goo blog サービス終了のお知らせ 

花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

太鼓踊りの思い出 2013年夏 2021/08/27(鹿児島)

2021-08-27 15:46:32 | 祭り・伝統行事
2年続きのコロナ禍で、鹿児島でも殆どの祭りが中止されています。
コロナ禍の早い収束を願いつつ、2013年夏の太鼓踊りを振り返ります。

踊り名クリックで当時の記事へリンクしています。祭りの内容紹介などもありますので、ぜひご覧ください。

2013/08/11 薩摩川内市 児美神社 城上(じょうかみ)太鼓踊り


例年8月上旬の日曜日に奉納される、若者たちの軽快な太鼓踊りです。

2013/08/15 南さつま市 大浦町の日新祠堂 大浦太鼓踊り


毎年8月15日に踊られます。大らかで優雅な動きで、太鼓は叩かずこする程度です。踊りやすさのためでしょうか、足元は裸足でした。

近くの西福寺でも慰霊のために踊られます。毎年10月27日の加世田津貫の天御中主神社の太鼓踊りと踊り方が似ています。

2013/08/16 姶良市加治木町 春日神社 加治木太鼓踊り


毎年8月16日に踊られ、ホタ振りが先導役を務め、鉦叩き、太鼓打ちが続きます。大きな刀を差し、口ひげを付け、鉦・太鼓ともに勇壮です。

2013/08/21 姶良市蒲生町 蒲生八幡神社 蒲生太鼓踊り


毎年8月21日に踊られ、加治木太鼓踊りとほぼ同じです。町中を踊りながら進み、大楠のある神社境内で踊ります。踊りの締めに若者が太鼓を打ち鳴らして飛び跳ねます。

2013/08/25 いちき串木野市 長田神社 市来川上踊り


川上地区の小中学生を中心に、例年8月下旬の日曜日に踊られます。

2013/08/25 薩摩川内市入来町 諏訪神社 下手副田楽一本矢旗踊り


例年8月下旬の日曜日に入来地区の3団体ほどが、それぞれ個性的な太鼓踊りを奉納しています。

2013/08/28 日置市吹上町 南方神社 伊作太鼓踊り


毎年8月28日と29日に町内6地区の保存会が交代で踊っています。大きな矢旗が特徴的で、2日間とも朝8時頃から夜8時過ぎまで町内各所で踊られます。

2013年夏には各地の太鼓踊りに出かけました。2010~2012年に撮影した画像の殆どを外付けハードディスクの故障で失い、記録保存の大切さを思い知らされ、挽回に努めた夏でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曇り空 津貫豊祭太鼓踊り 2019/10/27 (鹿児島)

2019-10-28 15:57:28 | 祭り・伝統行事
10月27日(日)南さつま市加世田津貫の太鼓踊りに出かけました。
天御中主(あめのみなかぬし)神社に津貫豊祭(つぬきほぜ)太鼓踊りが奉納されました。

さらしを締め上げて太鼓を固定 以下の画像は10月27日に撮影


いよいよ踊り本番 頑張れよ


こちらは余裕のベテラン


祭りは毎年10月27日に奉納されます。今年は日曜日で観客が多め。干河(ひご)、中間(なかま)の2団体が踊りました。6年ぶりに訪れましたが、曇り空で明暗差の少ない撮影条件でした。カメラマンも多めでしたが、顔触れは大半が入れ替わり、小型脚立利用者も目立ちました。

踊りは予定通り10時20分に開始。最初に踊り手が輪になって鉦に合わせて太鼓を打ち、掛け声勇ましい場面がありました。「ミッキ」と呼ばれる他の太鼓踊りには見られない独特のものです。奉納踊りを前に機運を盛り上げます。多くのカメラが取り囲みましたが・・・・・私は動画記録操作に失敗、残念。

丸く輪になって踊る


動きは大きいが太鼓は殆ど叩かない


2013年の記録を振り返ると、こまめに動いていろんな場面を写しているようです。今回は動画記録を主にして一脚を使いました。三脚よりも軽いので移動しやすいものの、三脚のように横に置けません。脇に抱えているので、右手だけでもう一台のカメラを操作しにくいのは仕方ないところ。

