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迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

船橋オート廃止確定

2014年08月12日 | オートレース
船橋オートレース廃止正式決定
予想通りの結末になった。なってしまった。これで船橋オートでレースが見れるのもあと1年半と数日。
「船橋オートレースの事業について」
肝心要のJKAの発表がこの程度の文章というのも…JKAも見捨てる気マンマンだったんじゃね?

ネットでは当然反対の嵐。ファンも選手もコメント出しまくり。というか感情的になりすぎ。
もちろん私もなんとか廃止撤回に向けて出来ることがあればお手伝いさせていただきたいと思っているが…
その前に、今日の記者会見でどのようなやりとりがあったのか、廃止に至った理由が知りたかった。
ネットで調べたら(超長文だけど)出てきた。ネットって便利ですね。
以下、発表と記者とのやりとりの一部始終。

「事業実施に必要な経費を売り上げでまかなうことが困難な状況にあり、事業を今後も継続するためには、多大な設備投資が必要となる」
オートレースの現状説明。中央競馬、競艇、競輪、地方競馬は下げ止まりあるいは回復傾向を見せ始めているが、
オートレースは下げ止まりが見えない。船橋オートの車券売上額は90年度の744億円をピークに長期低落傾向が続いており、昨年度は103億円。
今年度は業界支援を得ての事業実施で現状でも厳しい状況が続いている。支援がなければ来年度は3.8億円、
再来年度は4.9億円の収支不足となる。施設は老朽化しており、事業を継続するには14億2900万円の設備投資が必要になる。

記 者:なぜ1年半も前に廃止決定を?
 県 :廃止となれば様々な問題が出てくる。数カ月でできることではない。
船橋市:当初は今年度で廃止するべきだと判断していたが、関係者のご理解を得て一定のソフトランディングを図るべきだと思い、
    来年度末という判断をした。
記 者:施設改修について、選手会側は7億900万円でできると言っているが。
 県 :耐震改修などもあり、専門的な意見を聞きながら出した数字。これが大幅に減額することは考えていない。
記 者:跡地はどうするのか
船橋市:底地は三井不動産、施設はよみうりランドが所有している。跡地をどうするかは企業の判断で私どもがとやかく言える範疇にない。
記 者:来年度末での経営状態は
船橋市:単年度の収支で3.8億円の赤字を見込んでいたが、選手会や運営団体など業界から支援を受けるため、
    ここの部分では税金投入は発生しない。累積赤字(今年度末1.4億円)については、税金を投入することになる。
記 者:廃止が決まったのはいつか。
 県 :7月初めぐらいまでは何かできないか模索してきた。8月1日の全国小型自動車競走施行者会議の直前に判断した上で、
    会議に明示させていただいた。
記 者:選手会に打診はしなかったのか。
 県 :廃止を検討していることは7月17日に内々に打診している。
船橋市:選手会に「業界支援を受けなければ平成26年度にやめざるを得ない状況だ」と説明した。
    ソフトランディングするために27年度にしようと判断した。
記 者:船橋所属の73人の選手をどうするのか
JKA:他のオートレース場のスケジュールを大幅に見直す必要がある。73人については1年半といわず、早急にとりまとめたい。
記 者:日本写真判定は熱意を持って運営していた
船橋市:オートレースに関して、いろんなご提案をいただき、熱意を感じている。しかし、公営競技として自治体財政に寄与するという
    本来の目的が達成できるかは非常に厳しい状況だ。
記 者:オートレースに下げ止まりが見られないのはなぜだと思うか。
 県 :他の公営競技に比べ、規模の差が大きく、景気低迷や震災など一つ一つの影響が大きく出ているのではないか。
船橋市:オートレースは国内限定で、6場だけ。経済状況が落ち込んでいる中、販売チャンネルが少なく、落ち込みに拍車をかけている。
    発祥の地として忸怩たる思いはある。場外車券売場の設置など、残りの5場ができるだけスムーズにやっていけるように協力する。
JKA:払い戻し率が70%に変更になったことが響いている。船橋の100億円とは言わないが、それ相応の売り上げを
    上げられるようにしなくてはいけない。ファンの方々が船橋オート廃止の不安を払拭できるよう、
    早急に売り上げ活性化の方策をとりまとめたい。

さぁて、突っ込みたい部分が何箇所もあるが…(真偽はともかくとして)廃止に至る経緯を知ることはできた。
では今後どうすれば廃止撤回できるか?その一手はあるか否か?とりあえずそれは明日にでも考える事にする。