花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

九州南部に春一番が吹きました 2014/03/13 (鹿児島)

2014-03-13 15:39:51 | 天気の話題
鹿児島地方気象台は、きのう12日の夜から今朝にかけて、九州地方南部と奄美地方で「春一番」が吹いたと発表しました。昨年(2月4日)より37日遅い発表でした。

 春一番は、立春から春分の間に低気圧が日本海などを進み、暖かな南風が強く吹いた最初の日に発表されます。気象庁では、九州から関東にかけて春一番の発表をしますが、基準を満たさず発表されない年もあります。

暖かい南の風が勢いを増して寒気を押し上げました。今は北西風が強いものの、本格的な春の到来を実感します。2月28日、3月6日、3月12日に撮影した花画像を順に掲載します。

2月28日 花盛りの白木蓮


春曙光(しゅんしょっこう)


沖の浪


ナルトサワギク 海岸近くに蔓延っています


3月6日 鹿児島では庭桃と呼んでいる「ゆすら梅」


白い縁取りが美しい「玉之浦」


新芽を伸ばしたアセビ(馬酔木)


畑にはホトケノザ(仏の座)


咲き始めたボケ(木瓜)


以下は3月12日に撮影したものです。
この日は鹿児島県北部のさつま町鶴田地区にある「岩つつじ山」を訪れましたが、先週末からの強い冷え込みで花が傷んでいました。山全体が紫に染まり見事なのですが自然の厳しさを思い知らされる残念な出会いでした。来年に期待することにしましょう。

先に立ち寄った鹿児島市西佐多町(旧吉田町)前宗上(以下4枚)では殆どの岩つつじの花が盛りを過ぎていました。

遅咲きの梅


小さな祠と岩つつじ


岩つつじ


近くの観世音菩薩


鶴田の「岩つつじ山」 霜に打たれて花は萎れていました


県道沿いの民家に咲く岩つつじ


白木蓮 藺牟田池沿い


クロモジ(黒文字) 


鹿児島では「みの花」と呼び、開花前のものを仏様や墓参りの供花に利用しています。昔は殆ど造花は使われず、花の少ない時期の墓参りによく使われていました。最近の墓地ではお盆などの時期を除いて生花は少なくなっています。

鹿児島は花の消費量が全国一だと言われます。以前は毎日のように墓参りする人もあり、墓の生花が枯れていると近所の人が健康を気遣ってくれるものでした。

キイチゴ


山桜


岩つつじと桃 姶良市蒲生町


昨年は2月から春めいてきましたが、今年は3月に入っても桜島が冠雪する日がありました。12日に見て回った感じでは、例年よりも山桜の開花が遅いようです。鹿児島のソメイヨシノ開花予想日は昨年よりも9日遅い3月24日、満開予想日は4月2日、花巡りが楽しみなことです。

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