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新得 のんびり宿 スロウ inn 楓(ふぅ~)

北海道十勝の自然の恵みをダッチオーブン料理でおもてなしするのんびり宿「スロウ inn 楓(ふう~)」のHP兼ブログです。

しんとく食文化セミナー

2009年08月30日 | お料理
私たちの住む新得町は今年で開基110周年を迎えます。
その記念事業の一つで「しんとく食文化創作料理セミナー」に
三人で参加してきました。
講師は帯広にある北海道ホテルの総料理長の工藤一幸氏。
新得町の食材を活用した5つのオリジナル料理を
レシピからていねいに解説していただき、その後は試食会。


1.サホロサーモンと野菜のマリネ
2.「新得地鶏」の香草焼き、野沢菜の酢醤油ソース
3.「新得地鶏」と豆のピリ辛ソース煮
4.エゾシカ肉の酒蒸し丼
5.そば焼酎ケーキ

立食式でほんの一口いただける程度と思いきや、
円卓で結婚式のようなフルコース。
新得の特産品をふんだんに使った料理、まさに地産地消です。

新得町が開発・飼育に力を入れている「新得地鶏」は
いつもの鶏より歯ごたえと旨みがあるのはわかるのですが、
地鶏通の方ほどに、お値段相当の違いが私たちにはまだちょっと・・・
でも、市場に出回るようになれば、串焼きなどシンプルな形で
お客様にも召し上がっていただきたいと思っています。

「エゾシカ肉を蒸す」調理法は初めてでメニューの幅も広がります。

あっさりヘルシー。でも、焼いた方がおいしいかな?

デザートは、新得特産のそば粉を使った「そば焼酎のケーキ」

熱いうちにしみ込ませる焼酎は、アルコール分がとび、
しっとり&香りがスポンジになじみ、大変美味しかったです
中にはローストした「そばの実」がたっぷり。
くるみなどのように食感もよく、香ばしく、アクセントになっています。
今までは「そばの実入りごはん」で、もちもち感を楽しんでいましたが、
このような使い方もできるのだと参考になりました。

工藤氏もおっしゃってましたが、
「このままのレシピではなく、さらにアレンジしたり、ヒントにして、
 オリジナル料理にして欲しい。」と。
なるほど、なるほど。大変参考になるセミナーでした。
開催関係者の皆様、画期的な企画をありがとうございました!






モロッコ豆

2009年08月22日 | お料理
モロッコ豆」をご存知ですか?インゲンの仲間なんです。
私は十勝に来てから知りました。

これはご近所の方からいただいたものです。
レシピまで伝授してくださいました。
「味噌マヨごま和え」です。

「やめられないとまらない・・・」
しゃきっとした歯触りと、豆の甘さがたまりません。
「十勝はお豆の国」を実感!
もちろん、お客様にも前菜にお出ししました。



ごちそう卵かけごはん

2009年08月22日 | お料理

この3つの卵。違いは、色、形、大きさだけではありません。

左はいつもスーパーで買っている卵
真ん中と右は、山崎自然農園の鶏の産んだ自然卵
しかも右は初めて産んだ卵だそうです。



割ってみると、見慣れたオレンジ色の黄身ではなく、うすい黄色

「鶏が食べたい物を与え、したい生活をさせています。
 足で土をほじくり、くちばしでついばむという鶏の本能を
 大切にしています。 卵は生臭みが全くないと好評。
 茹でた卵の白身の弾力、黄身のほっこり具合は格別!!
 "ごちそう"になれる卵(常連客評)」

そこでまず、「たまごかけごはん」に。
弾力があって、体に優しい味がしました。
一気にごはん一膳「ごちそうさま~!」

十勝以外のお客様には「十勝納豆」をお出しすることがありますが、
今回のお客様には、この「たまごがけごはん」があたり、大絶賛


夜な夜な Part2

2009年08月08日 | お料理
あと1㎝・・・これ、まーばあちゃんのタレの残りの量です。
帯広名物豚丼はもちろん、きんぴらにも、いもだんごにも、
何にでも使える「万能ダレ」
2年前にいただいて以来の大ファンで、あつかましくも、
使い切るたびに頂戴しに参上していました。

