ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

教父時代の神学者

2006-04-19 16:59:40 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:31~36頁

今日から、キリスト教神学思想史の教父時代について書かれている部分を読んで行きます。
主要な神学者は、以下の6人です。

1.殉教者ユスティノス(100年頃-165年頃)
2.リヨンのエイレナイオス(130年頃-200年頃)
3.オリゲネス(185年頃-254年頃)
4.テルトゥリアヌス(160年頃-225年頃)
5.アタナシオス(296年頃-373年頃)
6.ヒッポのアウグスティヌス(354年-430年)

この6人の中で特に、アウグスティヌスが一番影響力の大きい神学者だったそうです。
アウグスティヌスは、32歳になるまでキリスト教徒では無かったようです。
でも、劇的な回心を経験したそうです。

彼は、庭園で、子供達が「トレ、レゲ(手にとって読みなさい」と歌っているのを聞いたように思いました。
それが、神の導きであるように思えたアウグスティヌスは、手近にあった新約聖書を読んでみました。
その時、たまたま読んだ箇所が、ローマ人への手紙の次の言葉でした。
「主イエス・キリストを身にまといなさい。」
そのできごとによって彼は回心したそうです。

私も、30歳を超えてからキリスト教に回心したので、親近感がわきます。

キリスト教神学思想史

2006-04-18 14:57:44 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:21~30頁

さて、今日からこの本の内容に入って行きましょう。

今日の箇所から、キリスト教神学思想史に入ります。

キリスト教に関する数々の問題は、すでに過去に論じられているわけですね。
その過去に、論じられていたことを参照すれば、多くのことを得ることができるでしょう。

まず、歴史の区分についてこの本には書かれていました。

1.教父時代(100年頃から451年まで)
2.中世とルネッサンス(1050年頃から1500年頃まで)
3.宗教改革とそれ以降の時代(1500年頃から1750年頃まで)
4.近・現代(1750年頃から現在まで)

キリスト教学神学思想史は、この4つの時代に分かれるようです。

新しい本を読み始めます

2006-04-17 17:04:48 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:1~20頁

今日から新しい神学書を読み始めます。
『キリスト教神学入門』と言う本です。
前回まで読んでいた『神学のよろこび』と同じ著者の本です。

この著者は、分子生物学で博士号を取っていると言うちょっと変わった人です。
普通、神学をやる人は、神学か哲学の博士号を取るんじゃないかと思いますが。
この人は、元々、分子生物学が専門で、博士号を取ってから、神学を本格的に学んだようです。
だから、科学とかにも精通していると思われます。
若い時は、マルクス主義に傾倒していたとのことです。
でも、キリスト教に改心したそうです。

「キリスト教神学入門」と言う今から読もうとしている本は、ページ数が804ページもある大著です。
本の値段も7500円もします。
しかしながら、キリスト教の神学を学び始めるなら、この1冊があればいいとのこと。
入門書としては、この本が最適とのこと。
この本は、神学に関してなにも知識を持っていない人を前提として書かれているとのことです。

だからこそ、こんなに分厚い本になったようです。

これから、一日、10ページぐらいのペースで読んで行けば、約80日間でこの本を読み終わることができるでしょう。
かなり長い時間が掛かるような気がするけど、本の厚さにひるまずに読み進めて行こうと思います。

ハッピーイースター

2006-04-16 16:14:00 | 神学のよろこび
今日はイースター(復活際)ですね。
イエス・キリストが復活したことを記念する日です。

今日は、世界中の教会で特別な礼拝がもたれることでしょう。

私も今日は、教会で礼拝することができました。
ハッピーイースター!!
ハレルヤ!!

今日は、神学書の解説はお休みさせていただきます。

茶目っ気

2006-04-15 12:31:23 | 神学のよろこび
<今日読んだ箇所>
「神学のよろこび、アリスター・マクグラス著」:253~281頁

今日の箇所には、アリスター・マクグラスの茶目っ気とも思える記述がありました。
天国で復活した体は、何歳の状態なのか?とか。
天国では、皆裸なのか?とか。
動物に食べられて死んだ場合、復活はどうなるのか?とか。

あとがきにも書いてありましたが、このへんの記述は、アリスター・マクグラスの茶目っ気なのだろうと思いました。

それぞれの質問には、一応、答えのようなものが載せられていますが、それほど重要なこととは思えません。

と言うことで、今日でこの本読み終わりました。
本の内容は、ここで紹介したよりもっと奥深いのですが、詳しく紹介するのは大変なため、簡単に内容をピックアップして紹介しました。

もし、この本に興味を持ちましたら、実際に読んでみるといいと思います。