夏休みの最後となる8月25日、26日の2日間にわたり、深川小学校内で
避難所体験が行われました。
町会ごとに整列し、開所式です。
PTA会長と校長先生にご挨拶をいただき、続いて消防署の方から
『災害があった時には集まって助け合うんだということも学んでください』と
お話がありました。
防災に関連した〇×クイズをします。
地震がきた!激しく揺れています。こんな時、大きなゴミ袋は
役にたつと思いますか?
正解は〇です。地震はいつおこるかわかりません。雨よけにもなるし、断水
になったら水を運ぶこともできます。
子供が火事を見つけたらすぐ火を消す。〇か×か・・・
正解は×。自分で何とかしようとせず、まず大人の人に知らせましょう。
災害は日頃から起きた時にどうしたらよいのか考えておき、備えをしておく
ことが大切ですね。
子供たちがプールに入っている間に保護者の方々が食事の準備を
してくださいました。
みんなで一緒に廊下で食事です。
今回の避難所体験では、HUG(ハグ)ゲームをしました。
H:避難所
U:運営
G:ゲーム
実際の避難所を想定し、長くなるかもしれない生活をおくるには、みんなに
どの様にしてもらうのがよいのかを考えていきます。
色々な人がいます。大人、子供、高齢者、病気をしている、けがをしている。
家族と離れてしまった。ペットを連れている。等々
カードになっている避難者の人達を体育館の中や教室に入ってもらいます。
「どうしたらいい?」「通路が必要だよ」
どんどん人が増えてきます。実際もそうでしょう。
『同年代の人は話しができるように近くにしました』
『けがをしている人は出入口のそばにしました』
『帰宅困難者がたくさんいて、場所が足りなくなってしまう』
たくさんの意見や感想を発表してくれました。
考えることが大事で、どの意見も間違っていない。
相手のことを考える、協力するということが必要ですと校長先生。
就寝準備です。
ござを敷いて眠ります。
翌朝、6時起床!ラジオ体操をして解散となりました。
先生方をはじめ、PTA本部、保護者の方々のご協力により、今年も子供たち
の貴重な体験が出来ました。ありがとうございました。
(author:HPボランティア)