午前中の奉納である前庭(まえにわ)が終了


太鼓と背飾りを整頓


これから昼食 後庭(あとにわ)は12時10分開始予定


今回は昨日の農作業疲れが残っていて、前庭終了で撮影を切り上げました。境内に敷かれたシート上で昼食が始まるところです。懐かしい村祭りの趣を残す光景を見ていると、幼い頃が思い出され感慨深いものがありました。

2013年に撮影した津貫豊祭りについては、こちらからご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川辺の秋 下山田東区太鼓踊り 2019/10/19 (鹿児島)

2019-10-20 14:27:16 | 祭り・伝統行事
10月19日(土)今年は下山田東区太鼓踊り保存会が奉納しました。

竹屋神社境内での奉納 南九州市川辺町勝目地区


踊りの世話人


8時に鉦が鳴り始めました・・・今年も遅刻して残念・・・境内に行き着いたときには最初の踊りが終わっていました。雲は多めながらも雨は降らず幸いでした。

竹屋神社は木立から朝日が差し込んで明暗差が大きいところです。この日は曇りでカメラマンは少なめ、撮影しやすい光の状態でした。

太鼓踊りについて鹿児島県ホームページから引用して紹介します。

勝目地区の太鼓踊りは,上山田・中山田・下山田の3地区4団体で構成されています。4年に1度交代で,竹屋神社の豊祭(ホゼマツイ)に奉納されるため,「ホゼオドイ」とも言われます。勝目地区の太鼓踊りは,慶長年間の朝鮮出兵に従軍した際に,それぞれ「出陣」(上山田),「凱旋」(中山田),「帰陣」(下山田2団体)の様子を踊ったと伝えられています。

 「中入り」(鉦と小太鼓)という花笠と振袖を着用した4人を中心に,脇太鼓(ワッデコ)が囲むようにして踊られます。脇太鼓は,浴衣に博多帯,サラシの鉢巻で,上山田と下山田では背中に武具(ナギナタ)を背負います。中山田は,凱旋の踊りのため,武具を背負っていません。

また,下山田の武具は激戦のため刃こぼれした様子を表現しています。踊りの隊形も4団体とも若干異なっていますが,3集落で1組の踊りとなっています。下山田東区、下山田西区、中山田、上山田に保存会があり、一年交代で踊りを奉納しています。(引用終わり)

太鼓踊りの巡回行路図


東研修館を拠点にして7時過ぎから22時前まで勝目地区内の公民館や事業所などをこまめに巡回して踊ります。

踊りの巡回先は駐車スペースも踊りの場も狭いところが大半です。踊り一行の行動を邪魔しないよう、君野公民館と永勝寺で撮影させてもらいました。

君野公民館 小学生の俳句


永勝寺(真宗大谷派)境内



高田命水などを巡る

掛け干し風景 竹屋神社近く


早くもツワブキの花 高田命水の駐車場横の清流


水引草 高田石切場近く


金木犀の花盛り 君野地区


アメリカ芙蓉 永勝寺近く


昨年は10月19日に訪れたものの、祭り日程が翌日にずれていて撮影できませんでした。その際に廻った高田命水周辺に今年も立ち寄りました。命水駐車場横の作業小屋は撤去され、高田石切場跡では電気工事が進んでいるようでした。

高田磨崖仏では一本だけ彼岸花が残っていました。命水汲み場には次々と水汲みの人がやってきました。ここは地元の人々が大切に管理し、駐車場、トイレ、そうめん流し場もありました。口当たりまろやかな水が豊富で、鹿児島市に近ければ多くの車が押し寄せそうな場所です。

帰り道、日置に立ち寄る

八重咲の芙蓉


大根に水を掛ける


10月10日に種蒔きした大根が発芽し双葉が少し広がったところでした。全く雨が降らないため一部は萎れかかっていましたが、水を掛けると双葉に勢いが戻ってきました。

八重咲の芙蓉が咲き始めていました。この夏から一切水を掛けていませんがきれいな花です。週間予報では全く雨マークがありません。数日おきに水掛に通わないと大根の成長は望めそうにありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稔りの秋 さつま町船木豊年踊り 2019/10/06(鹿児島)

2019-10-07 17:10:45 | 祭り・伝統行事
10月6日(日)さつま町船木地区の豊年踊りに出かけました。
旧宮之城町の船木地区で3年に一度開催されています。

