鈍行中四国（２０）

はじめから読む方はこちらから…鈍行中四国（１）

銅鑼の音に慣れ始め、ようやく本格的に車券勝負開始。
が、小さく当ったり小さく外したりのボチボチ内容。パッとせんというか…
５００バンクは熊本で慣れてて、かつ相性がいいからイケルと思ってたんだが
現実はそう簡単易ぅいかんごたる。流れを変えるためにメシタイム突入。
これといって名物らしいものもなさげだったので、手当たり次第食っていく事に。


揚げもん…


スジ…


鳥の手羽揚げのようなもの…


焼き鳥…

不味くはないが、決して無茶苦茶美味いと言うほどでもなく、中庸というか。

そんな中、一際異彩を放つ商品が目に飛び込んでくる。それが…

しそジュース。ジュースなの？ジュースにしちゃったの？
間違いなく酸っぱいんだろうな。いや、ジュースだから酸っぱさ控えめ？
そんなヴァカな事を考えつつ、目の前にある地雷原に足を踏み入れる。
酸っぱいオンリーの可能性も考え、一緒に回転焼も購入。


化学の実験で出てきそうな色の飲み物と回転焼。さっそく食うとしますか…
まずはしそジュース…酸っぺぇ！超酸っぺぇ！こらいかん！回転焼回転焼！
甘ぇ！超甘ぇ！回転焼超甘ぇ！しそジュース！酸っぺぇ！（以下無限ループ）
全てを飲み食い終えて、口の中が甘酸っぱい。これが初恋の味？（絶対違う）
…今考えると、何故私はこの時給湯サービスのお茶を一緒に持ってこなかったのかと。
博多から遥か遠き高知の地で、甘味と酸味に悶える３０代男（独身）

～続く～