花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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2013 蒲生太鼓踊り(鹿児島県姶良市)

2013-08-21 17:18:29 | 祭り・伝統行事
毎年8月21日に姶良市蒲生町(あいらしかもうちょう)の蒲生八幡神社に奉納されています。今年の奉納順は北、下久徳(しもきゅうとく)、春花(はるけ)、川東(かわひがし)保存会でした。



9時過ぎから開始式があり4地区を代表して北保存会長が挨拶をされました。踊りは9時15分から順に蒲生町商店街通りを出発しました。



太鼓踊りの内容は8月16日の加治木と大体同じです。ホタ振りの少年が先頭で軽やかに舞い、後ろには鉦打ち、太鼓は両側に縦列で踊りながら神社方向に進んでいきます。通りは道路の白線や電柱電線が邪魔をして、私的には好みでありません。



鉦打ちの人の間に見えるのが八幡神社の社殿です。平日ながら木陰には多くの観客が集まっていました。



右後ろに見えるのは大きな楠です。国指定特別天然記念物で幹周 24.2m 樹高 30m 樹齢 伝承1500年、日本最大とされ蒲生町のシンボルです。

ここ蒲生八幡神社神職の山之内さんは日本維新の会の衆議院議員です。昨年の選挙で九州比例区31歳での初当選です。



加治木の太鼓踊りと同様に鉦打ちは衣装も動きも派手です。時折足を高く跳ね上げて力強く鉦を叩き、敵陣に果敢に攻め込むような仕草に見えます。



ここでは踊りの最後に数名の若手太鼓打ちが特別に太鼓を打ちます。特に一人で飛び跳ねながら太鼓を打つ様は躍動感にあふれ、観客から大きな拍手が送られていました。

どこでも伝承行事の後継者不足は深刻で、最近では女性の太鼓打ち、鉦打ちも頑張っています。壮年から幼児まで家族そろって参加されている保存会もあるようでした。

小学校の教育行事として取り組んでいるところも増えており、秋の運動会や学校の校庭で披露されるところもあります。



10時半からの奉納は11時50分頃に終了しました。昼食休憩の後は各保存会の地元でも踊りを披露されるようです。例年にない猛暑の中、最後は桜島の火山灰も少し飛んできていました。踊りに参加された皆様には大変お疲れ様でした。力強い踊りを見せていただきありがとうございました。
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