
6月2日の週に、たまたま、4日に大学時代の同じが専攻クラスの集まりと7日に同じ卓球部の仲間の集まりが立て続けにあり、約55年前に一気にタイムスリップした。同じクラスの仲間とは、35人前後だが、2年に1回程度、細々ながら同窓会のような食事会が続いている。今回は10人が集まったが、年寄り集団なので、会食はランチで場所はここ数回決まってメンバーの一人がよく利用するお茶の水の「漢陽楼」という周恩来氏が留学中よく通ったゆかりの中国料理店である。参加メンバーは固定しつつあるが、遠路はるばる沖縄や兵庫から来た者もいる。50年以上も経つと日本中に散らばり、消息不明者も出てくる。名簿によると物故者はたった一人のようで皆まだ頑張って生きているようである。卒業後、皆それぞれの人生の道に進んで今ここにいるということが妙に不思議である。
また、7日には、大学時代の卓球部の同期が渋谷に集まり、13時から卓球場で2時間ほど卓球を楽しみ、その後、4時から飲み会に移った。卓球には6人、飲み会には8人が参加した。2月にも同じような催しを行ったが、今回地方に住む仲間が上京するということで、それに合わせて、再度同じパターンで再現したものである。宴会費用が個室貸切、7品のコース料理、飲み放題付きで一人3500円という安さが魅力的だったので、同じお店を利用したものである。集まりの性格からどうしても、昔し話と健康の話が中心となるが、この年になると生存確認として意味合いも大きくなる。
今回、両飲み会とも1名の欠席があった。2日は、メンバ-の一人が急用で欠席をメールで通知したが、幹事がそれを見ていなかったもの、7日は、メンバーの一人が集まり自体を忘れていたもので、年寄り集団となると認知症までいかないまでも物忘れやうっかりミスも多く、この手のトラブルは付き物になっている気もする。まああと何回この手の集まりに参加できるかわからないが、可能な限り、顔を出そうとは思っている。
大学や社会人時代の昔の仲間と会う機会はまだあるが、残念ながら小中高の同窓会は行われていない。小学校は、何十年も前に一度だけあったが、それきりで、中学校は一度もない。高校は、クラス単位では全くなく、学校全体で年1回あるようであるが、知っている人も少ないであろうから行ったこともない。個人的には、中学時代が花であったので、当時の仲間と会ってみたい衝動にかられることもあるが、まずそのチャンスはないであろう。地元に根付いてこの手のイヘントに積極的に立ち上げ、世話をしようという人がいない限り、実現は無理であろう。よく同窓会の話を耳にするが、幹事の人の努力には敬服するばかりである。
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