雨。最低気温4.7℃、最高気温7.0℃。
冷たい雨が静かに大地に沁み込むように降っています。
満開のツツジは雨に打たれながらも、ひるむことなく咲く意思を貫こうとしているかのようです。
北海道の開拓時代を生き切った先人もそうだったのかとふと思いました。
そして、本日の卓上四季には「戦後を代表する詩人」の茨木のり子さんが取り上げられています。
詩集「自分の感受性くらい」が岩波現代文庫に収録されたことを「ある種のニュースといっていいのではないか。」と筆者は語っています。
〈自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ〉のフレーズからはこの度も強烈な印象を受けました。
また、私は読んだことがないのですが、「四海波静」での一部が引用されていて、茨木さんの姿勢に潔さを感じました。
その姿に「言うべきことは言う姿勢であった」とコラムの筆者が綴っています。
「読み手の世代を問わず、人生の伴走者となるだろう」とも。
目を遠くに向けることで見えてくる今があるのかと思いました。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。