平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

民営化絶対反対でいいじゃないですか。

2006年02月16日 |  #玉島 #平田 #阪急東 #茨木市議会議員
公立保育所民営化の基本方針が出され、3月議会に出される議案に各議員がどのような対応をするのか、少子化対策、こどもの人権に対する構えが問われることになります。107名の犠牲者を出した宝塚線の事故、200名に及ぶ自殺者を生んだ国鉄の分割民営、不便な電報電話局。郵政、アメリカ産牛肉、耐震偽装、ライブドア・・・、この間の規制緩和・民営化が誰の利益のために進められたのか。利用者や国民のためでなかったことだけは明らかです。

公立保育所の民営化はどうでしょうか。
これまた民営化が子どものためでも、保護者のためでもないことは明白です。それなのに最初から「絶対反対ではない」とか、「国の大きな流れは止められない」との声があります。これでは徴兵令も戦争も止められません。国の流れもいろんな流れがあり、現実も一つしかないわけではありません。市の方針といっても10人前後の職員が決めただけに過ぎませんし、市長も助役も部長も市民の公僕に過ぎません。ついでに言えば天皇も公務員ですし、天皇制の存続から市の方針まで国民が決められることなのです。近代憲法の大原則である国民主権、主権在民はこれでもかこれでもかというぐらいの主権者意識があって初めて維持できるものなのです。国が決めた、市が発表した程度のことで戦意を喪失していては封建社会に逆戻りです。
 思考停止、負け犬根性では、何も闘えないし、取れるものも取られません。子どもの権利、生活も守れないのではないでしょうか。民営化で問題が起こればどうするのか、行政の責任もあるでしょうが、最初から「やむを得ない」と白旗を揚げた大人・保護者の責任もそこにはあると思います。公立であれば問題があろうがなかろうが1年365日、行政の責任があり、議会でもチェックできます。民営化になったら、経営者の意向が最優先されるのは火を見るより明らか。問題が起こっても、手の届かないもどかしさを味わうことになります。

 この日、辻元清美講演会、いのちと平和の近畿ネットの手配をしながら、民営化の件で他の議員とも情報を交換しました。また「保育をよくする会」から請願の件で要請がありました。夜は西日本入管センターを考える会の定例会でメンバーから被収容者との面会活動の報告があり、私からは情報公開した被収容者処遇の細則について説明しました。写真は大正川

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする