浪漫飛行への誘(いざな)い

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品川寺の江戸六地蔵を毎日お参り

2022年09月13日 16時36分47秒 | 品川

 

我が家から歩いて3分ほどのところに江戸六地蔵の第1番である品川寺(ほんせんじ)の地蔵菩薩坐像があり、買物がてらほとんど毎日その尊顔を拝見させてもらっている。江戸六地蔵とは、1708年から1720年にかけて、江戸市中から広く寄進者を得て、江戸の出入口6箇所に地蔵菩薩坐像を造立したもので、品川寺は、旧東海道の入口で、1708年に一番最初に造立されたものである。像には、寄進者の名前が刻まれている。

6つの内、千葉街道沿いの一番最後の像は現存していないので、品川寺の他に、第2番(奥州街道)、第3番(甲州街道)、第4番(旧中山道)、第5番(水戸街道)という5つの地蔵菩薩が残るだけである。どの坐像も銅製で2.7m前後もあるので、印象深い。5つ全ての地蔵にお参りしたことがあるが、品川寺の地蔵菩薩の顔立ちが一番好きである。雨ざらしになっているので、お顔に汚れも目立つが、穏やかな表情にいつも癒される。ほとんど毎日お目にかかっているが、このあたりが、旧東海道での江戸の入口となる。旧東海道は、江戸時代、参勤交代の行列が見られたところであり、江戸情緒を感じる。

品川寺には、江戸六地蔵の他に、1867年のパリ万博にも出品された価値ある梵鐘が設置されている。渋沢栄一も出かけた万博であったが、その後行方不明となり、1930年にジュネーブで発見され戻ってきた「洋行帰りの梵鐘」として有名である。普段は立ち入れないが、大晦日のみ除夜の鐘として叩くことができる。

 

江戸六地蔵めぐり: https://youtu.be/ew7jmhCgFPc

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