10月6日 NHK朝のニュース


社会情勢は変化が早く、令和元年10月の世情はどうだったのか振り返るときに大切な情報です。皆で支える公共放送NHKをぶっ壊してはいけません。

町を見下ろす丘に建つ平和の塔 以下の画像は10月6日撮影


文化センターの駐車場に車を止めると目の前に平和の塔がありました。日清戦争以降の戦没者慰霊碑で、下の石板には明治天皇御製「世とともに語り伝えよ国のため命を捨てし人のいさおを」が刻まれています。

旧宮之城町は若いころ仕事でお世話になったところです。寄付者名には懐かしい人々の名前があり、顔が思い浮かび感慨深いものがありました。

村祭り感のある手作りの進行表など 船木地区農業構造改善センター


主催者及び来賓あいさつなどの後、13時頃から15時前まで踊りが続きました。最初は棒踊り、他の3団体は太鼓踊りでした。

棒踊り 船木旭保存会


今回は少し遠い位置から動画を中心に記録・撮影しましたが、打ち合わせる棒の音がきれいに響き合い耳にも気持ち良い踊りでした。旗持がテントのある本部とは逆の位置に立っています。紫尾山または近くの神社などへ奉納する形で踊っていたのかも知れません。

髷(まげ)踊り 船木西保存会


ネットで検索すると島田髷踊りの情報が沢山出てきますが、さつま町の髷踊りについてはごくわずかです。私は初めて見る踊りで、形式は太鼓踊りですが踊り手は顔に赤い覆面を付けて、大きな傘の骨のような赤い花飾りを背負っています。

太鼓は一般的な太鼓踊りよりも薄く、バチは木の棒。拍子木よりも大きく大変な腕力と思いましたが桐製品でした。手首に紐を掛けて持つため見た目よりも動かしやすく、持たせてもらうと手になじむ軽やかさでした。

疱瘡退疫を願う踊りのようで、足を高く上げ走り回りながら太鼓を打つ激しい踊りでした。他の太鼓踊りの若者がもっと足を上げて高く飛び跳ねろと励ましていました。

三本矢旗踊り 船木下保存会


鹿児島県内各地に今も多くの太鼓踊りが継承されていますが、大半は神前境内での奉納踊りです。これほどの広い場所で踊るのは珍しく、動きも大きいため若者でないと体力が続かないでしょう。

動画記録の利点は動きもさることながら、鉦と太鼓の音が入るので振り返ってみるには最高です。それぞれの動画は平均2分程度ずつ記録。ビデオ専用機に比較して一眼レフの動画機能はどちらかと言えばおまけのようなもの。

ズームをいじるうちにピントリングも動かしてしまい、微妙なピンボケ動画もありました。また、カメラを乗せた三脚を担いでの移動は他の観客やカメラマンの迷惑にもなり行動が制約されます。

一本矢旗踊り 船木東保存会


観客は強い日差しを避けるように桜並木の下に集まっていました。本部テント横には多くのカメラマンが固まり、まるで指定席のようになっていました。画面に白いテントが入るのを嫌っているようでした。

踊り手は若手が中心ですが、この日はここ以外でも地区内で踊るとのこと。年ごとに秋の行事があり、踊りは3年に一度の開催でも大変なようですが、それを感じさせない若者たちの熱気があふれていました。

久富木地区に立ち寄る


文化センターの山手側から宮之城線跡の道路を入来方向に進み、薩摩山崎駅跡近くに立ち寄りました。1987年(昭和62年)に廃止され30年以上が過ぎていますが、今も腕木式の信号機がしっかりと残っています。

道の角には田の神様


彼岸花は終わってコスモスが咲き始め、稲刈りも始まっていました。

またも台風発生 農家は忙しい


話を伺うと台風19号が発生したため、乾燥機械に入る分だけさらに別な場所の稲刈に移動するそうです。2条刈のコンバインは500万円ほどとのこと。トラクター,田植機、運搬車両なども考えると莫大な金額です。大規模経営でないと、機械代金回収だけでも大変な苦労でしょう。

知人は1000万円ほどの大きなコンバインを持っていて6丁歩も稲作をしているとのこと。平坦地で耕地面積が広く規模拡大には有利なのでしょう。農家の高齢化が進み、国際競争もある中で頑張っている姿が一層頼もしく見えました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風一過 花尾神社秋の大祭 2019/09/23 (鹿児島)

