奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

「奥さまは魔女」

2015-08-16 11:39:54 | 映画・テレビ
 お久しぶりです。
 お盆休みも今日で最後という方が多いと思いますが、どう過ごされたでしょうか?
 うちは、息子が揃って帰って来なかったので、ちょっと淋しいお盆になっちゃいました。
 それでは気を取り直して、早速、本題に入らさせていただきますね。
 
 先日、古本屋さんに行ったら、横山光輝著の「夜光島魔人」というマンガを見つけたの。

 このマンガは、以前、私がブログで親しくさせていただいている空飛ぶアカエイさんに、

そのネーミングの元になったキャラクターが登場していると教えて下さった事があります。
 でも、その時、私はそのマンガを知らなかったですし、買おうとしても高いのではと思っ

て、あまり興味はわかなかったの。
 ところが、それは文庫本で出てたんです。しかも、古本屋さんなので、かなりリーズナブ

ルなお値段で。
 どうしよう?買おうかな?
 でも、有名でないという事はさして面白くないのかも知れない。
 だったら、いくらリーズナブルでも買うのはよそうかなと、そっちの方に傾きつつあった

の。
 だけど、少年マンガでは、正義と悪が重要なテーマになる場合が多いじゃない?
 ということは、空飛ぶアカエイというキャラクターも、どっちかに分類されてる可能性は

大いにあるって事じゃないですか?
 ブログで親しくさせていただいている空飛ぶアカエイさんとは、もうかれこれ4年ほどの

お付き合いで、ブログを読んだり、コメントをあげたり貰ったりして、私の中ではいつしか

大切な人になっちゃってます。
 でも、直接会ったこともなければ、当然、さわられた事もありません。
 つまり、ブログ以外では謎の人って訳!
 そんな私は、数少ない情報から、私なりにいろいろ想像はしていたの。
 私は、今、人って書いちゃいましたけど、空飛ぶアカエイというのは真実で、人間以外の生物ではないか?
 私の推測では、プロフィールの画像にあるように、ある使命を帯びて、夜な夜な、空を飛

び廻っている気がするんです。
 そして昼間はね、水中生物ということで、お風呂にずっと浸かってる。
 そうじゃなきゃ、ぐたっとなって、すぐに死んじゃうから。
 ブログを書くときは、パソコンのキーを、尾っぽの先で、ちょんちょんと押して書いてる

んじゃ?
 私は、ずっとそう思っていたの。
 でも、「夜光島魔人」を読めば、その謎が解けるかも知れない!
 そして、空飛ぶアカエイというキャラクターが正義か悪かも分かるかも知れない!
 もし、空飛ぶアカエイが悪だったら?
 その可能性もなきにしもあらずですよね?
 万が一、悪だったら、悪と仲良くする訳にはいかないのでは?
 4年間も仲良くさせていただいて申し訳ないけど、お別れするしかないかも?
 それとも、読まずにいようかな?
 それなら、これからもずっと仲良くお付き合い出来るかも知れないし。
 でも、この重要な問題を有耶無耶のままにさせておいていいの?
 
 決めました!
 
 この際、白黒、はっきりつけようじゃないの!

 そうして、私は「夜光島魔人」を大金320円で買い求め、恐る恐る読んでみたの。

 すると、いきなり、空飛ぶアカエイが人を襲って殺しちゃってるんです!

 さらに読み進めていくと、主人公の山形三郎少年と、その兄まで襲ってる!

 空飛ぶアカエイは悪に違いないわ。

 私が親しくさせていただいている空飛ぶアカエイさんとの関係ももはや風前のともしび・

・・

 さようなら、空飛ぶアカエイさん。あなたとの別れは辛いけど、私、悪と仲良くする訳に

はいかないの。
 でも、今まで、いろいろ親切にさせていただいた事だけは忘れませんから。(涙)

 一時、そう思ったものの、念のため、最後まで、「夜光島魔人」を読んでみる事にしまし

た。
 すると、空飛ぶアカエイの意外な正体が明らかになったのです!
 私は、それまで、空飛ぶアカエイはマッド・サイエンティストによりバイオ技術で作られ

た画期的な新生物だと思っていたの。
 ところが、これを見て下さい。

 空飛ぶアカエイの正体はこの通り飛行服で、人間がこれを着て、自由自在に空を飛び回っ

ていたの!
 
