レッスン日記83 しぼられた

2017-10-20 08:38:19 | レッスン
レッスンだった。
前回から3週ほどたつので久々。

今回は曲から。
バッハのパルティータ3番からルーレとガボット。
前回、ほんのさわりだけだったので、全体としては初めて聞いて
いただく。

まずはルーレのテヌートの弾き方。
私の弾き方は切りすぎで、押すというか、ちょっと改める感じでと。
そういう、微妙なニュアンスが難しいんだなあ。
先生は軽々と自在に弾いているけれど。
研究してみないと一朝一夕ではできない。

重音の音程は、まずまず悪かった。
ところどころ抜き出して合わせる。難しい。

私の感覚でいうとバッハの重音てなんだか独特で「内向き」って
感じ。職人技(雰囲気で)みたいな。
音程が合わないと、上手じゃない感が半端ない。
勢いでオリャーッ!ってできないからミチミチ合わせないと。
どちらにしても勢いはイカンね。
まあ、とにかく音程が悪いってだけの話だ。
そんなわけでルーレの方は音楽的に突っ込んだ指導に至らず。

ガヴォットの方は最初から最後まで堂々としぼられた。
音の固さとか柔らかさとか、踊りのイメージとか色々。
例えば、単純な強弱ではなくて、ここは足踏みのようにとか、
足を踏み出すエネルギーとか、そういう感覚的な話。
まだあまり整理しきれていないが、ガボットの方は少し前へ
進めたかな。

今までの曲と比べたらページ数もずっと少ないし、もっと単純な
感じだと思っていた。色々全体に。
だから、バッハの後にスケールとローデをみていただく時間がある
だろうと思って準備していたが、もう全く無理。
曲だけで時間いっぱい、ミチミチしぼっていただいた。
それだけ取り付く島があるってことだ。ヨシヨシ。
まずはルーレの重音の音程をなんとかしないとね。

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