透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北方のひまわり

2022-08-16 19:21:07 | 日記

雨。最低気温18.3℃、最高気温24.2℃。

 

網走市生まれの歌人とあり、同郷というだけで、僭越ながら親近感が湧きました。

解説によると作者は「寒々しく荒涼とした幻想的な北方風景として北海道を描く傾向が強い」とのこと。

「北方は廃屋となる向日葵が大きく枯れて風に鳴るたび」

北海道の晩夏には、風景の中に枯れたひまわりの姿が確かにあります。

作者が思い受かべた北方の風景は「廃屋」や枯れた「向日葵」とリアルです。でも、一方で抒情的な雰囲気も感じ取れました。

解説にあるように幻想的な描かれ方をしているからなのかもしれません。

ともあれ、晩夏を迎えている今、心惹かれる歌として記憶に留めておこうと思います。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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