私、今浦島太郎になりました。
助けてもいない亀に連れられて
竜宮城へ行きました
あくせく働きながら、そこそこ楽しい日々が過ぎ、体を壊して
やっとなつかしの我が家へ戻る決心がつきました
何か後ろめたそうな亀にのせられて浜辺へたどり着きました
我が家へ入っても
親兄弟、家族は皆居ません
途方にくれて
「開けて良いか悪いか解りませんが」と
召し使いから渡された玉手箱を開けました
すると
真っ白なヒゲのおじいさんになり
どっと疲れた感じがしました
そんな状況にも慣れて一年
久しぶりに押入れになおしていた「玉手箱」に目が行きました
ちょっと手にしてフタをほんの少し開けて、のぞいて見ると
何やら美しい煙が充満していました
さぁ”フタ”開けようか、どうしようか・・・
と言う所で目が覚めました
枕元を見ると、なにやら見知らぬハコが・・・ エヘヘ