花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

秋空が待ち遠しい 飛行機雲 2023/09/13(鹿児島)

2023-09-13 15:24:05 | 自然観察
9月13日(水)雲が広がる朝、いつものかごしま健康の森公園です。

5時47分 北側に飛行機雲が現れた 以下の画像は9月13日に撮影


昨日朝は全く雲がなく単調な空模様で撮影は見送り。今朝は思ったよりも雲が多めで日の出位置には雲がかかり続け、朝日は見えませんでした。

南から北へ一筋の飛行機雲が現れ、色付きそうに見えましたが期待外れ。

5時50分 桜島は雲隠れ


今朝の日の出は6時ちょうど、朝焼けが広がる頃ですが殆どダメでした。日の入りは18時27分、ずいぶん早くなりました。

6時ちょうど 桜島の南側 盛り上がる夏雲


鹿屋市の高隈山方向には夏雲が沸き立ち、少し色づいていました。風が弱いようで雲の塊が動いてくる様子はありません。

6時5分 ほとんど動かない飛行機雲


飛行機雲は殆ど位置を変えずに残り続けて少しずつ太くなりました。

6時20分 夏雲も停滞


雲の上だけ見ると9月とは思えませんが、大雨を降らせているような感じではありません。

アメダスによると鹿屋では今朝5時からの2時間で4ミリの雨を観測しています。

6時23分 姿を隠したままの桜島


桜島は雲隠れしたまま空が明るくなってきました。9月に爆発2回、噴火1回が観測され、今年の爆発回数は49回でおとなしい状態が続いています。

花が増えてきたフヨウ


このところ通り雨程度しか降らず、今一つ元気がないように見えます。一日花ですが多くの蕾があり毎朝きれいに花を咲かせます。

こちらはムクゲ


ムクゲも例年よりも元気がなく、茎の伸びが今一つで花数も少ないままです。

名も知らぬ野草


マクロレンズで写すと細かなところがはっきり出て印象的ですが、ピント合わせが微妙でかなり扱いにくいレンズです。

雨上がりなど印象的な場面で、もっと活用できたら面白そうです。

8時15分 今朝はグランドゴルフ大会 練習が始まる


鹿児島市内の多くの地域からグランドゴルフ愛好者が参加して、試合開始は9時の予定。すでに多くの人が集まり、早い方は7時前にやって来ました。

皆様お元気で何よりです。日中はまだまだ夏の暑さが続いています。どうか無理のないように楽しんでください。
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彼岸花咲き始め 吉田の倉谷 2023/09/10(鹿児島)

