goo blog サービス終了のお知らせ 

花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

吉野から新燃岳を見る 2018/03/10 (鹿児島)

2018-03-10 19:05:57 | 自然観察
霧島新燃岳の噴火活動が激しくなっています。
3月10日(土)朝、警戒範囲が火口から4kmに拡大されました。鹿児島市郊外の吉野台地から新燃岳を観察しました。以下の画像は3月10日に撮影。

NHK朝のニュース


吉野公園から見る桜島 8時34分


最近には珍しく少し噴煙が出ていました。桜島上空の風向きは北から北東のようです。

ピークを過ぎた河津桜


北側ではまだ花が残っていますが全体としては見頃を過ぎています。上空には月齢22.2の小さな月が残っていました。小鳥の姿が全くなく寂しく感じました。どこに行ったのでしょう。

ここにいた メジロは寒緋桜(カンヒザクラ)の枝先に


林に近く日陰が多いうえに枝先を動き回り、姿をうまくとらえることができませんでした。彼岸桜と紛らわしいので寒緋桜と呼ぶようです。

色濃い桜で花は下向き、普通の桜と違って花びらが全開しません。鹿児島ではヒカンザクラ、ヒガンザクラと呼んでいます。

こちらは大島桜 吉野公園街路樹


山桜はソメイヨシノと違って開花と同時に新葉が開きます。

河津桜


河津桜はヒカンザクラと早咲きオオシマザクラの自然交配種とされています。

吉野公園から見た新燃岳 10時20分


展望台に着いて三脚をセットした直後に噴煙が上がりました。遠く離れているため噴煙の上昇速度はゆっくりに見えました。かすかに爆発音が伝わってきました。左の高い山は韓国岳 右側は高千穂峰です。

霧島連山までは42kmほど 


再び小さな噴煙が上がる 10時35分


上空の風が弱いのか噴煙は緩やかに南東方向に流れ、色合いは薄く火山灰が降っているようには見えませんでした。1時間後にもまだ噴煙雲は大隅半島上空にとどまっていました。

寺山公園から撮影 13時34分


吉野公園よりも北にある寺山公園は錦江湾北部の姶良市から霧島市、鹿児島空港方向の眺望が優れています。鹿児島空港に着陸する飛行機も良く見えていました。3月6日には空港方向へ火山灰の帯が流れ込み続けて一部の便が欠航となりました。

今日は噴火が少なく噴煙量も少ない状態でした。飛行機は噴煙を避けるように高い高度を飛んでいましたが、運行に大きな支障はないように見えました。

ジオパークの案内板と錦江湾北部風景 14時ちょうど


吉野公園展望台は閉園時間帯は立ち入ることができませんが、寺山公園は24時間大丈夫です。ただし人里離れた寂しく恐ろしいような場所です。夜間に訪れることは避けた方が無難です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7年ぶり爆発的噴火 新燃岳... | トップ | 春を楽しむ 鹿児島神宮初午... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

自然観察」カテゴリの最新記事