満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

05年私的映画ベスト10!

2006-01-16 02:00:10 | 映画

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。
今日は日中ぬくぬくと暖かく、生きていることが嬉しくなるような陽気でしたね。天気予報によると3月中旬並みの気温だったとか。そうかあ、3月になればこんなにも暖かくなるのかあ。ふうんふうん。こりゃあ今年も花見酒が楽しみ・・・イヤ、何でもありません(笑)。

ところで、今日こそ前々からやるやると言っておりました「05年私的映画ベスト10」を発表したいと思います。
先にお断りしておきますが、05年に封切られた映画のうち、「黒猫が観て面白かった映画」です。大衆の意見とは異なるかもしれませんが、私見ですのでご了承下さい。「何だよ○○が入ってないじゃん!」とか思われたとしても、黒猫が観ていないものは入りようがありません。そんなごく限定された範囲内でのベスト10ですが、よろしければお付き合い下さい。
では以下発表で~す。

1.『妖怪大戦争』
2.『ドッヂボール』
3.『セルラー』
4.『きみに読む物語』
5.『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月』
6.『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』
7.『七人のマッハ!!!!!!!』
8.『ダンシング・ハバナ』
9.『逆境ナイン』
10.『ノロイ』(※映画の性質上公式サイトは怖い演出です。苦手な方は踏まないで下さい)

というような結果に相成りました。個人の趣味全開ですが、お気になさらず(笑)。以下自分なりの解説です。


1は言わずと知れたチーム『怪』の祭のような映画。CGもすごいが大戦争シーンは広く一般から妖怪エキストラを募った熱の入れよう(笑)。水木(しげる)先生や京極夏彦、宮部みゆき、荒俣宏も出演。各人の熱の入った妖怪ぶりと、菅原文太演じるちょっぴりボケたじいちゃんに萌えろ!(結局そこ?)ただ、妖怪に思い入れがない人にはあまりアレかも(笑)。
2はわたしの中でお馬鹿部門の一位です。本当にもうね、どうしようもない馬鹿(笑)。ベン・スティラーのキモさ(褒め言葉)がもう眩しいほどです。どうにもイケてないドッヂチームのメンバーの個性、怪しい日本人チームなど、ツッコミどころ満載。
3はサスペンス部門一位です。携帯電話というメディアを使ってこんなにもスリリングな話ができるんだなあと感心しました。あまり話題にならなかったようですが、手に汗握る駆け引きとアクションは素晴らしかった。是非観て頂きたいです。
4は感動部門の一位です。実際にあったとしたらロマンティックに過ぎる話ですが、若者同士のひたすら一途な恋情を描くパートと、認知症の老女に毎日物語を聞かせる老人のパートが最後にリンクして、おお、と思いますよ。ちょっと出来すぎでも、そこはそれ、ほら、ロマンスですから。
5はロマンティックコメディ部門の一位。わたしは原作も大好きな上メインキャストが全員好きなので、かなり楽しめました。原作とは違う部分がかなりありましたが、原作ファンをがっかりさせるような変更は特になかったように思います(そういう映画も珍しい)。レニーはこの続編の撮影のために再び太って、終わったらまた痩せたとか。プロですねえ。とりあえずコリン・ファースファンは観ないと!
6はアクション部門の一位。ド派手なアクションとお馬鹿なやりとりでわたしはとても楽しんだのですが、これもあまり話題にならなかったような・・・。マシュー・マコノヒーもペネロペ・クルスも頑張ってましたよ!原作は長く続いているシリーズなので、続編もあるかもしれません。読んでないので読みたいな。
7は実はわたしが観たのは年明けなのですが、封切りが05年ということで。ノースタントノーCG、徹底して本人がアクションをやる「マッハ!!!!!!!」のスタッフが製作。とても面白かったですが、(話の中で)あまりにも人が死にすぎて後味が微妙だったのでこのランキングで。でもアクションは素晴らしかったですよ!
8は『ダーティ・ダンシング』という映画のリメイクらしいのですが、こちらはわたしは未見。ダンス大会に優勝するために手を組んだ男女がだんだん惹かれあうが、身分の壁が・・・という単純なストーリーですが、ダンスシーンがとにかく素晴らしい。お薦めです。
9は邦画お馬鹿部門一位かな(笑)。あまりにもありえないストーリーはいかにも漫画的で楽しめました。ココリコ田中の監督ぶりはまさに神がかってましたよ。あと藤岡弘、の豪快な校長ぶり、最高でした。
10はホラー部門の一位。あまり数を観ていないので何とも言えませんが、実に日本的な恐怖もののお約束を踏まえていたのがよかった。あと霊能者なのかヤバい人なのか紙一重の堀さんがリアル(笑)。いるよああいう霊能者。ただノベライズはあまり面白くなかったです。


・・・というわけで、こんな感じのランキングになりました。

ちなみに個人的に05年度急上昇オヤジはリーアム・ニーソン(『キングダム・オブ・ヘブン』『バッドマン・ビギンズ』『愛についてのキンゼイ・レポート』に出演)。出演作は何故か全てランク外になってしまいましたが、脱いだら意外とすごい身体にドッキリですよ(笑)。要チェックオヤジですよ(好きにしろ)。え?ラジニ?ラジニ様は殿堂入りなされておいでですので、ランキングの埒外です(笑)。

あと番外として、東京国際ファンタスティック映画祭で観た『トム・ヤム・クン!』がありますが、これは正式公開は今年のGWになりそうですので除外しました。

やー書いた書いた。
黒猫の05年観た映画はこんな感じでしたよ。明らかにハァ?と思った映画もありますが、おおむね面白い映画が多かったです。今年も面白い映画をたくさん観たいものです。特にインド映画(笑)。
皆様もこれは!というお薦め映画等ありましたら是非こっそり(じゃなくてもいいですが)教えて下さいませ。お礼に歌います(いらないよ)。