2023-09-11 16:02:33 | 自然観察
9月10日(日)彼岸花の様子見に、鹿児島市宮之浦町などへ出かけました。

9時24分 牟礼岡の風車 以下の画像は9月10日に撮影


鹿児島市宮之浦町(旧吉田町)は高速道路の吉田IC近くで、東側の牟礼岡には多くの風車(牟礼岡ウィンドファーム)があります。

少し見える屋根は、三井農林によって「牟礼ケ岡団地(三井ニュータウン)」として造成された住宅団地の一部です。

倉谷地区の水田 この辺りは道路が狭いのが難点


稲荷川に沿って水田地帯がありますが耕作放棄地が年々増えています。耕地整理はされておらず昔ながらの田園風景が残る緑豊かな場所です。

ここにはグローバルバイオ企業の新日本科学が本社を置いています。社屋の増設工事が継続中で平日は工事車両の出入りが多いと聞き、日曜日に訪れたのは幸いでした。

小さな畑


田圃に混じって高齢女性が耕す小さな畑があり、以前お会いして世間話などしました。野菜植え付けの準備がされていて、お元気そうで何よりです。

イノシシ対策がされた水田


真新しい有刺鉄線と電線らしきものが張り巡らされ、ピンクのテープが風に揺れていました。

上流部にも狭い水田が4枚ほどありましたが、今年は完全に休耕地となり道路沿いをイノシシが掘り返していました。

葉っぱの上にカエル


田圃横の斜面に栗の木が数本ありましたが、山陰のためかイガは見当たらず木が弱っているようでした。

昨年までは狭いながらもきれいに耕作されていたので、寂しい思いをしながら歩くとカエルの姿に目が止まりました。

黄色の小さな花が一杯 蔓が杉の枝先に巻き付く


画像で検索するとヤマノイモ科のカエデドコロでした。昨年頃まではグーグルの画像検索は今一つでしたが、雑草なども良く判別できるようになり、便利さよりも空恐ろしいような気さえします。

道沿いの山手には鹿児島市の水道施設もありますが、車が出入りしないようで道は完全な草藪になっていました。

畦道の彼岸花


広い水田地帯では耕地整理が進み田の神様が姿を消し、彼岸花は一切見かけないところが殆どです。

彼岸花を公園のように一杯植えた個所もありますが、昔ながらの畦道は美しく心が安らぎます。

彼岸花と大豆


今年は大豆の本数が多く茂っているため、道路側から写すと稲が目につきにくいほどです。

夏雲が少し見える


大気の状態は不安定で、自宅でも16時頃から雷が聞こえましたが雨雲は西に移動して結局降らないままで残念でした。

11時22分 サルスベリと梅の木


この付近はこれまで写していなかったところで、梅の花が咲くころ忘れずに再訪したいものです。

旧吉田町内でも倉谷地区は彼岸花の開花が早いところです。年ごとに開花が早まり、道路脇に植えられた彼岸花は8月に開花してすでに枯れたとも聞きました。

他の所では彼岸花の開花を前に、畦道がきれいに草刈されていました。一雨降れば一斉に花茎が伸び出し、きれいな花景色が期待できそうです。
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夏雲と船 港にサッカー場? 2023/09/07(鹿児島)

