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sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

終戦記念日

2025-08-15 17:20:04 | 時評
広島ブログ

 終戦記念日の今日、羽鳥モーニングショーで広島の原爆についての

紹介があった。

 

 一つは原爆の悲惨・非人道性を訴える語り部が、被爆者、被爆二世・

三世では枯渇するというもの、戦争そのものでも体験のある人はもう数

パーセントとか言われている。

 

 その実態うけ、広島県では被爆者家族による、語り部を始めたと言うも

の、もう一つは8・6の平和記念式典での、湯崎英彦広島県知事の挨拶の中

にあった、核抑止論はフェクションというもの。

 

 少し長いですが紹介します。 ・・・前略、このような世の中だからこそ、

核抑止がますます重要だと声高に叫ぶ人たちがいます。しかし本当にそうで

しょうか。確かに、戦争を出来るだけ防ぐには抑止の概念は必要かもしれま

せん。一方で、歴史が証明するようにぺロポネソス戦争以来古代ギリシャの

昔から、力の均衡による抑止は繰り返し破られてきました。なぜなら、抑止

とは、あくまで頭の中で構成された概念または心理、つまりフェクションで

あり、万有引力の法則のような普遍の物理的心理ではないからです。

以下 略。

 

 このフェクションであり、普遍の物理的心理ではない・・・が説得性がある

として注目され、略していますが後段の、人間は必ずしも抑止論、特に核抑止

論が前提とする合理的判断が常に働くとは限らないことを、身をもって示して

います。・・・につながっていきます。

 

 広島県知事が核所有国の首脳、そして我々にに問いかけるのですから、一定の

効果はあったのでしょうが、世論が動く・・・には至ってません。しかしこうゆう

問いかけが必要なのでしょう。

 

 モーニングショーで紹介されるだけでも、大いなる世論喚起・周知が出来たと思

います。広島県知事の更なる問題提起を来年に期待したいものです。


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