花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

たじまどん 大汝牟遅神社 2024/03/10(鹿児島)

2024-03-11 20:29:06 | 日記
3月10日(日)、大汝牟遅(おおなむち)神社のお祭りに出かけました。

神社近くにはツツジが咲いていた 以下の画像は3月10日に撮影


大汝牟遅(おおなむち)神社は日置市吹上町にあり、祭りに遅れないよう早出して9時過ぎには到着。

10日の鹿児島市は最低気温4.6度、最高気温15.8度。ともに平年より3.1度、1.0度低く、途中の山間部では霜が降りていました。

春の大祭 準備が整った社殿前


10時半から神事祈念祭が行われ、11時からの「たじまどん」は、春先に県内各地で行われる農耕田園劇の一つです。

ここには伊作太鼓踊りの撮影で何度も訪れていますが、たじまどんの撮影は2014年以来の2回目です。

貝殻に盛られた浜砂 


かなり珍しいここだけの風習のようで、説明板には次のように書かれていました。

初詣の時、吹上浜で波打ち際の砂を山盛りし、四方拝後、波で崩れたあとの濡れた砂を、浜辺にある赤貝(オトッゲ)に盛り奉納されたものです。

神社の南100mほどにある千本楠


隣接する南北の林や藪が整理されてだいぶ明るくなり、大楠の生命力を身近に感じられる場所です。

神事が終わった後、たじまどんが始まる前に2つの演目が奉納されました。

11時12分 可愛い子供たちの日本舞踊


11時18分 刀踊り


11時22分 たじまどんが始まった 田の神様が登場


今回は一脚を使って動画も一部記録したものの、撮影自体は完全な失敗でがっかり。

画像を切り取りゆがみなど補正するにも難しく、恥ずかしいですがそのまま掲載しました。

撮影場所を動かずにズームレンズに頼り、背景の社殿が大きく傾いてしまい大失敗。

事前の想定と違った場合には、速やかに撮影位置を移動して最善を尽くすべきでした。

田んぼに肥料を入れて耕す様子


祭りは県内各地と同様ですが、ここでは世相を取り入れた演出があり、今回は大リーグ大谷選手が話題に上がっていました。

2014年はオリンピックカーリングの様子が見られました。

田の神様も一緒に昼ごはん


作業にこき使われた牛が暴れ出して砂を飛ばす


ここの牛は暴れても観客を脅かすほどのことはなく、ヤツデの実が吹き付けられると大人しくなりました。

11時49分 最後に神主さんがモミを撒く


2014年のブログでは「たじまどん」の意味などを書いています。こちらからご覧ください。

雲一つない晴天が続く


祭りが終わってから、参詣者全員に小さなおにぎりとお菓子が配られました。

抽選会もありましたが、今回はその前に神社を後にして山桜の咲く市来の観音ケ池に向かいました。

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