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新得 のんびり宿 スロウ inn 楓(ふぅ~)

北海道十勝の自然の恵みをダッチオーブン料理でおもてなしするのんびり宿「スロウ inn 楓(ふう~)」のHP兼ブログです。

熊撃退スプレー噴射テスト

2017年08月11日 | アウトドア
1回目

2回目

ゲストが持参した有効期限切れ(2013年)のベアスプレー(カウンターアソールト)を噴射テスト。
実際に携帯・使用するに当たり、とても良い体験・学習となりました。
以下はあくまで、個人的な感想です。

ノーマルタイプでもガス圧はかなり強力でした。
目視で10m先に届くような感じ。
有効射程距離はやはり6~7mでしょうか。
ストロンガータイプなら、10mに伸びます。

1回目2回目でガス圧は全く変わりませんでした。
消火器とは違い、ガスが残っていれば数回に分けて噴射できるようです。
ストロンガーで噴射時間9秒です。
(本体説明書きにもアリ)

1回目の噴射後に、かなり薄まったガスを嗅ぎました。
唐辛子成分(カプサイシン)により、その後しばらく(30分くらい)鼻の奥や喉がチリチリ痛かったです。
ガスを直接浴びると、目、鼻、喉の粘膜に相当なダメージがあるでしょう。

実験前まで、射程距離内まで待って必ず風上から噴射しなければ、と思い込んでいました。
しかし、強力なガス圧で少々の風でも直進しますし、ガスが届く距離も思っていたより長いです。

スプレーの効果については様々な場で実証されています。
先ずは出会わないように。
それでも万が一ヒグマにばったり出会ってしまったら、自分の位置取り云々より(多少自分に降り掛かることも覚悟の上で)、落ち着いてスプレー噴射する準備をしようと思います。

そういう心構えができたことが、今回のテストの一番の成果です。

以下のリンクもご参照ください。

http://phantom-traveller.com/bear-spray/



http://yamahack.com/440


キトピロ

2017年03月28日 | アウトドア
十勝の長い冬が終わりに近づくと、
待ちに待った春の山菜シーズンが開幕します。
暖かな太陽を浴びて雪解けの早い山の斜面には、
キトピロ=ギョウジャニンニクが顔を出していました。

今年の初物です。
あの独特の香りがタマラナイです(^^)
天然ものは、より香りが強烈で、その分、滋養強壮・免疫機能向上効果が高いのでは?

こんなところを上り下りして探します。
久しぶりの山歩き。
いい空気をいっぱい吸ってきました。

コールマン508Aケロシン化失敗?

2017年02月22日 | アウトドア
厳冬期のワカサギ釣りには暖房が必須。
『ホワイトガソリン仕様のコールマン508Aをケロシン(灯油)化して燃料代を節約』というネット情報をもとに、自己責任で試してみました。
ちょうど新品のジェネレーターを交換したばかり。
ノーマルのままタンクに灯油注入し、ポンピング&バーナーでジェネレーターを1分程炙って点火。
赤い炎が青く変わり徐々に安定燃焼。

「イケそう!」
と、マイナス20℃の屋外で再び試したら、
いくらポンピングしてもジェネレーターを炙っても灯油が気化せず、液状に噴霧される状態。
厳寒のテント内では不安定過ぎてとても使えない。
きっと何か上手い方法やガソリンを使う手もあるんだろうけど、
安定性・確実性・価格のバランスを考えて、白ガスを一斗缶で購入することに落ち着きました。
あ、ヒーターアタッチメントも買いました。燃費は良くなったと思いますよ。

ミニテーブルプチDIY

2017年02月04日 | アウトドア

キャンプや釣りで気軽に使えるミニテーブル。
100均で材料を揃えると数百円で制作可能ですが、
隣町の100均にはめぼしい材料がなくて、
新得町内の「ひろせ」さんで、
桐のまな板400円折り畳みイス300円を購入。

パイプ金具で高さが変えられるように留めてみました。
制作時間30分。
家の中でもあちこち使えそうです。
例えば、薪ストーブ前のロッキングチェアのサイドテーブルに。

スノーシューハイク&修理

2016年02月10日 | アウトドア
 
気持ちのいい「十勝晴れ」の日は、スノーシューで林道をハイキング。
雪が少ない今年の十勝ですが、冬季閉鎖の林道にはふっかふっかの雪が。
   
汗をかきかき、自然の息吹を感じながら、
「この道で子熊2頭と遭遇したなぁ(車から目撃)」なんて思い出しながら、
 
宿までてくてく3時間ほど歩いてみました(^_^.)