 ええっと、ということは空飛ぶアカエイ自体に正義とか悪の観念はなく、それを着た人に

よるってことみたい。

 ああ、ほっとした~

 私、空飛ぶアカエイさんとお別れしなくていいんだわ♪

 
 空飛ぶアカエイさん、ドキッとさせちゃってごめんなさい。
 
 空飛ぶアカエイさんの事、悪と疑ってた訳じゃないんですけど、ま、一応ね。(笑)

 そこでお詫びのしるしに、空飛ぶアカエイさんが尊敬している横山光輝先生の作品で、私

が横山作品でもっとも好きな「魔法使いサリー」を書こうと思ったのですが、すでにご紹介

してますので、今回は横山先生がそれを描くきっかけとなったテレビ番組「奥さまは魔女」

について書きたいと思います♪ 

 無理やり、こじつけたなと気づきました?(笑)
  
 なんでも、この番組で、日本では「魔法使いサリー」以下一連の「魔法少女もの」と呼ば

れるジャンルが作成されるきっかけになったそうです。
  
 もちろん、私も大好きで、よく観てました。
 サマンサみたいに魔法が使えたらと、どれだけ鼻をピクピクさせようと真似たことでしょ

う。

 そう、女の子って、占いに代表されるように不思議なものが大好きなんです。
 それは、もしかしたら男の子みたいに腕力がないからかも知れません。
 だから、魔法で、嫌な相手をとっちめたり出来るこのドラマの主人公サマンサに憧れてた

のかも?(笑)
 それに、私に笑いのコツを教えてくれたのも、この番組だったのです。
 というのも、この番組を私が観てたのは、かなり小さな頃で、面白いには違いないのです

けど、どこで笑えばいいのか、まだよく分からなかったの。
 だけど、この番組のすごいところは、ここで笑いなさいよと言わんばかりに笑い声が入っ

てたことなの。
 それでね、幼い私は、その笑い声を聞いてから、安心して笑ってたの。(苦笑)
  

 それでは簡単に、この番組を説明しますね。
 サマンサは愛するダーリンと新婚ホヤホヤなんですが、自分が魔女であるのを黙って結婚

しちゃったのです。
 そこへ現れたのがサマンサの母親のエンドラ。
 エンドラは、魔法を使えない人間を下等動物とバカにしていて、魔法の国に連れて帰ろう

とするのです。
 だけど、サマンサはダーリンに本当は魔女だと打ち明け、それを聞いたダーリンは最初は

大変、驚くのですが、「それでも僕は君と別れるつもりはない」と結婚生活の継続を宣言す

るのです。
 
 なんて、優しいダーリン♪

 そこからエンドラをはじめとする彼女の親戚たち魔法使いが次々と現れては珍騒動を繰り

広げ、番組は続いていくのです♪
 
 私は、この記事を書くにあたって、久しぶりに観たのですが、今みたいな高度なCGじゃな

く、いずれも初歩的な特撮ではありますが、突然、エンドラが現れたり、ものが消えたりだ

とかを、実に効果的に使っていて、あまり特撮に頼らずに楽しませてくれる点が良いなと思

いました♪

 そして、観ているうちに、いつしか、サマンサみたいに鼻をピクピクさせている自分がい

ました♪


 魔法はあらゆる常識を打ち破って、ありとあらゆる想像力を無限に引き出してくれるとこ

ろが素晴らしいと思います。

 もし、あなたの奥さまが魔女だったら、どうします?
 

 きっと、それはそれは素晴らしい結婚生活が待っていること、断言します♪



 奥さまの名前はサマンサ。
 
 そしてだんな様の名前はダーリン。
 
 ごく普通の二人はごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。

 でも、ただひとつ違っていたのは、奥さまは魔女だったのです♪