3月7日(月)午後から日置市吹上町の温泉近くの史跡を訪ねました。
西郷どんの来遊地 以下の画像は3月6日に撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/44/b8bb2d49002f936d530e94bb7bd1df98.jpg)
案内板 ここは昔からの温泉地
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/35/19f740afc7769532adb5bace1bd3cb02.jpg)
13時49分 ここが上り口 神籠石(しんごいし)・天狗岩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f0/7fb2734012f529d1fb882b8cbff2f14b.jpg)
西郷どんの道路向かいに上り口があります。ネット情報では神籠石まで行くのはかなり大変だとのこと。
カメラ用の一脚を杖代わりに、手袋をつけ首にカメラを掛けて背中にリュック。下りではカメラもリュックに入れて、靴紐をきつめに絞めて安全を期しました。
石垣が残っていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/db/ee188c95d75b81e257b11dfff79076ca.jpg)
足元は枯葉が一杯で踏み跡はないものの、最近人が通ったようで一部で通路らしき部分の木の枝が折れていました。
所々に緑のロープがあった すぐに息が上がった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b8/676c10c62540e5e209a79c326eb83756.jpg)
設置されてだいぶ経つようです。一部は木の枝に食い込んでちぎれ、もろくなっておりロープに頼りすぎると危険です。
5分もせずに踏み跡は消えた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/81/240be5c52a369d3cf12e0ffc75b8df13.jpg)
石垣を過ぎると道らしきものは全く消え、ロープもありません。すぐにあきらめて帰るのも残念なこと、足元に気を付けて横方向に動きながら大きな岩を探しました。
どこも同じに見えて見当もつかない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a9/f35339517bfaf3673ebf49c6ae09c7d8.jpg)
足元は落葉と風化した石や土で足の踏ん張りがきかず、この辺りが一番登りにくいところでした。安全そうな場所を探して慎重に登ると、ずっと上の方にロープが見えました。
手掛かりに乏しいですが、枯れた木や竹を誤ってつかむと危険です。体の動きが柔軟な若い人は大丈夫でしょうが、安全第一です。
14時16分 大岩が見えた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/51/5042862f3cb70e6a0a38ca3928d9afab.jpg)
ロープの方向よりも大分西側に大岩が目に入りました。大岩の画像は多く目にしていたので一安心です。
説明板 かなり文字はかすれている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e0/5a97bada4e26220c5085753edca8a629.jpg)
光の方向が変わるのを待つ間に、東側にある環状列石と天狗岩の方向へ歩きました。
山桜だろうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/40/e92d2800d63c0fbeb941e5b8e40a27e7.jpg)
巨木と呼ぶほどの木はなく、雑木はある程度で弱って世代更新している感じです。山桜のような肌合いの木がありました。
途中には風化した岩のかけらも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6b/b33006ad9ead00038eb0588067912f1f.jpg)
風化してかけらになった岩と、巨岩とは全く岩の成分が違うのでしょうか。不思議なことです。
14時25分 ピンクのテープ 道案内ではなかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b7/ad31a546b9f35400cbb7aaf676399ea8.jpg)
人が並べたように所々に丸い輪のように置かれた石と、天狗が腰掛けそうな平たい岩もありました。
その先へ進むとピンクのテープがあり、天狗岩方向かと思いましたが真新しい測量標柱が立っていました。作業の人が最近この山に入ったのでしょう。
天狗岩は見つけられず引き返しました。帰宅後のネット情報には10年ほど前の天狗岩画像があり、すぐ近くの急斜面のようでした。
あらためて大岩を見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/51/5042862f3cb70e6a0a38ca3928d9afab.jpg)
どうしてここだけに大きな岩がうまい組み合わせで残っているのでしょうか。上の岩は相撲の土俵ほどの広さがありました。