2019-09-23 18:22:30 | 祭り・伝統行事
9月23日(月)秋分の日、花尾神社大祭に太鼓踊りなどが奉納されました。
台風17号は東シナ海から対馬海峡を通過し、日本海を進んでいます。心配された空模様は青空が大きく広がり、強い日射が照り付けました。

台風進路予想図 NHK6時のニュース


稲田に大きな影響なし


奉納演芸などのプログラム


花尾太鼓踊り






大平(おおひら)獅子舞踊りの一場面 退治した獅子を従える


西上(にしかみ)太鼓踊り


スタッフのTシャツ


一昨年の長野県「第30回国宝松本城の太鼓まつり」イベントに参加された時のTシャツ。西上は鹿児島市郡山町東俣の南方小学校周辺の地名だとのこと。

蟻の花尾詣で 一行が到着


鶴丸城跡から花尾神社までの約17kmを歩く時代行列です。今年は子供神輿に先導され、予定よりも早めの到着でした。

伝統芸能の継承が難しい中、小学生などの参加もあり今年も元気一杯の踊りを堪能させてもらいました。動画でも記録ができて幸いでした。

踊りの皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。年によって天候は変わりますが、今年も元気で祭りを楽しむことができました。自身の健康に、家族に、感謝、感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊作太鼓踊り 田尻保存会 2019/08/28 (鹿児島)

2019-08-29 13:20:21 | 祭り・伝統行事
8月28日(水)今年も伊作太鼓踊りが南方神社に奉納されました。
日置市吹上町伊作地区の6保存会で継承され、今年は田尻地区が担当しました。

踊りは始まっていた 9時44分 南方神社 以下の画像は8月28日に撮影






佐賀県などの大雨報道が気になり出発が遅れ、南方神社境内では踊りの奉納が始まっていました。例年にも増して多くのカメラマンが集まっていました。

九州北部に大雨を降らした南からの暑い空気のせいか、曇り空ながらも蒸し暑く踊り子さんには大変なことだったと思います。

奉納を終えて体を冷やす踊り子さん


娘さんたちでしょうか、首元を冷やして水分補給。ここ数年見かけるようになった携帯扇風機で風を送る姿が愛らしく、実に微笑ましい光景でした。今日と明日、多くの場所を移動して踊りが続きます。皆様大変お疲れさまです。

鳥居の下で記念撮影


きょう一日頑張ってね 細かく気遣う付き添い家族


多宝寺跡へは歩いて移動


踊り子さんは花笠姿で鉦と小太鼓を叩く6人、大きな矢旗を背負って太鼓を打ち鳴らす24人。保存会の役員さんなどの他、踊りの進行役を務める人、家族などの支援者が付き添って28日と29日、それぞれ夕方まで吹上町内を移動して踊りを披露します。

列をなして多宝寺跡に上がる 10時46分


足元の草芝が美しい


ここからはトラック2台に分乗して移動 11時15分


毎年のように撮影に出かけていますが、今年は動画を主に記録しました。踊りの動きだけでなく力強い太鼓の音、小気味よい鉦の音も記録されているので何度も再生して楽しめます。

動画記録機能が付いている一眼レフカメラを持っていても、実際に動画記録をしたことのない人が多いようです。使ってみると結構楽しめますのでおススメです。専用のマイクを付けると音声機能も上がり、記録用には十分だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二渡南方神社で郷土芸能奉納祭 2019/08/25 (鹿児島)

2019-08-25 17:41:22 | 祭り・伝統行事
8月25日(日)さつま町二渡の南方神社に郷土芸能が奉納されました。
幸いにも雨は強くならず、息の合った伝統芸能を楽しませていただきました。

二渡(ふたわたり)南方(みなみかた)神社 以下の画像は8月25日撮影


さつま町二渡地区の伝統芸能奉納祭は3年に一度開催されています。台風10号が通過したお盆以降は天候がぐずつき気味です。

この日も朝から雨模様で、会場を近くの山崎小学校に変更するかどうか、主催者は大いに悩まれたようです。踊り子さんの熱意が通じたのでしょう、小雨も降りましたが影響なく無事に伝統芸能が奉納されました。

