花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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カメラが取り囲む 次郎次郎踊り 2024/03/03(鹿児島)

2024-03-05 16:34:56 | 祭り・伝統行事
3月3日(日)13時半過ぎ、川内川河口から水引町の射勝神社へと急ぎました。

14時4分 射勝(いすぐる)神社 すでに祭りが始まっていた


すでに駐車場は満車で近くの道沿いにも車が一杯。離れた場所から神社への裏道を300mほど歩いてどうにか到着。

参道から鳥居側を望遠レンズで写していた人に聞くと、境内はカメラマンで一杯とのこと。すでに神事が行われているようです。

14時29分 木の枝で害虫を追い払う子供たち


次郎次郎踊りでは観客は田圃に現れる害虫とみなされ、この後も火のついた丸太(トッゴロ)に追われることになります。

14時30分 伝統の無言農耕劇 テチョ(丁長)が登場 


珍しい無言劇で登場する役者は誰も言葉を発しません。観客は田圃の害虫とみなされているので、火のついた丸太が足元に近づくこともしばしば。

祭りの中でのケガには一切責任を負わないので、観客は後ろに避けてケガをしないよう再三注意が呼びかけられました。

田んぼを耕す様子


キセルたばこで休憩


トッゴロで害虫を追い払う


すぐ足元に火が近づくので油断がなりません。後ろに1~2歩避けた方が無難です。

14時38分 ここの牛も暴れ牛


牛の演者は前後2人、気性が荒く手綱さばきも大変。観客は避けるか逃げるだけ。

14時42分 暴れん坊の息子たちも現れた


動きがさらに激しく、火のついた丸太を投げる場面もあり、幼子が怖がって泣き叫んでいました。

カメラマンも追い払われる


今年は多くのカメラマンが集中していて、まるで撮影会のようで驚きました。

各地の写真クラブの人たちが集まったようで、顔見知りの人も多かったですが軽く手を挙げて挨拶する程度。

ぼんやりしていると、どこから火のついた丸太や暴れ牛が寄って来るか判りません。

14時49分 場面は変わりヨメジョ(お嫁さん)登場 抱き合う二人


めでたし 赤ん坊が生まれました


14時50分 落花生を撒いて祭りはお開き


14時56分 インタビューを受ける親子


動画記録の人が数人いて、観客へのインタビューをする方もありました。

今日は鹿児島マラソン、鹿児島神宮の初午祭もありテレビ取材は見かけませんでした。

射勝神社から300mほど上流部


車に戻る途中で風化が進んだ「草道上の田の神様」の案内板が目に付きました。

祭りから戻る近所の方に縦長の自然石で竹林横だと教えてもらい、上流部へ歩いて探し回るも見つからず残念。

それらしき場所では小川沿いに休耕地と数軒の民家がありました。画面外左手の石積み土手が残る水田跡には、イノシシらしき多くの足跡が付いていました。

草道中の田の神様


こちらは国道3号近く、グーグルマップに表示のある田の神様です。

朝から3か所の神社を回り、川内川河口まで動き回って疲れました。今日は1500枚ほど撮影、まさにお腹一杯に撮影を楽しめて何よりでした。

祭り関係者の皆様には今年もありがとうございました。大きな災害なく豊作となりますよう、お祈りします。

2014年の次郎次郎踊りのブログには詳しい内容を掲載しています。こちらからご覧ください。

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