宿には、大人用と子ども用、それぞれ2セットのスノーシューがあり(貸出してます)、
部分的に割れたり欠けたりしてきたので、ネットを参照して、修理をしました。
 
割れ・欠けの部分には、PP(ポリプロピレン)シート=よくある厚手のファイル表紙を、
適当な大きさにはさみで切って使用。ドリルなどで、穴をあけておきます。
本体との接合には「リベッター」なるものの出番。 
 ↑ 使い方に慣れるまで失敗多々(汗) 慣れれば簡単超便利。「リベッター」でググってみてください。
  
表はこんな感じです。
 
裏 これは失敗。荷重をかけると、はまったはずのリベットが抜けてしまいました。
 
そこで、リベットの径に合わせたワッシャーをかませて、↓
 
一応成功、修理完了。見栄えはイマイチ。多分、シートの色・形を合わせるといいでしょう(^_^;)
これから、耐久性のテストです。

氷のグラスで

2015年03月02日 | アウトドア
   
しかりべつ湖コタンで体験できる氷のグラス作り。
氷のブロックを『氷ノミ』という道具で削り、自分だけのオリジナルグラスを作ります。
そのアイスグラスで飲む一杯はまさに至極!!
 (注:Kが飲んでいるのはジュースです。念のため。)
 
アイスバーに美しく並ぶspiritsに誘惑されますが、ドライバーはぐっと我慢です。
 
Kの誕生お祝いに来てくれた、札幌のおばあちゃんと一緒に。
3日前は久しぶりのドカ雪、今日はこの冬何度目かの暴風雪(多いなぁ)、
十勝の冬はまだまだ楽しめます、が、春も待ち遠しい!  MASA

星空モード

2015年02月24日 | アウトドア

PowerShotS120には、『星空』というシーンモードがあって、
このモードを使ってみたかったことがS120を選んだ動機の一つなのですが、
要は、ISO感度、絞り、露出、シャッタースピード、ピントの調整が全てカメラオート、
シャッターボタンを押すだけで、星空を簡単に美しく写せる、という機能。
しかも、連写またはインターバル撮影した画像をカメラ内で最適合成してくれるというのだから、
邪道と言えば邪道。でも、ものぐさな僕や、気軽に天体撮影を…と考える向きには、ピッタリかも。
ちなみに、その気軽さ・手軽さゆえに、極地のオーロラ撮影において、
一眼レフよりも良い絵が撮れるというレビューも多々。

これはシリウス、かな?
冬の大三角、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン。
忘れないように、今度はもうちょっと本格的に、大三角の天体撮影にチャレンジてみます。
『星空』モードには、「星空夜景」のほかに「星空軌跡」「星空インターバル動画」が
あるみたいなので、うまく撮影できたらアップします。  MASA

Back Country Snow Shoeing

2015年02月17日 | アウトドア

陶芸仲間のOさんからの「山行かない?気持ちいいよ!」とのお誘い。
Oさん宅清水町の日勝峠付近にある山(後で調べたら熊見山1175m)で、
登り3時間、下り1時間、Oさんは今冬何度か登っているとのこと。
「じゃあ、明日天気よかったら行ってみますか!」。

そして翌日10時30分、登山口(たぶん標高700mくらい)。
左手に見えるのが、旧日勝スキー場、その向うに霞むのが、目指す熊見山。
「ほんとにあそこまで行けるのか?」一抹の不安。そしてその不安は、すぐに的中します。
日頃の運動不足・怠惰な生活がたたって、歩き始めて間もなく、
スノーシューを履きなれない足(右)に痛みと違和感、
高度があがり、勾配がきつくなるに従い、息もゼーゼー、酸素が脳に回らない。
休み休み、喘ぎ喘ぎ、一歩一歩、前を行くOさんになんとかついていく。

