花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

暑さには閉口 吉野公園の彼岸花 2023/09/18(鹿児島)

2023-09-19 17:30:00 | 
9月18日(月)敬老の日、吉田倉谷の後は吉野公園に立ち寄りました。

9時47分 久しぶりの吉野公園 以下の画像は9月18日に撮影


彼岸花の様子を見るため、アジサイやバラの季節以来久しぶりに訪れました。

吉田からは近道もありますが、判りにくく狭いのが難点。遠回りのようでも広い道を行った方がはるかに楽です。

若い頃は吉野公園で8月に職場間の親善ソフトボール大会がありました。当時はあまり暑さを感じなかった気がします。

9月は6時開園 


ウォーキングや犬連れ散歩の利用者が多く、9月は朝日が出る頃には開園しています。

広い駐車場がありますが、11~2月は17時には閉鎖されるため夕暮れ時の桜島撮影などには不向きです。

野菜園のサツマイモ


公園内ではアナグマが目撃されています。サツマイモへの食害が気になりますが、畝が掘り返されるような影響は出ていないようでした。

一部のイチョウは少し色づいていた


イチョウの反対側の画面外右手にはグランピング施設yoshizora(よしぞら)が営業しています。宿泊施設のため利用者以外の立ち入りはできません。

彼岸花とパンパスグラス


トイレ近くにあり、意外な組み合わせですが秋を感じる植え込みです。

桜並木と彼岸花


今朝の雨も影響したのか桜の葉がだいぶ落ちていました。彼岸花は6区画ほどに植えられていますが、見頃の区画と咲き始めの所が半々でした。

撮影の人は予想よりも少なめで、カメラやスマホを手にした人を数人見かけた程度。いつまでも続く暑さが影響して訪れる人はわずかなようです。

18日の鹿児島の最高気温は31.9度、最低気温は24.3度。祝日ですが公園入口のキッチンカーは一台だけでした。

木間からの日差し


薄雲が通り過ぎると日差しが強くなり、写した画像は見た目以上に明暗差がありました。

彼岸花の区画はある程度広いのですが、それ以上に公園が広すぎて遠くからはどこに彼岸花があるか目につきにくいほどでした。

彼岸花は多いが撮影には工夫が必要か


現在の数倍程度の範囲に植えると目立つでしょうが、まだ暑さが残る時期なので、桜が咲くころのような賑わいは期待できません。

桜島 中腹以上は雲隠れ 右側には釣船一隻


対岸の桜島海岸まで約2.6km、北岳山頂までは約7km。湿気が多いようで中腹以上は完全に雲隠れ、空気が澄んでくると姿を現すのでしょう。

ぼんやりとかすむ鹿児島港と市街地 入港する桜島フェリー


鹿児島港まで約4km、こちらもぼんやりとした風景で、展望台のすぐ下から心地良い列車の走行音が聞こえてきました。

梅の木は一部で完全に落葉


このところ雨が殆ど降らなかったためか、一部では完全に落葉してまるで立ち枯れ状態。

生命力の強い木ですから簡単には枯れず、年明けには次々と開花して春の訪れを告げることでしょう。

11時2分 コスモスを植える準備作業


真夏とほとんど変わらないような暑い日差しが照り付けて、撮影機材をリュックで背負い歩き回るうちには汗びっしょりになりました。

コスモスを植える準備とのこと。暑い中での作業、大変お疲れ様です。秋を代表する花コスモス、楽しみにしています。
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雨上がりで美しい 倉谷の彼岸花 2023/09/18(鹿児島)

2023-09-19 15:25:48 | 
9月18日(月)敬老の日、雨上がりを予測して吉田の倉谷へ出かけました。

7時29分  雨が止んだ 以下の画像は9月18日に撮影


鹿児島市宮之浦町(旧吉田町)の倉谷地区です。前回9月10日に訪れ、彼岸花が美しく見える雨上がりの撮影タイミングを見計らっていました。

今朝は6時過ぎから降り出し、7時過ぎに雨の中を向かいましたが、現地に着くとちょうど止んで撮影には好都合でした。

今が花の時期 クズ


夏の暑さや日照りにも耐えて存分に蔓を伸ばし、花を咲かせていました。

水滴が美しい


雨上がりの生命力あふれる感じが好きです。足元は安全第一にゴム長靴で、傘を持ち歩きましたが再び雨が降ることはなく幸いでした。

倉谷の湧水


車通りの多いところであれば水汲みの人でにぎわうことでしょうが、県道からかなり入っていて地元の方が利用する程度のようです。

林に囲まれた狭い水田


休耕になっているのではと心配しましたが、今もきれいに管理されていました。

彼岸花の近くにはイノシシが掘り返したような跡がありました。ミミズなど探しているのか、彼岸花の球根は有毒なためかイノシシも避けているようです。

モグラやネズミを寄せ付けないよう、昔は水田地帯の畦道に彼岸花を多く見かけるものでした。

石の祠 神社跡地でしょうか


集落内の道沿いに石の祠がありました。山間の水田地帯から山手にかけて谷筋に沿って民家が点在しています。湧水があり古くから人々が暮らしやすい土地柄なのでしょう。

8時26分 日差しが戻り始めた


今朝は1時間ほど降ったでしょうか、野山を潤す適度な雨でした。

草刈がされた畦道


前回は草刈直後で全く出ていなかった彼岸花が咲きそろっていました。農家さんの管理が届いていることで美しい彼岸花が保たれています。

耕作放棄地でも彼岸花は生き残っていますが、草藪になると勢いが弱くなりやがて消滅してしまいます。

8時43~45分 雨の影響か山の木が折れた 左から右へ


突然タァーンと大きな音が響き驚きました。川沿いのシラス崖の上に生えている大きな木の枝が折れた音でした。

数分のうちに何度か音がして木が揺れ動いたものの、周りの木に支えられて枝が落ちることはありませんでした。

9時13分 階段状の水田地帯


棚田というほどの高低差はなく、1m以内の段差で田圃が5段程度続き、畦道は緩やかなカーブを描いています。

少し下流側では耕作放棄地が年ごとに増えています。やがてこの辺りの水田も姿を変えていくのかもしれません。

美しい雨上がりの彼岸花を存分に写すことができて幸いでした。この後、南側へ直線で6kmほど離れた吉野公園まで足を伸ばしました。
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