お盆に愛知県の実家に帰省中だが、天気もまずまずとのことなので、「青春18きっぷ」を使って、日帰りで滋賀県へ行って、近江鉄道の乗りつぶしをしてくることにした。
朝食後実家を出て、中央本線に乗って、金山駅まで行き、東海道本線の米原行き新快速に乗り換える。結構混んでいたが、なんとか窓側の席を確保して、ぼんやりと窓外の景色を眺めていた。電車は名古屋駅から満席となって、立っている人も多くなり、濃尾平野を順調に走って行って、米原駅へとたどり着く。
米原駅で下車し、駅のスタンプを押してから、近江鉄道の改札口へと向かったが、次の電車までには30分以上の待ち時間があった。近江鉄道は、滋賀県内において、米原市の米原駅~甲賀市の貴生川駅間(47.7km・駅数25)を結ぶ本線と彦根市の高宮駅~犬上郡多賀町の多賀大社前駅間(2.5km・駅数3)を結ぶ多賀線と東近江市の八日市駅~近江八幡市の近江八幡駅間(9.3km・駅数7)を結ぶ八日市線の3路線を運行するローカル私鉄事業者だ。1896年(明治29)6月16日に近江鉄道株式会社が設立され、1898年(明治31)に彦根駅~愛知川駅間が開業、1900年(明治33)に彦根駅~貴生川駅間が開通、1914年(大正3)に多賀線が開業する。1931年(昭和6)に米原駅~彦根駅間が開業し、本線が全通した。1944年(昭和19)には、八日市鉄道株式会社を合併して、八日市線となる。2016年(平成28)2月29日には西武鉄道の完全子会社となり、鉄軌道事業以外に、自動車運送事業、観光事業、不動産事業、旅行業なども営んでいるとのことだ。
まず、近江鉄道の土日祝日限定の一日乗車券「1デイスマイルチケット」(880円)を購入し、時刻表ももらってから、駅周辺の様子をカメラに収めながら時間をつぶす。そして、9時19分発の普通列車に乗り込んだが、日曜日のこととて、とてもすいていた。
車窓から沿線の風景や対向する電車、駅などにシャッターを切りながら、進んでいったが、単線をのんびり走る風情を味わっていく。
彦根市街を過ぎ、高宮駅で下車して、支線となっている多賀大社駅行きへと乗り換えたが、とてもスムーズにいって良かった。6分ほどで終点へ着き、降り立ったが、多賀大社をイメージした駅舎となっている。折り返しの電車までには、30分ほどの時間があったので、徒歩10分のところにある多賀大社まで急いで行ってみることにした。沿道は門前町の風情があり、土産物屋や昔ながらの料亭、旅館なども散見される。なんとか10分ほどで鳥居をくぐり、参拝をすませて戻ってきたが、電車出発のギリギリだった。
再び、高宮駅まで戻り、今度は貴生川駅行きに乗り換え、先頭車両の一番前の窓際に陣取って、車窓を楽しみながら沿線の写真を撮っていく。
今度は、八日市駅で下車し、駅前の写真を撮り、スタンプを押してから、近江八幡駅行きへと乗り込んだ。再び先頭車両の一番前の窓際に陣取って、沿線写真を撮っていったが、レトロな駅舎や鉄橋があって、被写体には困らない。18分ほどで、近江八幡駅に到着したが、ここはJR東海道本線との乗換駅になっていて、とても立派だった。
駅前に、大きなスーパーマーケットがあったので、その4階のレストランコーナーで昼食をとることとする。その中に、名古屋方面ではなじみの「スガキヤ」があったので、入店してざるラーメン(390円)を注文した。
食後は、再び近江鉄道へと乗り込んで、八日市駅へと戻っていく。ここで、貴生川駅行きへ乗り換えようと思ったが、49分も待ち時間があったので、駅周辺を歩いてみることとした。駅前の本町アーケード街へ行ってみたが、閉店や移転してシャッターを下ろしている店舗が目立ち、活気がなく、人通りもあまりない。結構日差しがあって暑くなってきていたので、しばらくして駅に戻ったが、駅舎内にも冷房の効いているスペースがなく、汗をかきながら待つこととなった。
やっと到着した貴生川駅行きに乗り込み、再び沿線風景をカメラに収めながら、進んでいったが、とてものどかな風景が展開している。それも45分ほどで終着となり、近江鉄道全線乗りつぶしが完了した。
ここからはJR草津線に乗り換えたのだが、少し待ち時間があったので、駅舎の写真を撮り、スタンプを押してから、下りの柘植行きを待つことにする。
その後は、柘植駅ですぐに関西本線亀山駅行きへと乗り換えることができた。しかし、空には入道雲が広がり暗くなってきて不気味な感じがする。案の定、加太駅で雨が振り出し、これ以上前に進めなくなってしまった。今年初めまで、土砂崩れで長期不通となっていた区間だけに、不安がよぎる。それでも、10分ほどで前進できることになりホッとした。
亀山駅からは、それほど待ち時間もなく、名古屋駅行きの快速へと乗り継ぐことができたが、前方には暗雲が立ち込めていることは変わっていない。
なんとか名古屋駅まではたどり着くことができたが、乗り換えようとした中央本線は、大雨のためにかなり延着していた。それから乗り込んだ瑞浪駅行きも途中スピードを落としての運行ととなったものの、なんとか無事に実家に帰りつくことができて、胸をなでおろす。
