花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

花尾神社大祭 子供たちが活躍 2023/09/23(鹿児島)

2023-09-24 21:01:18 | 祭り・伝統行事
9月23日(土)秋分の日、秋の大祭は4年ぶりの通常開催となりました。

11時24分 花尾神社は右手の林の中 以下の画像は9月23日に撮影


秋分の日に花尾の太鼓祭り、大平の獅子舞、岩戸の疱瘡踊り、西上の太鼓踊りの民俗芸能と時代行列「蟻の花尾詣で」が奉納されています。

2020年と21年はコロナ禍で踊りなどの奉納は中止、昨年は規模を縮小して再開、今年は通常開催でしたが、岩戸の疱瘡踊りはありませんでした。

花尾の太鼓踊り


神社境内に着いた直後に太鼓踊りが始まりました。同級生T君の隣にいた動画撮影の方に、こころよく場所を譲ってもらいました。

昨年とは様変わりでカメラマンの多さに驚かされる中、すぐに撮影できて感謝、感謝でした。

日差しが出て明暗差が強くなった


境内は高い杉木立に囲まれているため、日差しが出ると明暗差がひどくて撮影は難しいものです。

かぶり物で陰になった顔の表情は殆ど写らず、一部を動画記録した後は撮影をやめて踊りを楽しみました。

11時半からの花尾太鼓踊りは途中に水分補給の小休止を挟んで、48分間にも及ぶ長いものでした。

大平の獅子舞


花尾小学校の子供たちを中心とした元気な踊りに大きな拍手が送られました。

棒踊り


この日のために練習を頑張って来た子供たちを、遠くから見守る親御さんたちの姿がありました。

小さな獅子たち


獅子の大きな面をかぶって楽に合わせて境内を一回りしました。子供たちには良い思い出になったことでしょう。

蟻の花尾詣で


鹿児島市中心部の鶴丸城跡から17.5kmを歩いて参詣した一行のインタビューがありました。

いつものベテラン司会者が今年も祭りをうまく進行し、祭りの内容などを判りやすく説明してくださいました。

撮影に熱中して太鼓踊り入場列の先頭を塞いで群がるカメラマンを、手慣れた話しぶりでやんわりと誘導されていました。

人の振り見て我が振り直せとは、まさにこのことです。撮影では自己本位にならず、観客などの多い場所では周囲への気配りが大切です。

西上(にしかみ)太鼓踊り 間もなく入場


木間から差し込む光が印象的でした。いつの間にかカメラマンが集まっていました。

出店もあった 懐かしくも嫌な思い出


幼い頃の祭りの日を思い出す光景です。普段よりも多くもらったお小遣いを手に、あちこち出店を巡りました。

新聞紙大の厚紙の下半分ほどに20個ほどの甘納豆の袋が貼り付けられたくじ引きセット。上の方に飾り付けてあるのは子供の目を引く景品が数点。

5円か10円で甘納豆一袋、ハズレが多く何度も買うのに良い景品に当たらず・・・全部の袋が売れても良い景品の一部はまだ残っていました。

最初から当たり券は一部しか入っておらず、目を引く景品は単なる子供だましでした。買い続けると当たると思ったのに、世の中にはインチキがあるんだと知りました。

人の一生を思えば普段の暮らしの中にも同じような事柄が潜んでいたり、気付かずにうまく騙され続けて生きているのかもしれません。

社殿側を写す 西上太鼓踊り


逆方向からの祭り風景も杉木立に囲まれてきれいでした。朝からの彼岸花巡りと昼食抜きの空腹で疲れて、祭り半ばの13時半頃に撮影を切り上げました。

今日の祭りは昼時を過ぎてもずっと続き、車に戻ると前後に連なっていた車は数台残るだけでした。今年も元気で花尾神社の大祭を撮影できてありがたいことでした。関係者の皆様には大変お疲れ様でした。
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祭りの前に 郡山の彼岸花 2023/09/23(鹿児島)

2023-09-24 13:56:42 | 
9月23日(土)秋分の日、花尾神社の祭り前に彼岸花を撮影しました。

9時14分 鹿児島市西俣町(旧郡山町) 以下の画像は9月23日に撮影


吹上浜に流れ込む神之川左岸堤防の彼岸花です。耕地整理された広い水田地帯ですが、歩いて回ると畦道には多くの彼岸花が咲いていました。

過疎高齢化が進み耕作放棄地が年々拡大、彼岸花の多くは姿を隠して消滅しかかっています。

水田地帯の東側、道路横には西俣上の田の神像がありますが、水田が見通せないほど周囲に草木が茂っていました。

どこの田圃にも電気柵が設置されていた


この辺りでは数年前は見かけなかったものですが、それぞれの田圃に電気柵が設置されていました。

滑水力最強の文字があり新製品かと思いましたが、雨避けに商品看板を再利用しているようでした。

この辺りは咲き始め


日当たりの違いでもなさそうですが、この辺りはまだ咲き始めでした。ごく一部ですが10月になってから咲く場所もあり、山里巡りの楽しみです。

9時32分 雲が薄くなり日差しが出てきた


朝方は雲が厚く、今日は祭り撮影に好都合と思っていたものの次第に天候が回復してきました。

かごしま自然百選「郡山の轟の滝」 轟の滝(とどろきのたき)


水田地帯の1kmほど上流部にある、名前の割には小さく手頃な滝です。2段で流れ落差は数m、滝壺は広く水遊び向き。

川の流れは緩やかで夏には子どもたちの川遊びの場になっている親水公園です。

小鳥も見えた


距離が遠く簡単には写せそうにありませんが、一瞬きれいな青色の小鳥を見かけました。

滝が流れ落ちるすぐ横の岩場に彼岸花が咲いていたこともあります。駐車場が狭いので注意が必要です。

滝の400mほど上流部


ここは昔ながらの田圃で彼岸花が咲いています。青空が広がり白い雲が流れ秋の気配を感じる風景です。

花尾神社の祭りが気になりますが、彼岸花巡りを続けた方が楽しそうな気もしてきました。

10時59分 向江谷公民館前 花尾太鼓踊りの一行


車中から踊りの人たちを見かけたので通り過ぎて花尾神社近くに車を止め、歩いて引き返してきました。

向江谷公民館横の広場で軽く踊り、1kmほど先の花尾神社へ向かうところでした。昨年は規模を縮小した祭りでしたが、今年は通常開催です。

境内での太鼓踊り奉納は11時半からの予定。祭りが気になりますが、道路向かいにもきれいな彼岸花が咲いていました。

まずは花を写したい ごく小規模な棚田と彼岸花


段々に小さな水田が残り、畦道には彼岸花、山手に民家が並んでいます。昔ながらの風景が今も続いているような美しさでした。

斜面に植えられた彼岸花


白花と黄色の花もありきれいでした。祭りがなければゆっくりと写したいところですが、時間が迫って来たので花尾神社へ急ぎました。
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