深川小学校 日々のできごと

深川っ子の学習や生活の様子、季節、地域の話題をお届けしています。学校をより身近に感じていただけたら幸いです。

学校公開 3年生 ~道徳~

2014年01月29日 | 学校生活

1/18(土)

3年生の道徳の授業です。

『自分の良いところ』はどんなところか?

の質問に、みんなとっても悩んでいました。

元気に自分のよいところを発表した子も3人くらいはいましたが、

みんななかなか思いつかないようです。

 

先生:「では、まず紙に自分の良いところを書いてみましょう。」

生徒:「え~、わかんないよぉ」

 

みんな一生懸命考えていました。

「きれいずきなところ」と書いた子、

「字がきれいに書けるようになった」と書いた子、

「自分で言うのもなんだけど、ダンスが上手なところ」と書いた子、

。。。でもみんな、ひとつ書くのがやっとな様子でした。

 

「先生はもっといっぱいみんなのいいところ知ってるけどなぁ」

先生がそう言っても、みんなは、「え~わかんない」

 

続いて班になって、お友達のいいところを書きます。

こちらはみんなすらすら書けます。

面と向かっていいところを書くのは照れくさいのか、

自分が書いたところを隠して紙をお友達に回しています。

班でみんな書きあったら、次は先生に渡して、違うお友達に

自分のいいところを書いてもらいます。

そして、最後にまた自分のところに返してもらい、

みんなが書いてくれた自分の良いところを見て

嬉しそうに、照れくさそうにしていました。

 

「これ誰が書いてくれたのだろう?」

一人の子のつぶやきに、見にいらしていた校長先生が質問しました。

 

「なぜ君は、だれが書いたか知りたいと思った?」

 

この質問に一生懸命自分の心を見つめながら答えるけれど、

なかなかなぜなのか、答えが見つからない。

ほかの子も手を挙げてその理由を一生懸命伝えようとするけれど、

なかなかうまく表現できない。

そして「なんとなくわかるんだけど恥ずかしいっていうか。。。」

 

そうですね、いいところを書いてくれてうれしかった、

だからきっと知りたいと思ったのでしょうね。

そして、書いてくれた人がだれか、知ったとき、

そのお友達との絆がより一層深まる、素敵な経験をするのでしょうね。

 

そして、授業は時間がきてしまいここで終了しましたが、

この授業は、自分の良いところ、悪いところ、見つめる

きっかけになったことでしょう。

よいところもわるいところも含めて、自分が大好き、

そう心から感じることのできる子になってほしいですね

きっとしあわせな人生を送ることができますね。

 

“何かができるから、よいところ”

子どもたちはそこから考えていました。

でも何かができなくてもよいところ、

みんなで考えられたらよいですね

 

 

(author:HPボランティア)