朝食後実家を出て、中央本線に乗って、金山駅まで行き、東海道本線の米原行き新快速に乗り換える。結構混んでいたが、なんとか窓側の席を確保して、ぼんやりと窓外の景色を眺めていた。電車は名古屋駅から満席となって、立っている人も多くなり、濃尾平野を順調に走って行って、米原駅へとたどり着く。
米原駅で下車し、駅のスタンプを押してから、近江鉄道の改札口へと向かったが、次の電車までには30分以上の待ち時間があった。近江鉄道は、滋賀県内において、米原市の米原駅~甲賀市の貴生川駅間(47.7km・駅数25)を結ぶ本線と彦根市の高宮駅~犬上郡多賀町の多賀大社前駅間(2.5km・駅数3)を結ぶ多賀線と東近江市の八日市駅~近江八幡市の近江八幡駅間(9.3km・駅数7)を結ぶ八日市線の3路線を運行するローカル私鉄事業者だ。1896年(明治29)6月16日に近江鉄道株式会社が設立され、1898年(明治31)に彦根駅~愛知川駅間が開業、1900年(明治33)に彦根駅~貴生川駅間が開通、1914年(大正3)に多賀線が開業する。1931年(昭和6)に米原駅~彦根駅間が開業し、本線が全通した。1944年(昭和19)には、八日市鉄道株式会社を合併して、八日市線となる。2016年(平成28)2月29日には西武鉄道の完全子会社となり、鉄軌道事業以外に、自動車運送事業、観光事業、不動産事業、旅行業なども営んでいるとのことだ。
まず、近江鉄道の土日祝日限定の一日乗車券「1デイスマイルチケット」(880円)を購入し、時刻表ももらってから、駅周辺の様子をカメラに収めながら時間をつぶす。そして、9時19分発の普通列車に乗り込んだが、日曜日のこととて、とてもすいていた。
車窓から沿線の風景や対向する電車、駅などにシャッターを切りながら、進んでいったが、単線をのんびり走る風情を味わっていく。
彦根市街を過ぎ、高宮駅で下車して、支線となっている多賀大社駅行きへと乗り換えたが、とてもスムーズにいって良かった。6分ほどで終点へ着き、降り立ったが、多賀大社をイメージした駅舎となっている。折り返しの電車までには、30分ほどの時間があったので、徒歩10分のところにある多賀大社まで急いで行ってみることにした。沿道は門前町の風情があり、土産物屋や昔ながらの料亭、旅館なども散見される。なんとか10分ほどで鳥居をくぐり、参拝をすませて戻ってきたが、電車出発のギリギリだった。
再び、高宮駅まで戻り、今度は貴生川駅行きに乗り換え、先頭車両の一番前の窓際に陣取って、車窓を楽しみながら沿線の写真を撮っていく。
今度は、八日市駅で下車し、駅前の写真を撮り、スタンプを押してから、近江八幡駅行きへと乗り込んだ。再び先頭車両の一番前の窓際に陣取って、沿線写真を撮っていったが、レトロな駅舎や鉄橋があって、被写体には困らない。18分ほどで、近江八幡駅に到着したが、ここはJR東海道本線との乗換駅になっていて、とても立派だった。
駅前に、大きなスーパーマーケットがあったので、その4階のレストランコーナーで昼食をとることとする。その中に、名古屋方面ではなじみの「スガキヤ」があったので、入店してざるラーメン(390円)を注文した。
食後は、再び近江鉄道へと乗り込んで、八日市駅へと戻っていく。ここで、貴生川駅行きへ乗り換えようと思ったが、49分も待ち時間があったので、駅周辺を歩いてみることとした。駅前の本町アーケード街へ行ってみたが、閉店や移転してシャッターを下ろしている店舗が目立ち、活気がなく、人通りもあまりない。結構日差しがあって暑くなってきていたので、しばらくして駅に戻ったが、駅舎内にも冷房の効いているスペースがなく、汗をかきながら待つこととなった。
やっと到着した貴生川駅行きに乗り込み、再び沿線風景をカメラに収めながら、進んでいったが、とてものどかな風景が展開している。それも45分ほどで終着となり、近江鉄道全線乗りつぶしが完了した。
ここからはJR草津線に乗り換えたのだが、少し待ち時間があったので、駅舎の写真を撮り、スタンプを押してから、下りの柘植行きを待つことにする。
その後は、柘植駅ですぐに関西本線亀山駅行きへと乗り換えることができた。しかし、空には入道雲が広がり暗くなってきて不気味な感じがする。案の定、加太駅で雨が振り出し、これ以上前に進めなくなってしまった。今年初めまで、土砂崩れで長期不通となっていた区間だけに、不安がよぎる。それでも、10分ほどで前進できることになりホッとした。
亀山駅からは、それほど待ち時間もなく、名古屋駅行きの快速へと乗り継ぐことができたが、前方には暗雲が立ち込めていることは変わっていない。
なんとか名古屋駅まではたどり着くことができたが、乗り換えようとした中央本線は、大雨のためにかなり延着していた。それから乗り込んだ瑞浪駅行きも途中スピードを落としての運行ととなったものの、なんとか無事に実家に帰りつくことができて、胸をなでおろす。