一本矢旗太鼓踊り 二渡保存会


秋津舞の一行 折小野(おりこの)保存会


秋津舞 


秋津舞は一時途絶えていたものを復活されたものとのこと。衣装が現代的で、口元にはタオルマスク、サングラスをかけて踊る人もありました。踊りのクライマックスでは若者たちが一斉に社殿前に駆け上がるというかなりユニークな踊りでした。

太鼓の胴に貼られた一本矢旗踊りの進行表


一本矢旗踊り 須杭(すくい)保存会








祁答院の馬頃尾(まころべ)太鼓踊りとほぼ同様の踊りです。天候が危ぶまれたこともあるのでしょうか、踊り子が渦巻き状に収束していく「ビナ巻き」は見られませんでした。

二渡町公民会 手踊り 宮之城音頭


おそらく昼食をはさんで午後からも同様に踊りが奉納されるものと思われます。前庭、後庭と呼ばれる前後2回の奉納スタイルですが、現在ではあまり見られません。撮影した時間帯は9時半頃から11時過ぎまで。昨日の地元紙、南日本新聞に踊りの練習風景などが紹介されていました。

この日はお隣の薩摩川内市入来町でも太鼓踊りの奉納がありました。帰路の車中から物産館前の駐車場で踊る様子が見えました。夏休み最終盤の日曜日、天気の悪い中に関係者の皆様には大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さに負けず 蒲生太鼓踊り 2019/08/21 (鹿児島)

2019-08-22 15:28:29 | 祭り・伝統行事
8月21日(水)数日来の悪天候が回復、残暑の厳しい一日となりました。
姶良市蒲生八幡神社に伝統の太鼓踊りが奉納され、暑さを吹き飛ばす力強い鉦太鼓が響き渡りました。

朝から晴れ渡る 以下の画像は8月21日に撮影


蒲生町辻通の出発地で準備を整える 


姶良市長さんの挨拶


毎年8月21日に踊られています。9時から出発式があり祭りの代表者、市長さんの挨拶などがありました。今年の踊り順は、春花(はるけ)、川東(かわひがし)、北(きた)、下久徳(しもきゅうとく)保存会の順でした。

間もなく出発 緊張の時 北保存会


力強い鉦と太鼓の音


一行は9時10分から、およそ5分間隔で順次出発、辻通を踊りながら神社に向けて進んで行きました。

蒲生八幡神社での奉納風景










21日は夏休み中の登校日、小学生たちがそろって見学に訪れていました。厳しい夏の日差しが照り付け例年よりも観客は少なめ。各地の祭り撮影で会うことの多い知り合いのカメラマンもこの日は数名程度。

見渡すと殆どの観客は木陰に集まり、カメラマンもいつしか陰で動きが少ないまま。自分も同じような状態で苦笑することでしたが、各保存会の踊りは暑さをものともせず力強く奉納されました。

今年も動画記録をしました。長時間の録画は自分でも見るのが大変だと気付き、今回は2分程度の映像を10回ほど記録しました。編集ソフトを使って整理すれば良いのですがそこまで手が回っていません。

鉦叩きの若者


元気を取り戻した境内の大楠


鹿児島県内各地には今も多くの太鼓踊りが伝承されていますが、一方で踊り団体が急速に減少しています。中には途絶えてしまった所も多く、過疎・高齢化が極まった感があり寂しいことです。

蒲生の太鼓踊りは、踊り手が幼児から小学生~青年、壮年層まで幅広く、女子の参加も多いのが特徴です。各地で伝統継承に苦労されている中、頼もしいことです。この日は昼食後も地元で踊りを披露されるとのことでした。

夏の最中の練習期間を含め、踊り関係者の皆様には大変お疲れさまでした。これからも元気な踊りを楽しみにしています。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上がり 加治木太鼓踊り 2019/08/16 (鹿児島)

2019-08-16 18:35:35 | 祭り・伝統行事
お盆の鹿児島に恵みの雨を降らせてくれた台風10号が通過。
8月16日朝方、雨上がりの春日神社に太鼓と鉦の音が響き渡りました。

春日神社の新しい鳥居 姶良市加治木町 以下の画像は8月16日に撮影


帰宅後に昨年の画像と見比べ、改めて境内の鳥居に気付きました。周囲の濃い緑に負けず真新しい存在感がありました。今年は8時20~50分の間に西別府と木田の保存会が踊りを奉納しました。

