兼題 土筆 植物 仲春
傍題 つくづくし つくしんぼ 筆の花 筆頭菜 土筆野
句 賃上げの満額妥結つくしんぼ
ちんあげのまんがくだけつつくしんぼ
季語 杉菜の胞子茎。堤や畔、野原などに群がって生える。
句意等 ナント・なんと5連続の「人」頂きました。しかも3句投
句した内、sekiの推奨句でない、勉強会にも出していなかっ
句意は、50年ほど前春闘華やか慣れしころ。組合活動やっ
俳句生活 よ句もわる句も 10月の結果が出た。
兼題 秋の暮 時候 三秋
傍題 秋の夕暮れ、秋の夕、秋の夕べ
結果 佳作
句 旅帰りポストを覗く秋の暮
たびがえりぽすとをのぞくあきのくれ
季語 秋の一日の夕暮れのことで、秋の終わりは暮の秋
解説 (時候・晩秋)という別の季語があり、混同しないよう
に。本意は藤原の定家の「見渡せば花も紅葉もなかり
けり裏の苫家秋の夕暮れ」から、もののあわれの極み
と云う本意が定まったそうだ。
句意等 二カ月続けての「佳作」となりました、俳句ポスト
と比較したら甘いと言われている俳句生活、これで佳
作続きにはガックリ。
広ブロの勉強会に投句したのは「旅帰りポストを探る
秋の暮」、句意はそのまんまで、短い旅から夕方帰って
一番に探るのは玄関横のポスト・・・
その句の「探る」を「覗く」に修正したものですが、
そのまんま「探る」としたのが良かったか迷いありで
した。いずれにしても寂しさはあっても、季語の本意に
は距離がありました。
俳句ポスト365 9月の結果が出た。
兼題 色鳥 動物 晩秋
傍題 なし
結果 中級以上の部 並選
句 色鳥や異国訛りのやうな聲
いろどりやいこくなまりのようなこえ
季語 主に秋に渡ってくる小鳥たちのことをいい、「色々の
解説 鳥が渡って来るから」とも「彩の美しい鳥が多いから」
とも。春に渡って来る夏鳥は、その囀りが美しいが、秋
に渡って来る冬鳥は姿が美しいと詠まれてきた。
句意等 いゃー改めて、俳句ポストの中級以上の部の難しさ痛
感しています。今日も「並」に取って貰っていればいいが
・・・と完全弱気、幸いにも「並」でした。目指すは明日
の「佳作」(人相当)なのですが、気持ちで負けてます。
この句、広ブロの勉強会では「色鳥の異国訛りに染まり
をり」で投句、皆さんの鳴くのは季語「囀り」なのでは、
季語「色鳥」は鳥の美しさ・・・ではとの指摘も頂きまし
たが、ロシアや中国から渡って来る鳥は鳴き声が訛ってい
るのでは・・・にこだわり、修正して投句したものです。
「並」に取って貰ってホッとしてます・・・
俳句生活 よ句もわる句も 7月の結果が出た。
兼題 水着 晩夏 時候
傍題 海水着、海水帽、水泳帽
結果 佳作
句 ヴィーナスにビキニの水着着させたし
びぃーなすにびきにのみずぎきさせたし
句意等 海やプールで泳ぐ時に着る衣服・・・若い女性の
間では泳ぐことより海辺のファッションを優先さ
せているようだ。
兼題が出た時から苦手意識があり、色々悩んで辿り
着いたのがヴィーナス、広ブロ勉強会では「ヴィー
ナスに着せてあげたき水着かな」でしたが、どんな
水着か表現したら・・・等でビキニとしましたが、
浅はかさですね、色とか肌にに食い込むとか・・・
推鼓の余地ありでした。
まぐれで3カ月続いた「人」終わりました。また頑張
ます。