怖くて岩の上には上がりませんでしたが、木々の間から少しだけ湯之浦の風景が見えるようです。大岩が木々に隠されていなかった頃もあるようです。
大岩の下に入れる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/58/ea75a524ab1a91374cec0eaec3d5a6fe.jpg)
神籠石は最近グーグルマップで存在を知り、気になっていました。天気が良いので急に思い立ち、誘われるようにこの場所まで来ました。
途中の道路では、2車線道路の数台前を走る工事車両から脚立が道路上に落ちるトラブルが発生。交通量が少なめで巻き込まれた車両はありませんでした。
帰宅後落ち着いて考えると、わずかな時間差次第では私が事故に遭遇したかもしれません。難を免れて幸いでした。
14時52分 岩に彫られた仏様と文字
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ab/8f59414f48a926a8aee5ebc1c6002164.jpg)
穏やかな表情
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/59/85ebf23fc88cef673b206a08756e6fc2.jpg)
怖さは感じず安心感があった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/08/73f7e4e286ca7b34139d6c9c621f18ec.jpg)
帰り道は西側にずれていた
帰りは汗をかくこともなく、滑ったり転んだりしないよう用心深く下りるだけと安心したものの・・・下山にも20分ほどかかりました。
ロープはどこにも目につかず、ケガでもすると寝たきりになる恐れもあり、安全な場所を探してゆっくりと下りました。
似たような林の斜面が続く中を石垣のある所まで下りましたが風景が違います。道路が見えたので竹林を抜け出すと、上り口から150mほど西側に出ました。
近所の人が目に付き、お話を伺いました。
前にも西側に外れて下山してきた人がいた。石垣は昔の段々畑の名残で、40アールほどもあり唐芋(サツマイモ)を作っていたとのこと。
子供の頃は毎日のように登って大岩で遊んでいたが、説明板にあるような人々が行楽で集まるほどのことはなかったそうです。
安易に近づける場所ではありませんでした。足元に不安を感じる方にはリスクが大きく、単独行は避けた方が無難です。
珍しい大岩と穏やかな仏様を拝み、ケガもなく無事に下山できて感謝、感謝です。
西郷どんの来遊地 以下の画像は3月6日に撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/44/b8bb2d49002f936d530e94bb7bd1df98.jpg)
案内板 ここは昔からの温泉地
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/35/19f740afc7769532adb5bace1bd3cb02.jpg)
13時49分 ここが上り口 神籠石(しんごいし)・天狗岩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f0/7fb2734012f529d1fb882b8cbff2f14b.jpg)
西郷どんの道路向かいに上り口があります。ネット情報では神籠石まで行くのはかなり大変だとのこと。
カメラ用の一脚を杖代わりに、手袋をつけ首にカメラを掛けて背中にリュック。下りではカメラもリュックに入れて、靴紐をきつめに絞めて安全を期しました。
石垣が残っていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/db/ee188c95d75b81e257b11dfff79076ca.jpg)
足元は枯葉が一杯で踏み跡はないものの、最近人が通ったようで一部で通路らしき部分の木の枝が折れていました。
所々に緑のロープがあった すぐに息が上がった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b8/676c10c62540e5e209a79c326eb83756.jpg)
設置されてだいぶ経つようです。一部は木の枝に食い込んでちぎれ、もろくなっておりロープに頼りすぎると危険です。
5分もせずに踏み跡は消えた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/81/240be5c52a369d3cf12e0ffc75b8df13.jpg)
石垣を過ぎると道らしきものは全く消え、ロープもありません。すぐにあきらめて帰るのも残念なこと、足元に気を付けて横方向に動きながら大きな岩を探しました。
どこも同じに見えて見当もつかない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a9/f35339517bfaf3673ebf49c6ae09c7d8.jpg)
足元は落葉と風化した石や土で足の踏ん張りがきかず、この辺りが一番登りにくいところでした。安全そうな場所を探して慎重に登ると、ずっと上の方にロープが見えました。
