五輪の水泳競技がほぼ終わり、陸上競技が始まった。五輪の2大競技とも言える水泳と陸上は重ならないようにスケジュールされている。陸上競技は、走・跳・投というスポ-ツの基本でいろいろな種目があるので、結構楽しめる。陸上競技自体、自分では全くやらないが、現役時代、9年間、陸上競技関係の仕事を経験したので、興味深さは人一倍である。五輪での陸上競技の観戦の経験はないが、世界陸上は、5回(セビリヤ、エドモントン、パリ、ヘルシンキ、大阪 1999~2007)ほど生観戦の経験がある。競技自体は、世界陸上も五輪も同じなので、スタディアムの雰囲気は十分感じ取ることができる。
今回、8月4日の陸上競技のチケットを持っていたが、無観客となってしまい、残念ながら、生で見る機会を奪われてしまった。テレビ観戦と生観戦とは雲泥の差があり、臨場感がまるで違うので、残念な限りであるが、テレビでも、何とか生観戦のイメージを沸かせ臨場感を味わうことにしたい。
陸上競技の場合、基礎体力が物を言うので、日本人と外国人との実力の差は歴然としたものがあり、予選落ちの日本人選手が多いのも仕方ないところである。100mの3人がすべて予選落ちしたことも残念であった。日本選手で期待できるのは、男子4x100mリレーや競歩位しかないと思われる。かっては、男子ハンマー投やマラソン競技でメダルの期待もあったが、今回、メダル獲得はゼロの可能性も大である。テレビ中継も長時間やってくれるはずなので、ステイホームして楽しもうと思っている。