


今日 向東公民館で「向東町今昔物語」と題する勉強会?があった。
行って驚いたのは参加者の多いこと、多分40名収容の研修室に50人位は
いたと思う、館長の弁を借りると60代、70代の男性が圧倒的に多いとか、
まぁ暇なんですから分かりますが・・・
講師の方はNPO法人尾道文化財研究所の榊原専務理事。
冒頭、向東の子供さんに向東のお宝は何ですか? と聞くと「何も無い」と
応えるそうだ、これは親世代が他地域から来ていることや、親そのものが
向東をよく知っていないこと、と手厳しい。
古代、中世、近代といろんな話を面白可笑しく話されるので、聞くのは
楽しいがまとめるのは難しい。
まぁ、まとめるような堅苦しい物でないので聞き流しでいいのですが、そ
れでもへー、はーと驚いたりビックリしたりといい勉強になった。
一つ二つ紹介すると、尾道港の歴史は1169年、備後太田荘の倉敷地として
指定され尾道港が開港した、それまでは尾道浦というまぁ漁村だった。
その尾道港に江戸時代、北前船が寄港し尾道商人が栄えた、しかし本当に
尾道港に北前船のような巨大な船が入れたか? 浅くて入れない実際には向東
の歌の港や松永の港に寄港し小舟で運んでいた。
多くの荷物は尾道で降ろされ、代わりに積んだのが何と綿と古着だそうだ、
山波地区で綿が取れ、豪商も多いことから着物が派でですぐ変える、その
古着を大阪に持ち込み売っていた。
向東・向島の先祖はどこから来たか? 平家の落人だったと考えられている
、それは人の名前で半田さんが多くあるが、半の横棒を上に上げると平に
なるとか・・・・
上げればキリが無いほど、これは本気で自分の住んでいる島の勉強しなく
ては・・・・と思った次第。
勉強になりました。