「もう無理。戻りましょう。」と何度も喉まで出かけたけど、
不思議なことに2時間を超えたころ、ふと体と呼吸が楽になってきたのです。
蓄積された乳酸が分解され、エネルギーに変わったのでしょうか。

13時20分、無事登頂。爽快。無我。虚心。

深いパウダースノーの斜面をスノーシューで下ります。
 
ダケカンバの巨木、トンネルのように曲がった幹…。
樹林帯の中では自然の造形に圧倒されます。
スノーシューもいいけど、今度はスキーで滑り降りたい!!
痛む足を引きずるようにして、駐車場に到着したのは15時15分。
振り返ると、熊見山の稜線は、雲に隠れて見えなくなっていました。  MASA






Let's go to camp!

2014年10月06日 | アウトドア

先日、幼なじみのKaoちゃんを誘って、
中富良野町にある、『星に手の届く丘キャンプ場』でキャンプをしてきました。
ここは道内では珍しい(?)私営のキャンプ場。
ゆえに、オーナーはじめスタッフみなさんのホスピタリティも素晴らしい。

到着時降っていた雨も夕方には上がり、名物のジンギスカンと生ビール(!)で乾杯。
富良野の丘に沈む美しい夕日、そして夜には、満天の星を眺めることができました。

サイトで焚火ができるのも最高にうれしい配慮。
焚火で暖を採りながら、K&Kは仲良く花火大会。

翌朝のサイト風景。 
MOSS・パラウィングにユニフレーム・レボルーム4を連結しています。
あまりの寒さに早朝から行動開始。
火熾し→朝ごはん→青い池までドライブ→撤収→富良野ラーメン支那虎
→この日のメインイベント・空知川かわのこラフティング!!→新得
まるできょうだいのようなK&K。お互い、最高の思い出ができました。


こちらは、7月にお客様のS様ご家族と一緒した、日高町『沙流川オートキャンプ場』。
ここは自然味一杯の広大なキャンプ場。
そしてなんと、薪を持ち込めば、ピザ釜を無料で利用できるのです。

テントその他キャンプ道具やお食事など、すべてこちらでご用意できますので、
ハイシーズンなら3連泊の中日とか、オフシーズンなら(翌日にご予約のない)週末とか、
もしリクエストがございましたら、一緒に Go to camp いかがですか?

かわのこラフティング with Kao

2014年09月21日 | アウトドア
空知川(シーソラプチ川)ラフティング体験記です。
人工物の一切ない手つかずの自然、深い森。
ジンクリアで冷たい川の淵には、幻の魚イトウも潜む。
河童のように川を泳いだり浮かんだり、岩から思い切りダイブしたり、
K&Kと童心に帰って原始の川と戯れてきました。
以下、フォトでお楽しみください。
Photo by KAWANOKO RAFTING Mr.Fukuda


















この日のガイドは吉田さん、写真は福田さん、ありがとうございました!
また行きますね♪

コールマンのテントとマット

2014年06月24日 | アウトドア

我が家のファミリーテントはOGAWAの〝ルートバーン"。
いつ買ったかも思い出せないくらい前のすでに廃盤品で、
ネットに小さな穴が空いたり、ポールが折れて補修したりていますが、
とりあえずまだまだ現役。
今夏、お客様から『キャンプしましょう!』とのリクエストがあり、
Newテントを物色することに。
パラウィングに合わせて探してみたMOSSテントはやはり高嶺(値)の花で、
某オクで安価でゲットしたのは〝コールマン・アクティブドームⅠ"。

これまた年代ものなので、ポリウレタンの加水分解がわずかにみられるものの、
フライ、インナー、ポール、ほぼ未使用の良好な状態。
このSPっぽいカラーの今ではレアなコールマンアクティブシリーズ、、
パラウィングとの組み合わせも良さそうで、満足。