しかし、そろそろ独り立ちせねば・・・と決心。
「まーばあちゃんのタレのレシピ」を伝授していただくことに。

分量の醤油、みりん、砂糖、ざらめ、水飴を合わせて
弱火でとろとろ、おたまでかけまぜること約1時間

今晩も「夜な夜な」コンロの前で椅子にこしかけつきっきり。
おかげ様で、秘伝のタレにそっくりな味にできあがりました。

まーばあちゃん、今までありがとうございました。
そして、惜しげもなくレシピを伝授してくださり、感謝です。





つくね

2009年07月22日 | お料理
「エゾシカ肉料理」の新メニューを開拓中です。
これは「エゾシカ肉のつくね」です。
エゾシカバーグのたねをわりばしにつけて、
ダッチオーブンスキレットで両面1分ずつ焼き、
あとは火を止めて蒸し焼きに。
片方にはとろけるチーズをのせてみました。
思いつきで初めて作ったわりに、MASAさんにも好評。
食べやすいので、お子様にもお出しできそうです。
初登場はいつになるかな?




本日の前菜

2009年07月21日 | お料理
 本日の前菜

「黒豆のラディッシュ和え」
「うちの小松菜と野菜の白和え」
「なすの揚げ浸し」

奥に見えるのは、Kのおかず入れです。
お客様と同じものをいただいています。
好物は「黒豆」と「ラディッシュの甘酢漬け」なんですよ。



フレッシュサラダ

2009年07月13日 | お料理
ご近所でも、自家菜園が盛んで、
本日は「サニーレタス」と「大根」と「キャベツ」を頂戴し、
我が家のラディッシュをのせて、フレッシュサラダのできあがり
無農薬でとれたての野菜は、ドレッシングがいらないぐらいです。
野菜好きなお客様に、大変喜んでいただけました。



すき焼き

2009年07月12日 | お料理
「すき焼き」と言えば「牛肉」ですが(北海道では肉も)
当宿では、ズバリ「エゾシカ肉のすき焼き」です。
連泊のお客様の2日目の夕食にお出しします。
最近メニューに加えたばかりなので、
お客様に召し上がっていただくのは今回が初めて。

ご感想は?
前日のエゾシカもも肉のステーキとはまた違ったおいしさで
「エゾシカ肉」料理を堪能し、ご満足いただけたようです。
もちろんお肉は信頼のおける、新得町の上田精肉店さんのものです

脇をかためる「新得産の身の厚いしいたけ」
近所の牛やさんからいただいた、初乳で作った「牛乳豆腐」
すき焼きのために植えた「うちの春菊」も、いい仕事しています
ぜひ、連泊をされて、召し上がっていただきたい一品です






贅沢な夕食

2009年05月31日 | お料理
山菜の宝庫「占冠」で開催されていた「山菜祭り」の帰りに
立ち寄ってくださったNさんから、珍しい山菜をいただきました。
当宿の名前の一字でもある「楓」の形をした葉で「モミジガサ」


さっそく夕食に、お浸しと天ぷらにしていただきました。
今までに味わった物とは一風違う山菜ならではの苦みがあって、
天ぷらよりお浸しの方がより素材の味を楽しむことができました。
せっかくなので、うちのうどと椎茸とよもぎと菜の花も揚げ、
今年初ものの「ネマガリダケ」は、ゆでていただきました。
天ぷらをうまく揚げられるようになりたいと、目下練習中ですが、
今日は久々にさくっと揚げることができました。

なんと贅沢な夕食なんでしょう。
山菜を食べるとき、いつもそう思います。






ふきみそ

2009年04月11日 | お料理
昨日までの強風がやっとおさまり
とんでったり、ポールにからまってしまった鯉のぼりも復活
(外に出たい)と窓をどんどんたたくKの要望と
東大雪の山々の美しさに誘われ、三人でお散歩に出かけました。

