趣味に偏った話

2017-10-13 09:26:12 | 音楽
上野へ『運慶』再訪。また行っちゃった。
今回は一人で。落ち着いて復習みたいな感じ。
展示の追加があったのとショップをじっくり見たかったのもある。
母は超せっかちなので本当のところペースが合わんのよ。

それにしても、よかった。
荒んだ心が浄化されて、すごく善良な人間になって東博を出てきた
ような感じ。
やっぱり一人がイイね。

ショップも堪能できた。

無著像 最強…。


大日如来クリアファイルにバッハの譜面を入れてレッスンに行ったら、
仏像・バイオリン・バッハ、で完全体だわ。(雰囲気で…)
あとは私の腕前だけだね。トホホだけど頑張ろう。


こちらは本館

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渦中

2017-10-10 07:49:08 | 音楽
今、娘のレッスンは30分。
バイオリンを始めて2年と少したって、近頃課題が多くなって
きている。
スケール・セブシック・ウォールファールトで基礎。
スズキ教本で主に曲。
基礎の3冊は週ごとに回していて、1冊についての課題量が多い
わけではないのだが、ポジション移動やビブラートもあるから、
そちらにも時間が必要。
どうしても終わりが押してしまう。

で、来月からレッスン時間を45分に変更してみることにした。
どんな感じになるかわからない。娘の集中力の問題とかね。
先生と相談しながら進めていければと思う。


私の方は今、バッハの無伴奏パルティータ3番からルーレと
ガボットを勉強している。
なんとなく流れがつかめてきたように感じて練習を録音して
聞いてみた。

そしたら、音程がヒドく悪かったよ。
言いたくないけど、特に重音。
ショックだったってことは、もう少し弾けていると思って
いたのだな。そうだよ、そうなんだよ。
またこのパターンか。やられた。
ここから頑張るから別にいいけどね。プン。

ついでに、前にしていたブルッフ3楽章も一緒に聞いた。
こちらは、思っていたより良く弾けていると思った。
課題にしている間は全く太刀打ちできないって感じだったのに。
一旦曲から離れてみると、意外と頑張っている、いいトコロも
ある、こんなに弾けていたんだ、などと。
(あくまで私の実力基準で)

練習の渦中にいたら、立ち止まって振り返るみたいなことは
なかなか難しい。
より良いものを目指して、自分にムチを振るって前進あるのみ。
だから、今のバッハはこれでヨシ。
やれるだけやって振り返ったら、意外と弾けてる、と思える
だろう。
わからんけどね、そうであってほしい。

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5度

2017-10-07 10:32:50 | 音楽
5度の重音て、ものすごく弾きにくい。
↓今バッハのこれに難儀している。(最後の小節)

苦手の2,4に5度重音の2,2で小指がプルプルする。
5度で指の自由が奪われて4が伸ばせない感じ。

どうにも無理なので、ポジションを上がり1、3で取って、次の
小節でまた下がるのはどうかと先生に相談。
先生は「音程が取れれば、指は何でもいいのですが」と言いながら、
2、4でササッと弾いて…。
「うん、できますよ」と。

そうか、できるのか。

5度の押さえ方だが、私はわりと指を横気味にして取ろうとする。
だって、縦にするには指の幅が足りないし。
だけど先生は縦の指の形で押さえて完璧に音程が取れる。
指の幅が広いようには見えないのに。なんで?

私にも、縦で取るようにとのご指示だが、なんとも…。
悔しいので、なんとかならないかと色々手の形を変えて試す。
今のところブーブーと変な音がしているが、これまでの経験から、
おそらく曲を仕上げる頃には、できるようになるのではないか。
……わからんけどね。
自分の今後のために、ここは2,4にこだわってみようと思う。


娘のビブラートがだいぶ完成形に近づき曲の中で使い始めた。
ビブラートが入ると急に大人びた音楽になる。
すごくイイなあ。
しかし、もうしばらくしたら追い付かれる感が半端ない。
せめて娘が高学年になるくらいまでは前を走っていたいものだ。
なんだか根本的に違う道を走っているような気もするが。
考えちゃダメッ!!精進精進。

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地味

2017-10-03 08:52:51 | 練習
練習していて、今持っている課題が地味だなとすごく思う。
スケールはいわずもがなだけど。
ローデ24番もメロディックな感じではなく鍛錬系?だから、
なんとなく練習が外向きじゃないというか内向きでガシガシ。

バッハは一人で黙々とパズルをしているような感覚で夢中になる。
弾いていると音楽がどこまでも立体的に広がっていくようで
気持ちがいいんだよね。
だから、上手く弾けなくても意外とイライラしない。
今のところ。

そんなわけで全体的に練習が地味。
しかも、そういう感じが好き。
だから楽しい。

じゃあ、派手な練習ってナニ?って話だけど。
私の感覚でいうと、主に、高速アルペジオと、ジャラーンとか、
ジャジャジャ、みたいな重音ね。(雰囲気で感じて)

わかりやすく言うと、ブルッフ3楽章のような。全体に。
やっぱり結構ツラかったんだなあ。トホホ。
すごく勉強になったのは確かなんだけど。もちろん。
しかし、なかなかの敗北感だった。引きずっている。

とにかく今は久々に地味な練習を楽しんでいる。
ああ、やっぱりこういうのが性に合うのだなあ。
練習の成果も期待したいところよねえ。

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