西別府保存会の吉左右踊り






吉左右(きそ、きそう)踊りについて、鹿児島県のホームページから引用して紹介します。

太鼓踊りに付随した踊りで吉左右踊りがあります。西別府地区だけに伝わるこの踊りは,もともと豊作を祈願する棒踊りが変化したもので,2列に並ぶ踊り手は,朝鮮軍と島津軍に分かれ,戦の様子を演じます。

また,白・赤の化粧をした二人のドラ打ちは,血なま臭い戦場でユーモラスな動きを加え,笑いを誘う狐役です。(引用終わり)

西別府保存会の太鼓踊り






同じく太鼓踊りについて鹿児島県のホームページから引用して紹介します。

江戸で駿河の念仏踊りが練り歩いたところ,大流行していた疫病が下火になったという話を島津義弘が聞き,文禄・慶長の凱旋祝いに家臣に習得させ,薩摩に持ち帰ったといわれています。

太鼓踊りの先頭に立つのは「ホタ振り」といい,太鼓と鉦に合うようにホタや扇を振り,踊りの指揮を取るように踊ります。その後ろには「鉦打ち」が4人続き,歌に合わせて鉦を打ちます。「太鼓打ち」は,道太鼓(行進)の時は2列縦隊で,庭踊りの時は円形になり左まわりにまわって,足をはねて賑やかに踊ります。

太鼓踊りは,昔は雨乞いの時も踊ったといい,疫病や災厄をもたらす悪霊や御霊を鎮めて,勇壮・豪華な踊りや華やかな行列で送り出そうとするもので,農村生活に密着した野趣にあふれた群舞です。吉左右踊・太鼓踊は,昭和36(1961)年8月16日に,鹿児島県無形民俗文化財に指定されています。(引用終わり)

木田保存会の太鼓踊り






3枚目の画像は動画の1フレームを静止画に保存したものです。カメラで連写した中にはこの場面は入っておらず、今後の撮影の参考になりました。

春日神社を後に




今年の梅雨は前半が雨不足、梅雨は長引き後半は大雨被害も出ました。梅雨明け後は連日の暑さに閉口、ようやく台風10号の雨で一息ついた感じです。このところ体調が今ひとつでしたが、太鼓踊りを撮影できてありがたいことでした。

夏至の頃に比べると日の入りが早まっており、この暑さもしばらくの我慢でしょう。強烈なお日様の照り付けにはかないませんので、無理をしないよう日々を大切に過ごしたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂の祭典 リトルモンスター 2019/05/02 (鹿児島)

2019-05-03 17:37:52 | 祭り・伝統行事
5月2日(木)雨上がり、2019吹上浜砂の祭典へ出かけました。

3日続きの雨が上がる 以下の画像は5月2日に撮影


5月1日に開幕したものの小雨模様のため出かける予定を中止。2日は朝から晴天に恵まれ小さな子供連れを中心に多くの観客で賑わいました。

展望台に「新天皇陛下御即位」の慶祝垂幕


展望台からの会場風景


普段はグランドゴルフ場 砂丘の杜きんぽう


巨大昆虫との遭遇 (株)九州電工みなみさつま営業所


今年のテーマはリトルモンスター。
迷い込んだのは大きくなったり、小さくなったり、不思議な世界。

夢の中じゃないの~? 枕崎砂像クラブ


巨大化した昆虫に追われ、工作で作ったトロッコ列車に乗って逃げる様子を砂の像にしたとのこと。

Fairy land ~妖精といっしょに~ 松木由子


砂が固まり切っていない間の雨で少し砂像が崩れたそうです。固めた砂をコテ先で丁寧に削り込んで修復していました。

毎年のテーマ選定に苦心されているようですが、今年は砂像の原点に戻ったような子供たちに判りやすい楽しさを感じました。

幼い頃を思い出す光景


子供の頃の怖い夢 砂像の一部 ルスラン アルスラインバイエフ


人気の「令和」額 日本砂像連盟


砂像前には数組の記念撮影順番待ちができていました。
5月1日から5日まではゴールデンステージで夜は砂像がライトアップされ花火が上がります。

5月7日から26日まではセカンドステーで入場料がおよそ半分になります。会場横に駐車区画が設置され、手軽に砂像鑑賞ができます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。