スペックはこんな感じ(1999年のカタログ転載)みたいです。

◆アクティブドームⅠ◆

●品番:170T1200J ●参考価格:¥48000
●3人用 ●耐水圧:1200m/m
●フライ:70Dナイロンタフタ ●インナー:70Dナイロンタフタ
●フロア:210Dナイロンオックス ●ポール:6061ジュラルミン
●重量:8.0kg ●240cm×210cm×145cm(h)
●前室×2、メッシュドア×2、ストームガード、ギアハンモック、
  メッシュポケット、ストッパーエンドピン
●付属品:ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース ●収納:20×58cm


実家近くのリサイクルショップで見つけたのは、
〝コールマン ニューインフレーターマット"。
これも型落ちですが、未使用新品が1000円!の激安掘り出し物。
ちょうど3枚あったので、迷わず購入です。
ちょっと重くてかさばりますが、ベルクロでドッキングできたり、
エア枕がついていたり、ウレタンの厚みも十分すぎるほどで、
今のところ、家の中で、昼寝のお供にピッタリです。  MASA


新得山登頂成功

2011年10月21日 | アウトドア

毎年5月には、2000本以上のエゾヤマザクラが
一斉に開花する桜の名所、新得山。標高455m。
新得町のシンボルとも言える場所です。
新得神社から八十八ヶ所参道と林道が伸びており、
頂上へは登り約1時間の軽ハイキングコース。
 
とは言っても、日ごろ運動不足のMASA&ふぅ~、
そして、山登りはもちろん、長距離ウォーク初体験のK、
加えて、登山開始が午後3時(この時期午後5時には日没)、
最近道内いたるところでヒグマの出没情報ありなど、
腰に鉈、鈴をつけ、懐中電灯とおやつを持ち、
万全を期してのスタートとなりました。

途中で出迎えてくれたエゾリス。
いつもなら「もう歩けない」とか「おぶって」とか言うKも、
お地蔵様にあいさつしたり、大きな木や紅葉を眺めたり、
刻々と変化する景色を見たりして、元気に歩いていきます。

5合目付近の展望台で休憩を入れ、さらに歩くこと40分。
ついに頂上リフト乗り場に到着!
この写真はKが撮影。

かえで団地付近をズームで寄ってみました。
残念ながらスロウinn楓は見えません…。
でも、遠くに二ペソツ山やウペペサンケ山が霞み、
近くは新得市街地を一望、夕焼け空にきれいでした。

帰りは急ぎ足。
どんどん日が暮れて、駐車場に着くころにはもう真っ暗。
帰り道も自分一人の足で歩き通したK。
この逞しさは普段の姿からはちょっぴり意外でしたが、
初登山、大成功、拍手、拍手!
来年の目標は、オダッシュ山(1097m)です。  MASA





Kのリクエスト

2011年07月23日 | アウトドア
前々からリクエストされていた「寝袋で寝る体験」
お父ちゃんと一緒にテントをはって、家の前にセット。

(お気に入りの肌掛け布団「さむいさん」も忘れません。)
テントの中で暗くなってくるのを待っていつしか
ちょっと寒いぐらいだったので、寝苦しくもなく、
Kは朝までぐっすり 結構、アウトドア向きかもしれません。

翌朝は4時台に起床。6時半まで遊びながら待って、
今シーズン初日のラジオ体操に参加。
夏休み中は(保育所には夏休みはありませんが)
みんなと朝顔を合わせることができるのがうれしいですね!

朝食後、お父ちゃん出血大サービス
これまたリクエストされていた「カヌー体験」へ。

昨年はとうとう一度も水に浮かべることのできなかったカヌー。
一昨年、1歳半の時に乗った記憶は定かではないので、
Kは「のりたいのりたい」と言っていたのです。

いつもカヌーを出していた場所が工事で立ち入り禁止。
今回初めて湯宿レイクインの近くから入艇。
先日の大雨で、水の濁りがとれていませんでしたが、
静水で漕ぐのには好条件。
いつもは遠くに見える崖に近づいていくと、それだけで圧巻。


Kは、カヌーに乗って食べたおやつが、特別おいしかったようです。

次回は暑い日に、涼を求めて乗りたいなぁ