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「高輪ゲートウェイシティ」開業まであと1年

2024年03月08日 08時47分59秒 | 住まい

 

JR東日本は6日、「高輪ゲートウェイシティ」の、2025年3月開業予定の複合棟Ⅰ「THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH」の一部をメディア向けに初公開した旨、テレビのニュースでも紹介されていた。「高輪ゲートウェイシティ」は、品川駅~田町駅(高輪ゲートウェイ駅周辺)間に周辺地域と連携した国際的に魅力的なまちづくりを行う「品川開発プロジェクト」として進められてきた。高輪ゲートウェイ駅前から田町駅方面にかけて1~4街区の4つにエリア分けされ、それぞれ住宅棟・文化創造棟・複合棟Ⅰ・ IIなど超高層ビルが建設され、約13ヘクタールに及ぶ新しい街となる。文化創造棟は建築家の隈研吾氏によるデザインで、緑豊かな木々によって彩られたスパイラル状の建物が、美しい日本の四季を表現され、憩いの場・交流の場となるようである。

開発コンセプトは「Global Gateway」。高輪の歴史を継承しつつ、新たな未来を共創する国際交流拠点として都市機能を整備するという。国際会議も可能な大規模カンファレンス・ビジネス支援施設や、国際水準のホテル・住居・文化施設、商業施設や駅周辺広場、歩行者デッキも整備される予定で、先導的な環境都市となるようで、立地のよさから国内外へのアクセスも抜群である。

東海道五十三次に着想を得た「53 Playable Park」をコンセプトに、広場や駅からなるエキマチ一体型の「Park(遊び場)」を整備し、にぎわいを創出し、約2.7ヘクタールのグリーンを配置し、周辺の水系・地形・植生を取り込んだ緑あふれる景観を形成するという。また高輪ゲートウェイ駅には南改札を新設し、周辺には店舗も開業予定。2020年に再開発区域内で発掘された「高輪築堤」も公園部で現地保存・展示を行い、明治時代の鉄道の歴史とロマンを感じる空間が創出されるという。

JR東日本のテレビCMでも、明治初期に日本初の鉄道が走ったイノベーションの地であることなどを踏まえ、「高輪ゲートウェイシティ」を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として位置付けていることをPRしている。それぞれの街区を繋ぐ広場や歩行者デッキも整備され、高輪ゲートウェイ駅を含む街全体を一体化する予定という。

高輪ゲートウェイ駅は、家から自転車で20分位のところにあり、2020年3月14日の開業の時も足を運び、最初に電車から駅に降り立った一人となったが、こんな壮大な都市計画があることはあまりよく知らなかった。高輪ゲートウェイシティは、リニア新幹線の始発駅となる品川と一体となって、交通の要所の利点を生かし、先進的な未来都市になるものと期待される。

 

JR東日本テレビCM: https://www.youtube.com/watch?v=NRCGEighZEo

 

Yahooニュース(3/6): https://news.yahoo.co.jp/articles/6354b8a3b9c794a1117d6891b9cd009d5a33336c

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