浪漫飛行への誘(いざな)い

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エアアジア・ジャパンが事業撤退 

2020年10月01日 08時50分22秒 | 飛行機

マレーシアのエアアジア・グループは、中部空港を拠点とするエアアジア・ジャパンの事業継続を断念し、撤退することになった。エアアジア・ジャパンの撤退は7年前の2013年10月以来2度目となる。コロナ禍の影響をもろに受け、運休が続いていたが、回復の見込みがないということで撤退を決めたようである。同社は中部空港を拠点とし、国内線は札幌線と仙台線、福岡線、国際線は台北線の計4路線であった。第1期のエアアジア・ジャパンは、ANAとの合弁で2012年8月1日に就航し、2013年10月26日で運航を終えた。第2期は楽天などと組んで日本市場に再参入し、2017年10月29日に初就航していたが、3年で幕を閉じることになった。

2017年の初便は、中部⇒新千歳であったが、東京からわざわざ新幹線で名古屋に入り、その初便に搭乗した。スカイマークから始まり、国内線の新規参入航空会社11社の初便にすべて搭乗しているが、エアアジア・ジャパンはその最後のエアラインだっただけに残念な思いである。コロナ禍で人の移動が禁止されたのだから、エアラインは、その事業を継続することが困難になるのは当然であり、さらに、他のエアラインも倒産に追い込まれる恐れもある。世界中で共通の問題であるが、政府が何らかの形で支援しないかぎり、事業の継続は困難になると思われる。小規模なLCCは間違いなく淘汰されてしまい、格安で飛行機を利用することができなくなる恐れもあるので、国として何らかの対策を講じてほしいところである。

エアアジア・ジャパンの初便搭乗: 

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