手掛かりに乏しいですが、枯れた木や竹を誤ってつかむと危険です。体の動きが柔軟な若い人は大丈夫でしょうが、安全第一です。
14時16分 大岩が見えた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/51/5042862f3cb70e6a0a38ca3928d9afab.jpg)
ロープの方向よりも大分西側に大岩が目に入りました。大岩の画像は多く目にしていたので一安心です。
説明板 かなり文字はかすれている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e0/5a97bada4e26220c5085753edca8a629.jpg)
光の方向が変わるのを待つ間に、東側にある環状列石と天狗岩の方向へ歩きました。
山桜だろうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/40/e92d2800d63c0fbeb941e5b8e40a27e7.jpg)
巨木と呼ぶほどの木はなく、雑木はある程度で弱って世代更新している感じです。山桜のような肌合いの木がありました。
途中には風化した岩のかけらも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6b/b33006ad9ead00038eb0588067912f1f.jpg)
風化してかけらになった岩と、巨岩とは全く岩の成分が違うのでしょうか。不思議なことです。
14時25分 ピンクのテープ 道案内ではなかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b7/ad31a546b9f35400cbb7aaf676399ea8.jpg)
人が並べたように所々に丸い輪のように置かれた石と、天狗が腰掛けそうな平たい岩もありました。
その先へ進むとピンクのテープがあり、天狗岩方向かと思いましたが真新しい測量標柱が立っていました。作業の人が最近この山に入ったのでしょう。
天狗岩は見つけられず引き返しました。帰宅後のネット情報には10年ほど前の天狗岩画像があり、すぐ近くの急斜面のようでした。
あらためて大岩を見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/51/5042862f3cb70e6a0a38ca3928d9afab.jpg)
どうしてここだけに大きな岩がうまい組み合わせで残っているのでしょうか。上の岩は相撲の土俵ほどの広さがありました。
怖くて岩の上には上がりませんでしたが、木々の間から少しだけ湯之浦の風景が見えるようです。大岩が木々に隠されていなかった頃もあるようです。
大岩の下に入れる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/58/ea75a524ab1a91374cec0eaec3d5a6fe.jpg)
神籠石は最近グーグルマップで存在を知り、気になっていました。天気が良いので急に思い立ち、誘われるようにこの場所まで来ました。
途中の道路では、2車線道路の数台前を走る工事車両から脚立が道路上に落ちるトラブルが発生。交通量が少なめで巻き込まれた車両はありませんでした。
帰宅後落ち着いて考えると、わずかな時間差次第では私が事故に遭遇したかもしれません。難を免れて幸いでした。
14時52分 岩に彫られた仏様と文字
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ab/8f59414f48a926a8aee5ebc1c6002164.jpg)
穏やかな表情
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/59/85ebf23fc88cef673b206a08756e6fc2.jpg)
怖さは感じず安心感があった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/08/73f7e4e286ca7b34139d6c9c621f18ec.jpg)
帰り道は西側にずれていた
帰りは汗をかくこともなく、滑ったり転んだりしないよう用心深く下りるだけと安心したものの・・・下山にも20分ほどかかりました。
ロープはどこにも目につかず、ケガでもすると寝たきりになる恐れもあり、安全な場所を探してゆっくりと下りました。
似たような林の斜面が続く中を石垣のある所まで下りましたが風景が違います。道路が見えたので竹林を抜け出すと、上り口から150mほど西側に出ました。
近所の人が目に付き、お話を伺いました。
前にも西側に外れて下山してきた人がいた。石垣は昔の段々畑の名残で、40アールほどもあり唐芋(サツマイモ)を作っていたとのこと。
子供の頃は毎日のように登って大岩で遊んでいたが、説明板にあるような人々が行楽で集まるほどのことはなかったそうです。
安易に近づける場所ではありませんでした。足元に不安を感じる方にはリスクが大きく、単独行は避けた方が無難です。
珍しい大岩と穏やかな仏様を拝み、ケガもなく無事に下山できて感謝、感謝です。
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