俳句生活 よ句もわる句も 5月の結果が出た。
兼題 涼し 時候 三夏
傍題 涼 涼気 涼味 涼意 朝涼 夕涼 晩涼 夜涼
兼題 涼し 時候 三夏
傍題 涼 涼気 涼味 涼意 朝涼 夕涼 晩涼 夜涼
宵涼し 涼夜
結果 人選
句 百の母大往生の顔涼し
ひゃくのははだいおうじょうのかおすずし
季語 暑い夏の一日の中で、吹く過ぎて行く風や流れる水、木
句 百の母大往生の顔涼し
ひゃくのははだいおうじょうのかおすずし
季語 暑い夏の一日の中で、吹く過ぎて行く風や流れる水、木
解説 陰や夕立に思いがけず涼しさを覚えほっと息をつくことが
ある。この安らぎが「涼し」である。古来日本人は夏を涼
しく過ごすために衣食住のすべてに工夫を凝らして来た。
また「涼し」は心理的な意味合いで詠まれることもある。
句意等 実際の母は享年103才で、3年前の7月に逝きましたが、
暑い時期にもかかわらず、安らかで涼しげな顔していまし
た。多分に死に化粧の技と思われますが、その時の情景を
思い起し詠みました。
人選頂きましたが、sekiの一番推しの句ではありません
でした、広ブロの勉強会に出した「防具脱ぐ範士の顔の
涼しけり」に「けり」の使い方、防具脱ぐは? 等の指摘が
あり「試合待つ範士の顔の涼しけれ」と修正し投句。
相変わらずの選択眼なし・・・でしたが、今年6回目の
人選となりました。
夏井先生有難うございました。