2023-09-08 16:34:29 | 日記
9月7日(木)暑さが続く中、桜島の見える海岸部を巡りました。

鴨池港と桜島 以下の画像は9月7日に撮影


鴨池港の南隣、鴨池緑地公園側から写した鴨池港と桜島です。

鹿児島市と大隅半島の垂水(たるみず)市を結ぶフェリーが就航しています。一般的には垂水フェリーと呼ばれ親しまれています。

入港したフェリー


桜島フェリーに比べると一回り大きな船ですが、24時間運航ではなく観光船的な要素はあまり感じられません。

湧き上がる夏雲


すぐ西側に連なる夏雲が次第に勢いを増して太陽を隠してしまいました。雲の裏側から突き抜ける強い光は、今もまだ夏だと頑張っているようでした。

垂水港へ向けて出港


桜島には日差しが当たっていますが、フェリーは日陰に入っているため薄暗く見えています。

南側から見る鹿児島本港の北埠頭 左端はかごしま水族館


画像の北埠頭内に鹿児島市はサッカースタジアム構想を発表していますが、港湾事業者との調整が大きな課題です。

かごしま水族館も港湾用地埋立工事中には計画がなく、後から鹿児島市が強引に割り込む形で建設したものと記憶しています。

現在の港湾施設利用率は低そうですが、取り壊してまでスタジアムを造る必要があるのでしょうか。

稼働率が高くなさそうな施設に、便利なこの場所を充てるのは無駄な気がしてなりません。

サッカーを中心としたスポーツ観客は若者が中心と思われるので、郊外に広々としたスタジアムを設置する方が実現性が高い気がします。

おとなしい桜島


今年の爆発回数はわずかに47回でおとなしい状態が続いています。来月は鹿児島で国体が開催されますので、歓迎の噴煙を上げるかもしれません。

ヘリコプターの音が


西から桜島側へ真上をヘリが飛んで行きました。北東から南側にかけて雲が沸き立ち、南側では雨が降っているようでした。

ヘリは桜島の手前で左へ旋回


桜島フェリーの発着港の北側にはヘリポートがあり、救急ヘリが発着します。フェリーの上をゆっくりと着陸態勢に入ってきました。

種子島・屋久島航路の高速船 ロケット


1989年に鹿児島商船が高速船トッピー(トビウオの意味)を就航させ、2004年にはコスモラインが高速船ロケットで事業参入、競合していました。

2012年に種子屋久高速船株式会社に事業統合されました。船の外観に大きな変化は見られず、今もトッピー、ロケットの名称で運航されています。

海上タクシー


漁船にしては細身で早そうな船でした。海上タクシーと書かれていて電話番号が記されていました。

釣客の輸送などに活躍しそうなスマートな船形でした。

前回はにわか雨が降り、桜島に虹がかかりましたが今日はハズレ。帰宅後に通り雨が降り、季節が少し進んでいるような感じを受けました。
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少し秋の気配 健康の森公園 2023/09/06(鹿児島)

2023-09-06 17:00:14 | 自然観察
9月6日(水)日の出前、近場のかごしま健康の森公園へ出かけました。

5時40分 間もなく朝焼けの時


朝焼けはいつも見られるわけではなく、雲の多少や位置、厚さ、大気中の湿度に大きく左右されます。

雨の日は撮影自体大変ですが、ごくまれに部分的な濃い朝焼けや朝の虹など、印象的な風景に出会うこともあります。

現職時代の休日には台風接近で暴風警報が出ない限りは、雨降りでも殆ど撮影に出かけていました。

5時45分 鹿児島の日の出は5時56分 方位81.6度


9月23日(土)は秋分の日、日の出は6時6分、方位は89.3度(東)です。

冬至は12月22日(金)、日の出はかなり遅くなって7時13分、方位は117.3度(南東)、朝日は桜島の南側斜面(画像では右側)に上がります。

5時48分 今朝一番色濃い時間帯


厚い雲が空全体を覆っているときはまず朝焼けは出ません。同様に空に雲が全くない場合も単調なだけで面白みに欠けます。

幸い鹿児島市では目の前に桜島があり、朝焼けは出なくても桜島の噴火を目にすることもあります。

6時3分 上空に残る半月


今朝は朝焼けと前後して上空に広がった筋雲が美しく、半分に欠けた月が小さく見えていました。

6時5分 朝日が吉野方向に顔を出す


日の出位置の少し上に雲の帯があり、朝日の眩しさを遮ってくれたので写しやすい朝でした。朝日がぎらつくと空が白っぽくなり、朝の雰囲気が消し飛んでしまいます。

ヤブラン


9月に入り次第に花が増えてきました。朝日に照らし出されて花が引き立っていました。

鹿児島の最高気温の推移(日別) 平年値との対比


鹿児島(アメダス観測点の鹿児島)の猛暑日は今年2回だけで、案外と猛暑日は少ないものです。

7月10日に35.0度、私が草刈で大汗を流した9月4日は35.6度でした。

8月25日には鹿児島市で1時間に60ミリほどの大雨が降り、落雷の影響か25日と26日の観測データは欠落しています。

鹿児島の平均気温と降水量(日別)


今年の梅雨明けは平年より8日遅い7月23日でした。7月の雨量は上旬に100ミリ前後の日が3回ありましたが、その後は少なめでした。

8月はノロノロ台風6号の接近で8日から9日にかけて200ミリを超える大雨が降ったものの、それ以外では雨が少なく貴重な雨でした。

花盛りのトレニア


このところ雨不足で公園の花壇管理も大変なことでしょう。ムクゲ、芙蓉も咲いていますがまだ花が少なめです。

南海上に次々と小さな台風が発生していますが、九州南部に雨を降らせることはなさそうです。北からの空気が入り、少し秋雨模様にでもなると季節が進みそうです。

7時6分 桜島の薄煙は南へ


日の出から1時間以上が過ぎました。健康の森公園から桜島は東南東から南東方向に見えるため、午前中は逆光~半逆光状態です。

秋が深まる頃には桜島西側斜面が夕陽に照らされて印象的になります。少しずつ秋に向かっているようですが、日中は変わらぬ暑さが続きそうです。

暑さ寒さも彼岸までと言われています。皆様ご自愛ください。
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カンカン照り 草刈りに大汗 2023/09/04(鹿児島)

