深川小学校 日々のできごと

深川っ子の学習や生活の様子、季節、地域の話題をお届けしています。学校をより身近に感じていただけたら幸いです。

避難所体験

2015年09月01日 | 安全・安心

 

夏休みも終わりに近づいた8月22日 『避難所体験』が行われました

校庭に集合し『開所式』が行われました

 

    

 

『消防隊の実演』

普段は見ることのできない消防隊の活動を見学しました

出動の際 食事中でも、入浴中でも わずか30秒 で準備をすませます

装備品は約20Kgもあるそうです 

 

 

『救急梯子救出』体育倉庫の上の人を助ける様子を見せていただきました

迫力のある動きに圧倒されました

 

それから・・・消火器の使い方の説明をうけ、体験もしました

まず火事に気付いたら大きな声で周囲へ知らせます

「火事だー」

その後消火器を使い火を消しましょう

 

たくさんの児童が、貴重な体験をしました            

 

そして、児童はプールへ…PTAの方々や、保護者のお手伝いの方々は

食事の準備に取り掛かります

今晩のメニューは 『アルファー米・白米』 『豚汁』

  

 

大きなお鍋にいっぱいの『豚汁』が完成 

 

非常食の白米

水を入れると60分 お湯を入れると15分ほどでおいしいご飯になります

ご飯は職員室前の廊下で食べました

 

 

  

 

 

 

 

日帰り児童の帰宅後、宿泊する児童で、『避難所で使う段ボール間仕切りの作成』です。

ダンボールをもらい、持ってきたはさみで切ります。

ダンボールは硬くて切るのに悪戦苦闘。保護者のお手伝いをもらいながら、なんとか仕上げました。

 

男女分かれて、体育館の両端に敷いてあるゴザで寝ます。

プライバシーを守るため、ダンボールで作った間仕切りを、ゴザの間において使います。

こちらは男子。大きく周りを囲んで広い部屋みたいにしました。ここでお友達とお泊りは、ワクワクしますね。

暑さのピークは過ぎたものの、じっとしていても汗がジワリと出る蒸し暑い日でした。

体育館なので冷房はなく、窓から通る風と扇風機だけです。

歯磨き、着替えの後、枕元に水筒を置いて全員で就寝です。

お友達とお泊りの嬉しさと、暑さと、硬い床で寝付けなかったようでしたが、これも避難所の貴重な体験となりました。

   

次の日は6時に起床、身支度と片付けをして校庭に出ました。

すがすがしい朝で、2階まで伸びたヘチマの花もきれいに咲いています。

みんなでラジオ体操をします。

閉所式を終え、最後にお土産をもらいました。非常食やおやつなど、2袋もいただきました。

帰宅する児童たちには、ちょっと疲れた様子も見られました。

自宅の家族の元に帰って、ゆっくり休んでくださいね。お疲れ様でした。

 

災害がないことを祈りますが、万が一の時にはこの貴重な体験が生きることと思います

 

(Author:HPボランティア)