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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

77冊目:「もどってきたアミ 小さな宇宙人」

2012-07-09 21:44:39 | 
総評:★★★★☆ 前作より面白くなっている
面白い度:★★★★☆ 面白かった
読みやすい度:★★★★★ 変わらず
ためになる度:★★★★★ ためになった
また読みたい度:★★★★☆ また読みたい


前に読んだ「アミ 小さな宇宙人」の続編。
内容としては面白く、前よりかはさらに深い話が書いてあった。
まだ色々話したりないことがあるんだなぁと思った。

前回も書いたが、これは児童文学ってくくりではなく、普通に本当のことが書いてあると思う。
本当にリアリティがあり、途中のアミ直筆の「クラトの羊皮紙」なんかはマジで直筆じゃん!って思った。

そんなんで、内容としては、前回と同じくペドゥリードがアミと一緒に色々旅するっていう内容だったが、今回はビンカという別の惑星に住むもう一人のゲストがいた。


そんなんでいつものように簡潔に面白かった内容を抜粋する。

・愛の贈りものを手にしているときには、たとえ物質的な富が少なくても、いつも幸福なんだよ。もし愛だけ求めたとするなら、そのうえに、ほかのものも手に入れることができるだろう。でも物質的な富だけを求めようとしたら、たとえ求めたものを手に入れたとしても、幸福はけっして得られないよ。

・過度の闇と光はものを見るさまたげになるということさ。ときには、小さな子どもにコウノトリの話をするのも悪くはないんだ・・・

・文学作品や音楽、映画そのほかいろいろな文化的な表現にも、インスピレーションをあたえている。メッセージの普及に役立てられるものなら、なんでも利用している。

・すべての宗教にインスピレーションをあたえているのはおなじ精神なんだよ。また千年がすぎ、さらに次の千年がすぎ、あらたにその進歩と人類の必要に応じて、別の教訓をひろめるために別のひとが選ばれる。

・宗教的な分裂は国境やイデオロギーの分裂と同じように、あるいはそれ以上にとても危険なものなんだよ。宗教の意味が愛を実践することだということがはっきりと理解できないでいるかぎり、宗教や師の名をはり合ったところでなにも得るものなんかないんだ。

・世の中には、自分がやれることや、もっているものに対して、なんの価値もみいだせないひとがいる。また反対に、それらをじっさい以上に価値のあると思いこんでいるひともいる。その両者とも正しくない。

・われわれがきみたちの世界で仕事をするときには、その”雑音”が少ない場所を選んで、そこを経由するんだよ。

・幸せな人生を生きるためのゆいいつの秘密、たったひとつの方法、それは愛とともに生きることだ。

・だれかに対して、けいべつを感じるとき、そのひとのことを、”精神的にあまり進歩していない”とさげすむ気持ちをいだくたびに、見つけることができるんだよ。


そんなんで、自分もお金とかの物質的な満足でなく、それに目を囚われず、精神的な幸福に目を向けて生きていきたいと思った。以上☆
コメント
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