2023-09-05 14:07:59 | 野菜作り
9月4日(月)雨予報もあり、日置へ出かけて野菜園などの草刈をしました。

9時18分 吹上浜日置海岸


今朝は鹿児島市と日置市の境界付近の県道、土橋に近いさつき園の北側坂道で交通事故があり事故処理渋滞で15分ほど影響を受けました。

道路には一杯ガラス片が落ち、路側には追突されたような車の無残な姿がありました。事故の原因など判りませんが、漫然運転にならないよう気を引き締めることでした。

吹上浜は全く雲のない朝で浜に釣人の足跡が残っていました。Sさんの話ではキス釣りは好調が続き、日差しが高くなる前に帰ったようです。

柳葉ルイラ草


外来植物ですが、あちこちに生育し夏場に花を咲かせ続けています。

ランタナ


暑さに強く雨なしでも生育が止まりません。品種によっては特に勢いが強く、多くの実が運ばれてありあちこちで増殖しています。

寒さには弱い植物で、霜が降りると枝の半分ほどは枯れてしまいます。

道路側に伸び出したランタナの枝先


前回の草刈は7月28日、すでに40日近くが過ぎています。8月は雨が少なく夏草の成長は抑えられていましたが、早めの草刈をしたいと気になっていました。

野菜園横の道


人が通るだけの道ですがいつの間にか草が伸びて、所々では歩きにくいほどになっていました。

草刈機は順調に動き、燃料補給2回、コード交換2回で作業量は普段より多めの3時間程度。後片付けは暑すぎて道路の一部だけにとどめました。

野菜園も草藪になりそう


こちらは肥料分が多く雑草の成長が早く放置できません。日差しが強く雨は少ないものの、唐芋(サツマイモ)は葉が萎れることもなく元気です。救荒作物と言われる頼もしさです。

唐芋の葉に虫食いの穴がありましたが、前よりも少なくなり虫の方が暑さに参っているのでしょう。アナグマ除けのネットから蔓が外に伸びていました。

これでしばらくは安心


いずれ草は元のように伸びてきますが、当分は大丈夫でしょう。気持ちがスッキリしました。

東空の向江山(304m)にはわずかに白い夏雲が見えました。桜島が噴火すると、この辺りに噴煙が見えます。

すでに日は西に傾く


午後からも日差しが強く、熱中症に用心して水分補給とレモン味の飴を口に入れて塩分補給。ゆっくり作業したので足が痙攣することはなく、小まめに休憩するうちに夕方が近くなっていました。

17時1分 西日が眩しい


7月初旬に比べると日没時間が50分ほど早まり、18時39分です。予報では晴れのち曇りでしたが、全く雲のないカンカン照りの一日。

9月4日の最高気温は鹿児島で35.6度、東市来で33.9度、最低気温は鹿児島で25.7度、東市来で22.2度でした。

再び竹が伸び始めた別荘地


海岸近くの別荘を完全に隠していた竹藪が切り払われたのは6月下旬。地下茎は残っているので以前と同様の密度で竹が30~50センチほどに伸びています。

雨が降ればさらに伸びて、来年夏には元の竹藪に戻りそうな勢いです。別荘地を買われた方にも話しましたが、竹は地下茎で繁殖するので生命力がたくましく、年間を通じて管理には苦労されることでしょう。

今日は予想よりも暑さが厳しく大変疲れましたが、気になっていた草刈ができて気持ちが落ち着きました。
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夏の終わりに 海蔵院墓石群 2023/08/28(鹿児島

