの記事があった。

　しかしビルマの新憲法は①国会議員の４分の１は軍人、②英国人の配偶者がいたスー・チーさんを排除する外国の影響下にある人は国会議員になれないという規定、これに加えて③大統領は軍事知識を持たねばならないという悪法である。
　選挙前から国民投票に反対したり妨害すると投獄される事態も起きていたが、ほんとにとんでもない軍事政権である。

　なお国民投票について次のような批判もネットにある。
秘密投票ではないことから「反対票」を投じることは決死の覚悟が要る。僧侶には投票権さえない。軍部以外の国民には人権など全くないミャンマーの現体制を追認、正当化するための国民投票と言ってよい。

参考記事
ミャンマー　国民守らぬ軍事政権（中日新聞）

ビルマ軍政による驚愕の援助配布法


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