学校公開 ２時間目 ２年生 いじめ防止授業を見に行ってきました。
先生が「たけしくんのぼうし」のプリントを読むのを、静かに聞いています。
髪の毛を短く切りすぎて学校に行きたくないな・・・と思っているたけしくん。
着いてもｌ帽子をなかなか取ることができません。
そこへ、お友達がまわりに集まってきて、次々に言います。
「教室では帽子を取るんだよ」 「早く帽子を取りなよ」 「そうだよ。そうだよ。」
その時、誰かが帽子を取ってしまいます・・・。
たけしくんは、教室から出て行ってしまい、次の日から３日間学校を休んでしまいます。
そこまで読んでもらったところで、その時の両方の気持ちを考えて、
もう１枚配られた紙に書いていました。
みんなは何でそう言ったんだろう。
たけしくんは何で帽子を取らなかったんだろう。
その時両方の立場の気持ちを、みんなで考えながら発表していました。
その後先生が、お話の続きを読んでくれました。
とおるくんが、たけしくんの家に謝りに行きます。
短く髪の毛も切って・・・
でも、とおるくんは短い髪の毛は気にならないようで笑っています。
人によって、気になることは違い、
自分にとってはなんでもないことが、相手を傷つけていることがあります。
自分ではしているつもりはなくても、それがいじめになることがあります。
たけしくんが学校に帽子をかぶってきたとき、どうすればよかったのでしょう？
人の気持ちは見えないものなので、
どんなことで相手が傷ついてしまうのか、わかりづらく難しいことですが、
とても大事なことをみんなで考えた１時間でした。
(author:HPボランティア)