福寿草に手をのばし、花びらをもいでみたり(一輪だけ)
雪解けのどろ水で手をぱちゃぱちゃしたり、
見るものすべてに興味津々

小屋から放されたにわとりさんを見せてもらったり、
冬囲いをはずしていたご夫婦に、だっこしてもらったり、
生み立ての卵や、むろで越冬させていた大根をいただき、
ご近所さんに改めて感謝です

お散歩のもう一つのおみやげは「ふきのとう」
さっそく「天ぷら」と「ふきみそ」を作りました。
春の香りが家中に広がります。
「ふきみそ」には、いろいろレシピがあるんですね。
今回は油で炒めています。どろっとした感じ。
もちろん「お父ちゃん味噌」であえています。


Kの細巻きにも「ふきみそ」を入れてみたのですが、
ほろ苦い大人の味にも戸惑うことなく、いつものようにぱくぱく
すごいなぁ~




おめで鯛の塩釜

2009年03月31日 | お料理
日本でお祝いごとのお魚と言えば?
優勝力士のお祝いシーンでもお馴染みの
「おめで鯛」の「鯛」を想像しませんか?
あんなに大きな鯛は、もちろん特注なんでしょうね。

昨年Kのお食い初めの時も、
札幌の実家にして、取り寄せてもらっていました。

ところがつい先日、知人の夕食会にお呼ばれしたとき、
立派な「鯛の塩焼き」をごちそうになったので、
すかさず入手先をお聞きすると、意外や意外
町内のスーパーで注文できるとのこと。
灯台もと暗しでした。

そうだ、これをメニューにしたいお客様が・・・
さっそく本番前に練習用にお取り寄せ。
本当はダッチオーブンで調理したかったのですが、
体長40㎝余り、重さ1㎏ほどあるため、収まらず。

天板に乗せて塩釜にしてオーブンで焼くことにしました。

塩釜は素材を塩で封じ込むので、とてもジューシーに仕上がります。
今回は鯛と塩の間に昆布と青しそを挟んでみました。

180度で約1時間。外はこんがり、
木づちで割った中の鯛からは湯気があがっています。

お食い初めの時は大人だけでごちそうになりましたが、
今回はもちろんKもぱっくぱく!
初めての鯛のおいしいこと、おいしいこと。
3人で半身を食べて、頭と残りは翌日「鯛飯」に。

そしていよいよ本番
今回は赤い塩も作って目やひれをつけてみました。


練習した甲斐あって大成功


「還暦&ご退職」のお祝い会にぴったり!
お客様もみなさん喜んで食べてくださいました。

団体のお客様のメニューとなりますが、
ご希望の方はご予約時にリクエストしてください。


宮迫さんに学ぶ

2009年03月31日 | お料理
目から鱗です。
雨上がり決死隊の宮迫さんの「特製だし巻き卵」の実演を
はなまるマーケットで見ました。
びっくりしたのは、熱したフライパンの火は落とすことなく、

そのまま強火で、卵液を寄せたりひっくり返したりするのです。

久しぶりの和朝食にお出ししようと、さっそく練習
ふわふわ&ジューシーな「だし巻き卵」が私にも作れました


宮迫家で大人気の一品で、お子さんのお弁当も作っているそう

これからテレビに出ている宮迫さんを見る目が、変わりそうです



肉まん

2009年01月27日 | お料理
昼食はもっぱら麺類の多い我が家
たまには麺でもパンでもごはんでもないものをと思っていた矢先
ぱんぱんさんから教えてもらって気に入っているブログ
よめ膳@YOMEカフェ」で紹介されていた「肉まん」にビンゴ!
初めて作ってみることに

ミニせいろは2つしかないので、ブログでも紹介されていた
フライパンも使って小さいサイズで6個
具は、先日ぎょうざを作ったときの余りを使って。

見栄えは30点、でも味は80点ぐらいかな。
実は薄力粉がないのに強力粉で強引に作ってしまったのが敗因
いつか合格点がつくような「肉まん」ができたら比較できるように
「初めて作った」記念なので、あえて恥をさらしちゃいます