2023-09-01 15:04:01 | 史跡巡り
8月28日(月)南方神社に伊作太鼓踊りが奉納される前に立ち寄りました。

日置市吹上町南方神社 参道の鳥居 以下の画像は8月28日に撮影


神社の鳥居ですが両側には仁王像が立っています。鹿児島では時々見かける風景ですが、よく考えるとちょっと不思議です。

海蔵院跡の墓石群は右側の林の中


参道の先には南方神社があり、祭り関係者などの車が両側に止まっています。

車の後ろには「島津日新公学問所跡」の案内板があり、海蔵院跡の石碑が建っています。墓石群は50mほど先ですが、訪れる人は少ないと思われます。

海蔵院墓石群の案内板


ネット上の日置市の史跡マップには次のような説明がありました。

海蔵院跡 市指定史跡
真言宗の寺院で応永5年(1398)に創建で、伊作郷最大の寺院であった。島津忠良(日新公)は7歳から15歳まで当院8代住職頼増の教育を受けた。五輪塔・宝篋印塔・月輪塔など80数基の様々な石塔が残っている。

9時5分 木の間から差し込む光と墓石群


大きな石塔などには案内板がある


一段下がった場所の墓石群


同じく南西側の墓石群


桜のような木 惜しいことに枯れているようだ


杉木立の横にはお地蔵様


心落ち着く場所


海蔵院の歴史や、墓石・石塔などについて詳しく説明されている方のネットページもあります。

グーグルマップで存在は判っていましたが、実際に足を運んだのは初めて。単純に写真的な興味だけで言えば、霧の朝や雪の日、桜の咲くころだと雰囲気のある場面が写せそうです。

南方神社での太鼓踊りが始まる前の、ごく短時間に撮影したものを掲載しました。近くには伊作城跡もあり、いずれ再訪したいものです。

ここから南側へ直線で400mほどの山中には神護石があります。伊作温泉側から道なき斜面を登ると、山頂部近くの大岩に仏様が彫り込まれています。今年3月に神護石を訪れた時のブログはこちらからご覧ください。

11時ちょうど 多宝寺跡での伊作太鼓踊りが終わるところ


画面右上の林の中に墓石などがあります。日置市史跡マップの多宝寺跡についての説明です。

多宝寺(たほうじ)跡 市指定史跡
島津氏の分家であった伊作島津氏代々の菩提寺。歴代の領主(3代及び10代を除く)と婦人の墓がある。10代当主忠良(日新公)は、九州の大半を支配した戦国島津氏の基礎を作った人物。多宝寺跡には忠良の両親と娘の墓がある。

多宝寺自治会公民館 島津日新(じっしん)公の歌


日新公いろは歌は、関ヶ原の合戦(1600年)で活躍した島津義弘の祖父・日新公こと島津忠良が5年余りの歳月をかけて完成させた47首の歌です。

加世田青年会議所発行の日新公いろはかるた解説書を引用して、歌の一部を紹介します。

いにしえの道を聞きても唱へても わが行ひにせずばかひなし

「意味」 昔からの立派な教えをいくら聞いても、またどれだけ口先で唱えても、自分で実行しなければ何の役にも立たない。

楼(ろう)の上もはにふの小屋も住む人の 心にこそはたかきいやしき

「意味」  二階造りの立派な家に住む人も、みすぼらしい小屋に住む人も、その住むところによって人の値打ちは定められるものではない。その人の心にこそ、尊い、いやしい、の区別があるのだ。

はかなくも明日(あす)の命をたのむかな 今日も今日もと学びをばせで

「意味」   世の中には、今日は用事がある、今日は気分が悪いなどと言って、大事な学問を勉強せず、あてもなく、明日の日を頼みにしている人がいる。

貴重な日々を惰性で生きているようで、わが身につまされます。時には普段の行いを振り返り、悔いなく生きたいものです。
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鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。